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パフォーマンス入門A(舞台創造)

科目
パフォーマンス入門A(舞台創造)
区分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
5610031
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 火/78
単位数
2単位
担当者名
菊地 芳子 他
授業の概要
パフォーミング・アーツの本質を真に理解するためには、理論と実践を有機的に結び付けることが望まれる。そのためには、具体的な創造活動の場の中でグループによる実習を行い、プロダクション・ワークとしてパフォーミング・アーツを総合的に学ぶ事が大切である。この授業では、パフォーマンス(上演・発表)という芸術創造過程の全体を体験的に理解することを目的としている。また、この授業では、パフォ-マ-(俳優・ダンサー)もその構成要素の一部と考えるので、パフォーマンスを想像するスタッフ・ワーク(舞台監督・舞台美術・舞台照明・舞台衣裳・宣伝美術・表方など)もパフォーマーと同様に重視する。
(1)このシラバスには、全体的な事が書かれているので、各プロダクション(グループ)によって内容が異なる。例えば、演劇発表が主となるパフォーマンスでは、履修者全員による研鑽時間が多くなる。また、舞踊発表が主となるパフォーマンスでは、基本レッスンや振付に費やされる練習量が多くなる。
(2)実習の授業回数は、15回ではなく、一日の実習を一回として、およそ30~50回程度になる。
(3)実習に際して、個人使用の消耗品・衣裳・メイクアップ用品等は、受講者負担となる。
(4)グループワークであるため、他者に迷惑をかけないよう、受講者は皆出席が原則である。
到達目標
単なる演劇・舞踊の発表会ではなく、創造過程における履修者の研鑽・調査・協調・成果が厳しく問われる実習にしたい。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
実習の準備、プロダクション(グループ)分け。 パフォーマンスの内容と形式の決定。台本等の準備。プロダクション内容の理解と把握
第2回目
実習の準備、プロダクションの確認。 作品研究(リサーチ)・本読み・基礎レッスンなど。作品に関する基礎リサーチ
第3回目
リサーチ。 作品解釈の統一など。異なる解釈の事例リサーチ
第4回目
リサーチ。 道具帳の作成、舞台模型の製作、衣裳デザイン、音響効果のプランニングなど。各種基礎資料作成準備
第5回目
プラクティス。 稽古、スタッフ会議、広報関係の準備など。同上
第6回目
プラクティス。 稽古、大道具の製作、小道具の製作。衣裳の製作、プログラム(パンフレット)の製作。同上
第7回目
レッスン。 稽古、代道具の用意、衣裳調べ、照明デザインなど。リハーサル・プロセスの点検
第8回目
レッスン。稽古、照明機材の点検など。同上
第9回目
レッスン。稽古、照明仕込図作成など。同上
第10回目
リハーサル。通し稽古、照明用Qシート/ディマースケジュール/サ-キットスケジュ-ル作成など。同上
第11回目
リハーサル。通し稽古、舞台仕込み、装置の建て込み、照明の仕込みとあたり合わせ、音響の仕込みとサウンドチェックなど。最終仕上げのための各種準備
第12回目
テクニカル・リハーサル。全場面のきっかけ合わせ。同上
第13回目
舞台稽古・ゲネプロ。本番通りの通し稽古。同上
第14回目
パフォーマンス。観客を迎えての上演・本番操作・舞台転換。万全の体制で公演に望む
第15回目
実習のまとめ。片付け・反省会・記録作製。全プロセスのフィードバック資料作成準備

教科書
上演台本、楽譜、その他。
参考文献
その都度紹介する。
成績評価方法
(出席・探究心・成果・記録など)100%
そのほか受講者への指示/メッセージ
この授業は集中で行うため月曜日から金曜日までの7・8限目に他の授業の履修は出来ません(但し必修は除く)。
詳細に関してはガイダンスを行う。
ガイダンス日程等に関してはBbに掲示するので必ず確認をすること。

更新日:01/15/2007
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