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担当別５０音一覧

科目	舞台照明	区分	パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード	5610147	開設セメスター	6S
曜日・時限	秋　金/34	単位数	2単位
担当者名	菊地　芳子

授業の概要

舞台照明デザインの実際的研究。舞台で上演される演劇の台本やオペラの楽譜の中には創造の基がある。作者が観客に何を伝えようとしているのかを読み取ることが大切であり、そこから何を表現すべきかを考えて照明のデザインは創られる。そして、観客に伝えるものを表現するためには、正しい技術を使うことも大切なことである。舞台照明デザインを考える上で必要な様々な知識を学ぶと共に作品の本質を理解し、作品を支える芸術としての光の表現について考察する。

到達目標	舞台照明の役割とデザインそしてデザインプロセスを理解し、作品に良くとけ込んだ光の効果の表現方法を習得する。

授業計画	テーマ	内容	学習課題
第1回目	舞台芸術に於ける照明の表現	授業の進め方のガイダンス。 ショートテスト。	舞台芸術体験を通して感じていること等を整理しておく事。
第2回目	舞台照明の定義	ディスカッション	課題を元にプレゼンテーションを行う。
第3回目	舞台照明の役割	ディスカッション	〃
第4回目	舞台美術の変遷	先人の知恵や功績と舞台照明の歴史。	〃
第5回目	写実演劇の照明デザインプロセス	戯曲研究	各回のテーマについてリサーチを行う。
第6回目	〃	作家研究	〃
第7回目	〃	照明デザインの基本方針	〃
第8回目	〃	舞台装置デザインの把握	〃
第9回目	〃	会場条件と舞台機構	〃
第10回目	〃	必要書類の作成	〃
第11回目	〃	照明デザインのプレゼンテーション	〃
第12回目	照明デザインの実際	舞台美術展に於ける照明デザイン	授業時間外の集中授業も行う。
第13回目	〃	玉川大学音楽祭に於ける照明デザイン	〃
第14回目	〃	年度末の各種授業発表会での照明デザイン	〃
第15回目	まとめ	各種デザインの講評	必要書類の提出

教科書	プリントを配布する。
参考文献	舞台照明学　上巻、下巻／遠山静雄／リブロポート。　舞台照明／大庭三郎／オーム社。　舞台・テレビジョン照明　基礎編／（社）日本照明家協会。　日本舞台照明史／（社）日本舞台照明家協会。　他、その都度紹介する。「舞台照明学　上巻、下巻」遠山静雄（リブロポート）／「舞台照明」大庭三郎（オーム社）／「舞台・テレビジョン照明　基礎編」（日本照明家協会）／「日本舞台照明史」（日本舞台照明家協会）／「照明の操作から制御へ」（日本舞台照明家協会）／「ステージ＆ライティングの現場」（リットーミュージック・ムック）／「ハロー！バックステージ」（シミズオクト）／「ロックコンサートのためのステージライティング入門」加藤憲治（レクラム社）／「新編・舞台テレビジョン照明［知識編］（日本照明家協会）／「新編・舞台テレビジョン照明［技能編］（日本照明家協会）／他、その都度紹介する。
成績評価方法	課題３０％／最終課題7０％
そのほか受講者への指示／メッセージ	履修するには「劇場技術B」「芸術演習A（菊地）」を修得していること。また「芸術演習B（菊地）」の同時履修が望ましい。 授業に必要な服装と工具等は、各自で用意すること。