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絵画基礎

科目
絵画基礎
区分
メディア・アーツ学科科目群
授業コード
16201265620057
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 金/34秋 水/78
単位数
2単位
担当者名
大泉 由美子
授業の概要
コンピュータによる作品制作や映像メディアを用いた芸術表現など表現メディアが多様化した今日、その基礎となる絵画や映像空間に関する理解がますます重要度を増しています。これらの共通的な造形要素は色彩や形体・コンポジション・発想法などであり、本講ではこれらの要素を習得し、造形感覚と基礎となる技術を身につけていきます。
到達目標
前半では正確に対象を把握し、写実的に表現するデッサン技術を習得する。後半では、色彩や形体等の平面構成の諸要素を表現の意図に沿って使えるようになる。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
導入、絵画における思考の表現 ものの見えと表現の対象(モチーフ)、材料と用具、イメージの視覚化と視覚言語ケント紙(B4、18枚綴じ程度のもの)1冊、
クロッキー帳(A4以上)1冊、
鉛筆(異なる硬さの鉛筆5本以上)、
練り消しゴム。
毎回同じ用具を持参する。
第2回目
モチーフの骨組みと構造 立体の描き方、構造や基本的形体の把握
第3回目
絵画における構図 構図と表現、ポジティブスペースとネガティブスペース
第4回目
絵画における質感 素材の違いと調子のつけ方、光と陰による立体表現
第5回目
絵画における動き クロッキー、線による表現
第6回目
絵画における距離 遠近法、透視図法、大きな空間の把握
第7回目
まとめ 講評
第8回目
色彩1材料と用具
色彩原理と色彩体系
これまでの用具に追加し、絵の具、筆、定規、マスキングテープ、他を持参する。詳細は授業時に説明する。
第9回目
色彩2色彩構成と色彩調和、トーン
第10回目
色彩心理色彩の感情効果とイメージ
第11回目
形体構成要素点・線・面などの形体構成要素
第12回目
構成的コンポジション1重心の配置
黄金比、白銀比、等量/等形分割による造形
第13回目
構成的コンポジション2いろいろな数列・調和法による造形表現
第14回目
絵画のイリュージョン造形の錯視と無理図形
第15回目
まとめ講評

教科書
必要に応じてプリントを配布する。
参考文献
必要に応じて資料を提示する。
成績評価方法
毎週の課題作品60%。第7回目、15回目の提出課題作品各20%。教科目の理解を提出作品を通して評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
毎週課題作品と簡単な予習レポートを提出してもらいます。作品制作時間を授業時間外で確保してください。

更新日:01/15/2008
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