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博物館学IIB

科目
博物館学IIB
区分
ビジュアル・アーツ学科科目群
授業コード
5630059
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 水/34
単位数
2単位
担当者名
柿﨑 博孝
授業の概要
この講義では、博物館資料のドキュメンテーションの目的、意義、方法、ならびに資料の維持・管理面における環境や資料の整備に関する内容を理解することを目的とする。具体的には、資料の調査、登録、記録、情報の整理、コンピュータによる情報管理、保存環境整備、資料修復などについて時に実習的要素を織り交ぜながら、博物館活動のシステムやそのあり方を探っていく。同時に、博物館資料論に関係する博物館建築、資料の活用、利用者との関わりなどについても考えていきたい。
到達目標
博物館資料からさまざまな情報を抽出し、それを博物館活動の中で活用する術を会得する。また、博物館の諸活動と博物館資料のと関連を通して、そのシステムを説明できる。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
イントロダクション 博物館を取り巻く状況博物館の役割を理解しておく
第2回目
博物館資料 博物館資料とは何か前週配布の資料をよく読みこんでおく
第3回目
資料整理の流れ 資料の受入と資料整理前週配付の受入から収蔵までの流れに関する配布資料をよく理解する
第4回目
 〃 資料の情報整理 〃
第5回目
 〃 資料の収蔵 〃
第6回目
 〃 博物館における情報の活用と管理博物館の情報にはどのような種類があるか考えておく
第7回目
資料保存と修復 資料の保存資料保存に関する配布資料を理解する
第8回目
 〃 〃 〃
第9回目
 〃資料の修復修復に関する前週配布の資料をよく読みこんでおく
第10回目
博物館資料と施設・設備博物館建築博物館建築に関する配布資料をよく理解する
第11回目
 〃 〃 〃
第12回目
博物館資料と利用者 博物館の利用者について知る各自の博物館体験を整理しておく
第13回目
 〃 〃 〃
第14回目
 〃博物館とサービス 〃
第15回目
これからの博物館博物館の問題点や課題各自博物館の問題点や今後の課題をを整理しておく

教科書
適宜プリント配布
参考文献
倉田公裕・矢島國雄『新編博物館学』東京堂出版 1997年、有元修一編『博物館資料論』樹村房 1999年
成績評価方法
レポート60%、授業提出物・小テスト20%、授業への参加度20%
そのほか受講者への指示/メッセージ
博物館学という内容上、博物館を積極的に訪問し、利用者の視点から施設や活動をよく理解してほしい。

更新日:01/19/2009
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