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卒業プロジェクト

科目
卒業プロジェクト
区分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
16101705610168
開設セメスター
7S8S
曜日・時限
春 集中秋 集中
単位数
2単位
担当者名
菊地 芳子
授業の概要
舞台照明・劇場技術分野の研究を総括する科目である。戯曲のテーマと演出家や振付家の意図を読み取り、舞台照明でその世界を創造する。
到達目標
舞台照明デザインを構築するプロセスを説明できる。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
戯曲解釈 台本の熟読。ストーリーを把握すると共にテーマを見出し戯曲の構造を理解する。
第2回目
作家研究/作品研究 戯曲の背景についてのリサーチ。戯曲の文学的な理解と時代背景などについて本を繙き研究する。
第3回目
演出方針解釈 演出家の意図を把握。受け身ではなく、自らのイメージを明確にしておくこと。
第4回目
デザインコンセプト 照明方針の明確化。あらゆるコンセプトを把握した上で、デザインの方向を明確にする。
第5回目
リサーチ デザインの具現化に向けての研究。ビジュアルリサーチを集める。
第6回目
劇場下見 上演空間の把握。劇場機構、照明器材数などの確認と禁止事項の確認をする。
第7回目
稽古見 舞台空間と俳優の演技をもとに戯曲の立体化を計る。ミザンセーヌの作成と必要な照明ソースの選択を考える。
第8回目
キューシート作成各場面毎の照明方針の書類化。照明器具とカラーフィルターの構成を机上でまとめる。
第9回目
仕込み図作成全体構造の書類化。劇場機構と照明器材数を調整し机上でデザインをまとめる。
第10回目
仕込みデザインの具現化。器材配置などを指示する。
第11回目
フォーカシングソースの方向を定める。各照明器具の方向を定める。
第12回目
明り作り各場面のデザイン。複数の照明器具をミキシングし、空間に絵を描く。
第13回目
テクニカル・リハーサルバックステージのキッカケを確認。全てのスタッフの連携を計り、照明のキッカケを確認する。
第14回目
ゲネラル・プローベ本番同様の最終稽古。稽古終了後に最終確認を行う。
第15回目
本番研究の総括。演技と本番操作オペレーターの関係をチェックし、更なる向上を計る。

教科書
担当する作品の台本。
参考文献
「舞台照明学 上巻、下巻」遠山静雄(リブロポート)/「舞台照明」大庭三郎(オーム社)/「舞台・テレビジョン照明 基礎編」(日本照明家協会)/「日本舞台照明史」(日本舞台照明家協会)/「照明の操作から制御へ」(日本舞台照明家協会)/「ステージ&ライティングの現場」(リットーミュージック・ムック)/「ハロー!バックステージ」(シミズオクト)/「ロックコンサートのためのステージライティング入門」加藤憲治(レクラム社)/「新編・舞台テレビジョン照明[知識編](日本照明家協会)/「新編・舞台テレビジョン照明[技能編](日本照明家協会)/他、その都度紹介する。
成績評価方法
最終発表(レポート含む)100%
そのほか受講者への指示/メッセージ
履修するには事前に担当教員と面談することが必要である。
関連の専門科目の修得と「芸術専門研究Ⅱ(菊地)の同時履修が不可欠である。

更新日:01/17/2009
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