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現代芸術論概説

科目
現代芸術論概説
区分
ビジュアル・アーツ学科科目群
授業コード
5630014
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 火/12
単位数
2単位
担当者名
林 卓行
授業の概要
現代の芸術の多様なあらわれについて、原則として一回の授業につき一つの作品を中心に据えながら考察する。なお下記の予定は最大限度。
到達目標
現代の芸術について批判的に考えることができるようになるための、基礎的な概念、また思考法の修得。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
prologue/introduction 授業についてのオリエンテーション本シラバスを精読しておく
第2回目
デュシャン、『泉』 レディメイドあるいは美術作品≠物体該当する作品(また左の内容を参照)の基本情報を得ておく。以下最終回まで同じ。
第3回目
マネ、『草上の昼食』 モダニズムあるいは芸術の自律性
第4回目
マレーヴィチ、『白のうえの白』 アヴァンギャルドあるいはその二度の死
第5回目
ポロック、『ラヴェンダー色の霧』 抽象表現主義あるいは行為としての絵画、 色の場としての絵画
第6回目
ステラ、『理性と野卑の婚姻』 ミニマル・アートあるいは「あなたの見ているものはあなたの見ているものだ」
第7回目
ナウマン、『わたしの椅子の下の空間の型取り』 アンチ・イリュージョンあるいはそれ以上でもそれ以下でもないなにかを求めて
第8回目
コスース、『ひとつにしてみっつの椅子』コンセプチュアル・アートあるいは概念としての概念としての芸術
第9回目
ウォーホル、『マリリン』ポップアートあるいは世界はnothingness
第10回目
スミッソン、『螺旋状の突堤』アースワークあるいは美術館を遠く離れて
第11回目
ベッヒャー夫妻、『給水塔』美術としての写真あるいは「明るい部屋」
第12回目
フィッシュリ/ヴァイス、『事の次第』ネオ・コンセプチュアリズムあるいは「モノ」の詩学
第13回目
リヒター、『階段を降りる裸婦』「ニュー・ペインティング」あるいは絵画についての絵画
第14回目
ハースト、『切り離された母子』「センセーションズ」あるいはセンセーショナリズム
第15回目
ゴンサレス=トレス、『無題(完璧な恋人たち)』「関係性の美学」へ

教科書
なし/随時プリントを配布。
参考文献
関連する展覧会とあわせ、講義中に随時指示。
成績評価方法
blackboardを用いて毎回の授業にかんして小レポートを課し、その課題の提出によって出欠の管理および成績評価を行う。16回目の授業は行わない。
そのほか受講者への指示/メッセージ
展覧会の調査(鑑賞)を義務づけることがあるので、そのつもりで。また受講者各自の意見の積極的な発言を要求する。

更新日:01/18/2009
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