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英語史

科目
英語史
区分
観光経営学科科目群
授業コード
14001175400121
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
春 金/56秋 金/56
単位数
2単位
担当者名
青木 敦男
授業の概要
ゲルマン人であるアングロ・サクソン人が5世紀中頃に英語をブリテン島に持ちこんでから、英語が文献に登場するまでに約1200年の歳月を要した。7世紀の文献に現われたこの頃の英語は古英語と呼ばれ、文法、語彙、スペリング、発音の点で現代英語とは著しく異なっており、むしろ今日のドイツ語と類似点が多々見られる。現代英語の祖先である古英語は、英語の母語者にとっても、また英語を母語としない人たちにとっても外国語のように思われるはずである。英語の歴史は、大きく三つの時代に区分出来る。即ち、屈折語尾により文法関係を表した古英語の時代、徐々に屈折語尾が水平化された中英語の時代、そして屈折語尾の消失に伴い語順が確立されるに到った近代英語の時代に区分出来る。講義の前半では、古英語時代の発音、文法等を扱う。講義の後半では、実際に古英語で書かれている文献(散文)を購読する。
到達目標
古英語の基本的な文法を理解し、テキストの巻末についているグロッサリー(語彙解説)を引きながら、独力で古英語の文献購読ができる力を身につけることを到達目標とする。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
講義全体ガイダンス 講義全体ガイダンス
第2回目
古英語の発音 古英語の母音(vowel)、子音(consonant)を学ぶ指定された箇所を予習しておくこと
第3回目
名詞の屈折 名詞の弱屈折(weak declension)、強屈折(strong declension)、小屈折(minor declension)を学ぶ指定された箇所を予習しておくこと
第4回目
形容詞の屈折 形容詞の弱屈折(weak declension)、強屈折(strong declension)を学ぶ指定された箇所を予習しておくこと
第5回目
動詞の活用変化① 強屈折動詞(strong verb)を学ぶ 指定された箇所を予習しておくこと
第6回目
動詞の活用変化② 弱屈折動詞(weak verb)を学ぶ指定された箇所を予習しておくこと
第7回目
文献購読 From the Gospel of St. Matthew VII.24-27指定された箇所を予習しておくこと
第8回目
文献購読From the Gospel of St. Matthew VII.24-27指定された箇所を予習しておくこと
第9回目
文献購読From the Gospel of St. Matthew VIII.24-30指定された箇所を予習しておくこと
第10回目
文献購読From the Gospel of St. Matthew VIII.24-30指定された箇所を予習しておくこと
第11回目
文献購読From the Gospel of St. Matthew VIII.24-30指定された箇所を予習しておくこと
第12回目
文献購読From the Gospel of St. Matthew XVIII.12-14指定された箇所を予習しておくこと
第13回目
文献購読From the Gospel of St. Matthew XX.1-16指定された箇所を予習しておくこと
第14回目
文献購読From the Gospel of St. Matthew XX.1-16指定された箇所を予習しておくこと
第15回目
文献購読From the Gospel of St. Matthew XX.1-16指定された箇所を予習しておくこと

教科書
Sweet's Anglo-Saxon Primer, H.Sweet, revised by N. Davis/Oxford (ISBN:0198111789)
参考文献
開講時に指示する
成績評価方法
授業への参加度およびレポートで評価
試験期間にレポートを回収する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
教職課程(英語)受講者にとっては、「英語史」は教科に関する科目になっているので、履修すること。

更新日:02/17/2009
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