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行政学

科目
行政学
区分
国際経営学科科目群
授業コード
1400436
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 木/1234
単位数
4単位
担当者名
石見 豊
授業の概要
行政学の歴史と理論を分かり易く概説するとともに、日本やイギリスの行政のしくみや改革の動きについても説明する。また、現代の日本行政において注目されているテーマにも触れる。
到達目標
遅刻や欠席が無いこと。授業への参加意欲が高いこと。レポートの内容が充分であること。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
行政学の背景と対象 夜警国家から現代国家への変遷/行政とは何か/行政活動の分類/行政学とは何か/日本における行政学研究の展開初回の授業で指示する教科書の該当部分を読んで来ることが望ましい。
第2回目
行政学の歴史(1)
ヨーロッパの行政学
行政学のルーツ/ドイツ官房学の発展/シュタイン行政学の展開/行政法学の展開とドイツ行政学/フランスにおける行政と警察/ヨーロッパ諸国の行政学上記と同様
第3回目
行政学の歴史(2)
アメリカの行政学
アメリカ行政学誕生の背景/猟官制/マシーン政治と市政改革運動/ペンドルトン法とアメリカ行政学の誕生/アメリカ行政学の展開/人間関係学派とインフォーマル組織/政治と行政の融合/「新しい行政学」の登場上記と同様
第4回目
官僚制の理論 官僚制の概念/ウェーバーの官僚制論/官僚制批判の論議/その後の官僚制をめぐる論議/ストリート・レベルの官僚制上記と同様
第5回目
行政と管理 行政管理の概念/科学的管理法/ファイヨリズム/ギューリックのPOSDOCoRB/行政計画と予算理論上記と同様
第6回目
行政と組織 組織論の系譜/わが国の行政組織の変遷/現在のわが国の行政組織上記と同様
第7回目
行政統制と行政責任 行政責任の概念/行政統制と行政責任/アカウンタビリティとレスポンシビリティ/フリードリヒvs.ファイナー論争/ギルバートの類型化/行政統制の概念/オンブズマン制度による統制上記と同様
第8回目
日本の行政と官僚制の歴史戦前の行政制度の発展/戦後行政制度の展開/日本官僚制の特徴:辻清明の整理/日本官僚制に対するもう1つの見方:村松岐夫の主張/技術官僚の世界上記と同様
第9回目
公務員制度と人事行政戦前の官吏制/戦後公務員制度の形成/人事院の機能と権限/公務員の種類と数/わが国人事行政の実際①:任用/わが国人事行政の実際②:給与/わが国人事行政の実際③:服務、その他/公務員制度改革の動き上記と同様
第10回目
日本の行政改革行政改革の意義/わが国の第2次世界後の行政改革/現代のわが国における行政改革の動向上記と同様
第11回目
イギリスの行政連合王国の特異性/中央政府の機構/地方自治のしくみ/行政改革の動き上記と同様
第12回目
グローバル化とガバナンス論深刻化するグローバル化の影響/ガバナンス論登場の社会的背景/政策思想としてのガバナンス論/実務としてのガバナンス論上記と同様
第13回目
産業政策と公共事業通産省の歴史/通産省、経済産業省のしくみと政策/通産省の伝統:人と知恵/公共事業とは/公共事業の教訓/地方分権と公共事業上記と同様
第14回目
福祉・教育政策とエンパワーメント戦後福祉政策の展開/高齢化社会と公的介護保険制度/戦後教育政策の展開//教育をめぐる最近の動き/福祉・教育におけるエンパワーメント上記と同様
第15回目
治安維持政策と危機管理警察の歴史とそのしくみ/戦後警察の特徴と問題点/防衛庁と自衛隊/文民統制、組織的特徴/危機管理とは/阪神大震災と危機管理上記と同様

教科書
土岐寛ほか『現代行政のフロンティア』北樹出版、2007年
参考文献
成績評価方法
出席10%、授業時の小テスト30%、期末時のレポート60%で評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:01/19/2009
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