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消費者行動論

科目
消費者行動論
区分
国際経営学科科目群
授業コード
1400425
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 火/78910
単位数
4単位
担当者名
神谷 渉
授業の概要
消費者を顧客とする企業にとって、消費者の行動を把握して企業のマーケティングに生かすことが企業としての成功の成否を決するといっても過言ではない。本講義では、消費者行動の理論を学び、それがどのようにマーケティング活動に行かされているか実例を交えて明らかにする。
到達目標
消費者行動の基本的な理論やフレームワークを把握し、自分あるいは他者の消費行動を分析する力を身につける。また、そのような分析を元に、簡単なマーケティング仮説が立案できるようになる。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
マーケティング活動と消費者行動 消費者行動を学ぶ意義を企業のマーケティング活動の視点から解説する。マーケティング活動において、なぜ消費者行動を理解することが大切か考えておこう。
第2回目
消費者行動のフレームワーク 消費者行動研究の学説の流れや、基本的な考え方を説明する前回の講義の復習をしておくこと。
第3回目
消費者行動の把握方法 どのようなデータを収集・分析して消費者行動研究がなされているのかを説明する。どんな場合に、何を分析する必要があるのか、考えておこう。
第4回目
消費者の内的要因① 消費者行動を理解する上で必要な、消費者の心理的側面についての理論(消費者の知覚、知識と記憶、消費者の学習、動機付けと感情)を解説する。前回の講義の復習をしておくこと。自分が新商品や新サービスに接した際にその商品やサービスについてどのように認識して解釈しているかを自分なりに考えてみよう。
第5回目
消費者の内的要因② 消費者行動を理解する上で必要な、消費者の心理的側面についての理論(態度形成と変容、関与)を解説する。前回の講義の復習をしておくこと。商品やサービスの好き・嫌いについて、なぜ好き・嫌いになったかを自分なりに考えてみよう。
第6回目
消費者を取り巻く外的要因① 外部環境(文化的要因、対人・集団)が消費者行動に与える影響についてついて解説する。前回の講義の復習をしておくこと。購買についての自分の考えが誰の影響を受けているか考えてみよう。
第7回目
消費者を取り巻く外的要因② 外部環境(社会階層)が消費者行動に与える影響についてついて解説する。前回の講義の復習をしておくこと。
第8回目
中間評価中間試験による評価1回~7回までの内容を理解しておくこと。
第9回目
価値観やライフスタイルの形成消費者行動を形成する価値観やライフスタイルの把握が、どのようにマーケティング活動に応用されているかを解説する。前回の講義の復習をしておくこと。ライフスタイルとは何か、調べておこう。。
第10回目
消費者の意思決定プロセス①消費者の意思決定プロセスのうち、問題認識と情報探索について解説する。前回の講義の復習をしておくこと。商品やサービスを購入するときにどのようなプロセスをたどっているかを自分なりに考えてみよう。
第11回目
消費者の意思決定プロセス②消費者の意思決定プロセスのうち、代替案評価と選択について解説する。前回の講義の復習をしておくこと。商品やサービスを購入するときにどのような選択基準をもっているかを考えてみよう。
第12回目
消費者の意思決定プロセス③消費者の意思決定プロセスのうち、購買後評価について解説する前回の講義の復習をしておくこと。商品やサービスを買ったあとで、満足した場合とそうでない場合でその次の行動にどのような影響を及ぼすかを考えてみよう。
第13回目
個人ワーク発表事前に呈示した課題について発表する課題に対してパワーポイントの資料を作成すること。
第14回目
まとめ補足事項の説明と要点解説毎回の講義内容を理解できたかどうか、自分でチェックしておき、わかりにくい箇所は質問しよう。
第15回目
総合評価期末試験による評価消費者行動の理論と応用について、基本的な事柄を復習しておくこと

教科書
特に指定しない
参考文献
平久保仲人「消費者行動論」ダイヤモンド社、杉村徹雄「消費者理解の心理学」福村出版、清水聰「新しい消費者行動」千倉書房
成績評価方法
中間試験、個人ワーク、期末試験等により評価する。最終回に講義の手書きノートを提出させるので準備すること。
そのほか受講者への指示/メッセージ
前半を講義、後半をグループワークまたは個人ワークで構成する予定。講義の初回にグループ決めを行うので必ず出席すること。

更新日:02/03/2009
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