検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

人的資源管理

科目
人的資源管理
区分
国際経営学科科目群
授業コード
5400107
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 月/34水/34
単位数
4単位
担当者名
飯野 峻尾
授業の概要
人的資源管理の主な範囲は、1.求められる人材像を明示する「等級(資格)制度」、2.適合状況と課題の確認に役立つ「評価制度」、3.求める人材像への到達を支 援する「育成制度」、4.企業経営への貢献度を表す「報酬制度」である。それらの意味合いとそれぞれの相互関連について、事例を通して学んでいく。併せて、これからの時代の人的資源管理の在り方についても検討していく。
到達目標
この授業では、「解る」から「出来る」を基本とし、ケースを中心に人的資源管理のサブシステムの設計スキルを身に付ける。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
授業のガイダンス(9月21日(月)) 授業の進め方、テーマの内容他ブラックボード(以下、Bbという)上のPDF資料、「人的資源概要」を予習しておくこと。
第2回目
人的資源管理とは1(9月28日(月)) 人的資源管理の定義、人的資源管理の対象、人的資源管理の基本的視点について学ぶ。Bb上のワード(以下、docという)資料、「人的資源管理」をダウンロードして予習をすること。授業時に、この資料を持参すること。
第3回目
人的資源管理とは2(9月29日(火)) 人的資源管理の歴史的な発展、人的資源管理の変遷について学ぶ。前回使用した、「人的資源管理」を予習し、授業時に持参すること。
第4回目
人的資源管理とは3(10月5日(月)) 人的資源管理の主な学説について学ぶ。前回使用した、「人的資源管理」を予習し、授業時に持参すること。
第5回目
ケース1「時差出勤制」
(10月6日(火))
テキストP156の「時差出勤制」のケースをチームで研究し、チームごとにケースの対応を発表する。ここでは、労働条件の明示、労働時間短縮などについて、学んでいく。併せて、チームビルディングの手法を習得する。テキストP156の「時差出勤制」のケースを事前に熟読し、ケースのポイントを把握しておくこと。またBb上のdoc資料、「労働時間管理」をダウンロードして、予習をすること。授業時にこの資料を持参すること。
第6回目
ケース1「時差出勤制」(10月12日(月)) ケース1について、各チームが検討した内容を発表する。評価項目(新規性、独創性、実用性、効果性および伝達性)に沿った内容を作成する。
第7回目
労働時間管理(10月13日(火)) 労働基準法上の法定労働時間、変形労働時間、フレックスタイム制、みなし労働時間制について、演習を通して立体的に学ぶ。Bb上のdoc資料、「「労働時間管理」に関する理解度把握」をダウンロードして、予習をすること。授業時にこの資料を持参すること。
第8回目
労働時間管理(10月20日(火))理解度把握を全員で検討する。理解度把握について、事前に解答の上持参する。
第9回目
ケース2「年俸制の設計」(10月24日(土))年俸制について、学ぶテキストP159の「年俸制」のケースを事前に熟読し、ケースのポイントを把握しておくこと。またBb上の「年俸制設計問題」をダウンロードして、条件に従って設計し、授業時に持参すること。
第10回目
ケース2「年俸制の設計」(10月26日(月))テキストP159の「年俸制」のケースを参考に、各チームで年俸制設計問題を熟読の上、設計し発表する。各チームで年俸制を設計し、発表資料を作成する。
第11回目
ケース3「年俸制の更改」(10月27日(火))前回設計した年俸制の更改のやり方について、事例を通して学ぶ。各チームで年俸制更改問題を熟読の上、設計し発表する。Bb上の「年俸制更改問題」をダウンロードして、条件に従って設計し、授業時に持参すること。
第12回目
ケース3「年俸制の更改」(11月2日(月))各チームで作成した年俸制更改について、発表する。各チームで作成した、年俸制更改の発表資料を作成する
第13回目
職務給について(11月3日(火))近年、日本企業おいて関心の高まりを見せている、職務給について学ぶ。職務給とは何か、職務評価の方法、職務給の設計について事例を通して理解を深める。Bb上のdoc資料、「職務給について」をダウンロードして、予習をすること。授業時にこの資料を持参すること。
第14回目
職務給について(11月16日(月))テキストP167の「職務給」のケースを参考に各チームで選択した業界等の職務給を設計して、発表と通して理解を深めることにする。併せて、効果的なチームビルディングの手法を習得する。各チームで作成した、職務給の発表資料を作成する。
第15回目
労務管理について(11月17日(火))それぞれの場の幹部職層が担うことになる「労務管理」について、基礎編、応用編および実践編を演習で立体的に学ぶ。さらに、労務管理のケーススタディにも挑戦し、理解を深めることにする。Bb上のdoc資料、「労務管理」と「労務管理ケーススタディ」をダウンロードして、予習をすること。授業時にこの資料を持参すること。

第16回目

労務管理について(11月23日(月))演習の発表を行う。労務管理ケーススタディについて、事前に解答を考えておくこと。
第17回目
適正人件費と最適人員(11月24日(火))適正人件費と最適人員について、学ぶ。Bb上の資料、「適正人件費と最適人員」をダウンロードして、予習をすること。授業時にこの資料を持参すること。
第18回目
演習「人件費支払指数」(11月30日(月))人件費の支払能力について、演習を通じ理解し、経営課題を検討する。前回の資料を持参すること。Bb上の資料、「人件費支払指数」をダウンロードして、予習をすること。授業時にこの資料を持参すること。
第19回目
演習「人件費支払指数」(12月1日(火))事例企業の人件費の支払能力について判定の上、各社の経営課題を発表する。前回の資料を持参すること。事例企業の「人件費支払指数」を判定し、各社の経営課題をチームでまとめておくこと。
第20回目
演習「総額人件費管理」(12月7日(月))昨今注目されている、「総額人件費管理」について学ぶ。前回の資料を持参すること。Bb上の資料、「演習」をダウンロードして、予習をすること。授業時にこの資料を持参すること。
第21回目
ケース5「総合ケース」(12月8日(火))教科書P175の「総合ケース」を各チームで改善の方向性について研究し、発表する。テキストP175の「総合ケース」を事前に熟読し、ケースのポイントを自分なりに整理しておくこと。
第22回目
ケース5「総合ケース」(12月14日(月))各チーム、発表の準備をする。評価項目(新規性、独創性、実用性、効果性および伝達性)に沿った内容を作成する。
第23回目
ケース5「総合ケース」(12月15日(火))チームで検討した総合ケースについて、発表をする。各チームの発表を他のチームが評価し、全体研究へと展開する。作品評価シートを持参すること。
第24回目
ケース5「総合ケース」(12月21日(月))優秀チームの発表と表彰を行い、解答例について説明をする。解答例を事前に目を通し、授業時に持参すること。
第25回目
目標管理制度(12月22日(火))テキストP162の「目標管理」について、学ぶことにする。理解度把握を通して、目標管理制度について理解を深めることにする。「目標管理制度理解度把握」の設問に解答して、持参すること。
第26回目
目標管理制度(1月4日(月))テキストP162の「目標管理」のケースを参考に、各人で自分の「目標設定シート」を作成する。この演習を通して、目標管理制度について理解を深めることにする。テキストP162の「目標管理」のケースを事前に熟読し、ケースのポイントを把握しておくこと。またBb上の「目標設定シート」をダウンロードして、授業時に持参すること。
第27回目
演習「日本企業の人的資源管理の方向性」(1月5日(火))授業で学んだことを踏まえ、全員で「これからの日本企業の人的資源管理の方向性」についてグループで検討する。今までの授業のポイントを復習し、併せて昨今の日本企業における人的資源管理の事例を調査の上、これからの日本企業の人的資源管理の方向性について、事前に自分なりの考え方をまとめておくこと。
第28回目
演習の発表(1月12日(火))各グループで検討した内容について発表し、全員で議論をする。各グループの発表内容について、プレゼンテーション資料を用意する。
第29回目
復習とまとめ(1月18日(月))今まで授業の復習とまとめを行なう。今までの講義ノートと授業で使用した資料を持参すること。
第30回目
講義「人的資源管理の課題」(1月19日(火))担当教員が、講義を行う。この授業で学んだことを中心に、授業のテーマについて自分の考えを纏めておくこと。

教科書
『ケースで学ぶ経営学』(飯野峻尾共著、学文社)
参考文献
「人事・労務管理の知識」(日経文庫)、「新・人事労務管理」(有斐閣)、「実践経営学」(学文社)、「人事管理システムの見直しと評価実務」(政経研究所」
成績評価方法
課題レポート、受講態度およびチームビルディングへの貢献度
そのほか受講者への指示/メッセージ
ケーススタディを教材として、グループ討議を中心に進める。よって、事前にケースを自分なりにまとめて授業に出席することになる。またパソコンを多用するので、PCスキルが必要。

更新日:12/31/2008
検索トップページ担当別50音一覧