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スポーツ・イベント施設マネジメント

科目
スポーツ・イベント施設マネジメント
区分
観光経営学科科目群
授業コード
1400725
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 月/5678
単位数
4単位
担当者名
北 徹朗
授業の概要
メガスポーツイベントが開催されるたびに巨大なスポーツ施設が建設される。開催後にその施設をどのようにマネジメントしていくのか、ようやく施設有効利用のための施設建設や経営が注目されだした。本科目ではスポーツイベント開催時の施設マネジメントや指定管理者制度、命名権ビジネスなどキーワードにスポーツ・イベント施設がどのように企画・運営・管理されているのかを学び、その現状からスポーツ施設マネジメントのあり方を検討する。また、生涯スポーツとして多くの人が利用している施設の現状も取り上げ、身近なスポーツ施設やコミュニティイベントマネジメントにも目を向けて行く。なお、本授業では、日本におけるスポーツイベントやスポーツ施設マネジメントの第一線で活躍する学外講師を招き、現場の生の声を聞くことにより、受講生諸君がより深く理解しすることを目指す。
到達目標
「するスポーツ」、「みるスポーツ」に加え、『ささえるスポーツ』の役割を理解する。特に、スポーツイベントが行われる際の施設のあり方や、財源の重要性を理解する。命名権、指定管理者制度などの用語を理解し、これらがどのような場面でどう運営されているのかを説明できるようにする。スポーツイベントを企画・運営する際に、心得ておくべきこと、配慮すべきことを考える能力を養う。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
ガイダンス 教員の紹介、授業の概要、授業の進め方、評価の方法など
4月11日(土)
受講のポイント ノートの取り方など
第2回目
スポーツマネジメントとは 各種スポーツおよびスポーツイベントのマネジメントの意義
4月13日(月)
スポーツマネジメントノ概要の理解
第3回目
プロゴルフツアーのマネジメント ≪講師≫:山中博史先生((社)日本ゴルフツアー機構)
4月20日(月)
プロスポーツイベントのお金の流れを理解する
第4回目
スポーツイベントと経済効果1 国内外のプロスポーツイベントと施設について
4月27日(月)
スポーツイベントの経済効果を知る
第5回目
スポーツイベントと経済効果2 国内外のアマチュアスポーツイベントと施設について 5月11日(月)スポーツイベントの経済効果を知る
第6回目
プロ野球公式戦の舞台裏 ≪講師≫:市川貴之先生(プロ野球・セントラル野球連盟)
5月18日(月)
スペクテータースポーツはどうマネジメントされているのかを知る
第7回目
スポーツ施設のマーケティング1 メガスポーツイベントと命名権
5月25日(月)
イベント終了後の施設マネジメントを知る
第8回目
スポーツ施設のマーケティング2スポーツ施設利用促進の方策(さまざまな命名権ビジネス)
6月1日(月)
イベント終了後の施設マネジメントを知る
第9回目
セールスプロモーションにおけるイベントの役割≪講師≫:大手スポーツ用品メーカー
6月6日(土)*6月15日休講の補講
様々なスポーツ関連イベントの役割を理解する
第10回目
公共スポーツ施設と指定管理者制度施設(ハード)運営とプログラム(ソフト)運営の事例
6月8日(月)
指定管理者制度とは何かを理解する
第11回目
スポーツイベントにみる環境アクション≪講師≫:大津克哉先生(NPO法人GSAプロジェクトマネージャー)
6月20日(土)*6月22日休講の補講
スポーツと環境について考える視点を持つ
第12回目
フィットネス施設のマネジメント民間施設と公営施設のマネジメントの特徴
6月29日(月)
身近なスポーツ施設はどう運営されているのかを知る
第13回目
カレッジスポーツのマネジメント≪講師≫:堀江繁先生(全日本学生バドミントン連盟会長)
7月6日(月)
大学スポーツのマネジメントと大学におけるスポンサーの役割を理解する
第14回目
生涯スポーツ施設の現状(ゴルフ場)日・米・欧・豪のゴルフ場マネジメントの特徴と相違
7月13日(月)
各国で異なるゴルフ場マネジメントの手法について理解する
第15回目
生涯スポーツ施設の現状(スキー場)ITを利用したスキー場マネジメントの現状と課題
7月20日(月)
インターネットを利用した施設マネジメントの現状を理解する

教科書
特に指定しない。
参考文献
授業内で随時紹介する。
成績評価方法
出席状況(20%)、授業への参加(発言)と受講態度(10%)、毎時間実施される小テスト・小レポートの累積(70%)。
そのほか受講者への指示/メッセージ
≪授業を受けるにあたっての学習課題≫  今日、100年に1度と言われる未曾有の金融危機にあり、企業スポーツチームの廃部や撤退、スポーツイベントの縮小等が相次いでいる。本授業を受講されるにあたり、新聞の経済関連の記事に目を通す習慣をつけ、社会経済の動向を把握した上で、毎時の受講をすることを望む。

更新日:
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