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経営学

科目
経営学
区分
国際経営学科科目群
授業コード
14004015400400
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 火/12水/34秋 火/78水/56
単位数
4単位
担当者名
飯野 峻尾
授業の概要
一年次生を対象とする経営学入門的な授業として、新聞や雑誌の経営関係記事、新聞社や企業のホームページ、などを積極的に活用しながら、今日の企業経営が直面している具体的実践的なテーマに即して経営学的な見方、とらえ方、考え方を身につける。またブラックボードも活用するので、必ずチェックすること。
到達目標
入学前に経営的知識がなかった学生であっても、物事に対する経営学的な見方、とらえ方、考え方を十分に身につけ、他の専門科目の学習にスムーズに入れるようになること。また毎回の授業の「サマリー」を作成することを通して、授業のポイントをA4一枚に纏めることができるスキルが身につく。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
経営学を学ぶ(イントロダクション)(4月8日(水))(9月29日(火)) この講義で学ぶこと、経営学のおもしろさについて説明する。また、企業情報の収集の仕方についても学ぶ。大学の授業は、予習復習が義務づけられている。また、授業で学ぶことだけでなく、積極的に知識を吸収していくことを期待している。教科書を必ず持参しすること。
教科書第1章を予習復習すること。
第2回目
同上(4月14日(火))(9月30日(水)) 同上同上
第3回目
会社、企業とは何か(4月15日(水))(10月6日(火)) 会社の種類、株式会社の特徴、経営の三権分立の仕組み、株主の権利義務、株式会社の設立などについて学ぶ。
2006年5月の新会社法施行により、何がどのように変わったのか、詳しく学ぶことにする。
教科書第2章を予習復習すること。
知っている企業、興味のある企業の会社形態を調べてみよう。
第4回目
同上(4月18日(土))(10月7日(水)) 同上同上
第5回目
経営者と経営管理(4月21日(火))(10月13日(火)) 取締役の選任、取締役と取締役会の役割、専務、常務、平取締役の違い、経営者の仕事(経営管理)について学ぶことにする。教科書第3章を予習復習すること。
経営者になったつもりで、経営者の仕事について考えてみよう。
第6回目
同上(4月22日(水))(10月14日(水)) 同上同上
第7回目
経営組織と経営戦略(4月28日(火))(10月20日(火)) 企業は、それぞれの経営理念のもと、持てる経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報、時間、場所、技術)を最大限活用し、経営を行っていく。ここでは、経営理念、経営資源とともに、企業の組織形態と経営戦略について学ぶことにする。教科書第4章を予習復習すること。
インターネットを利用して、興味のある企業の経営理念や経営組織などを調べてみよう。
第8回目
同上(4月29日(水))(10月21日(水))同上同上
第9回目
人的資源管理(5月12日(火))(10月27日(火))経営資源のなかで最も重要なヒトの管理=人的資源管理について、募集、採用、配置、退職、賃金、労働時間、人事考課などについて学ぶことにする。教科書第5章を予習復習すること。
アルバイトをしている人は、自分がどのように「管理」されているかを考えると、分かりやすい。
第10回目
同上(5月13日(水))(10月28日(水))同上同上
第11回目
経営と地球環境(5月19日(火))(11月3日(火))企業経営も、地球環境に対する配慮なしに、運営が不可能になりつつある。現在では、主要な企業は毎年、環境報告書を公表している。ここでは企業の環境への取り組みについて学ぶことにする。教科書第6章を予習復習すること。
インターネットを利用して、興味のある企業の環境報告書をダウンロードし読んでみよう。また、経営学部の学生の立場からそれらを評価してみよう。
第12回目
同上(5月20日(水))(11月4日(水))同上同上
第13回目
復習(5月26日(火))11月17日(火))これまでの復習を行うことにする。これまで学習してきたことを整理してみよう。理解できないことは、質問しよう。
第14回目
小テスト(5月27日(水))(11月18日(水))小テストを行うことにする。
第15回目
生産管理(6月2日(火))(11月24日(火))生産システムと生産管理について学ぶ。世界的に知られるトヨタ生産方式(ジャストインタイムと自働化)についても学習する。教科書第7章を予習復習すること。
工場見学をした経験のある人は、そのときのことを思い出してみよう。
またこれを機会に、トヨタ自動車についても調べてみよう。

第16回目

同上(6月3日(水))(11月25日(水))同上同上
第17回目
流通の仕組みと卸売り、小売り(6月9日(火))(12月1日(火))近年、製品の生産から販売までの流れ(流通)も大きくり(6月9日(火))変化してきている。ここではこの流通について学ぶことにする。教科書第8章を予習復習すること。
最近は、テレビ通販、ネット通販が売り上げを伸ばしている。日頃の買い物を通して、流通について考えてみよう。
第18回目
同上(6月10日(水))(12月2日(水))同上同上
第19回目
マーケティング(6月16日(火))(12月8日(火))製品の生産や販売はマーケティング活動と密接に連携している。ここではマーケティングについて学ぶことにする。教科書第8章を予習復習すること。
テレビCMや折り込み広告などを見ながら、企業のマーケティング戦略を考えてみよう。
第20回目
同上(6月17日(水))(12月9日(水))同上同上
第21回目
企業の社会的責任と危機管理(6月23日(火))(12月15日(火))企業に社会的責任があるのはいうまでもない。しかし企業は時として、自ら引き起こした不祥事や、自らの責任ではなく社会環境や自然環境の変化によって、企業の存続を左右するような危機を迎える。ここでは、企業の社会的責任とともに、企業危機の具体例や危機管理について学ぶことにする。教科書第9章を予習復習すること。
インターネットを利用して、最近の企業の不祥事(例えば食中毒、偽装、隠蔽、脱税)もしくは環境の変化(例えばSARS、BSE、鳥インフルエンザの発生)と、それに対してとった企業の対応、マスコミの対応などを調べてみよう。
第22回目
同上(6月24日(水))(12月16日(水))同上同上
第23回目
財務管理と経営分析(6月30日(火))(12月22日(火))財務管理の意義と経営分析の基本について学んでいく。
特に、決算公告の損益計算書、貸借対照表の読み方、ポイントなどを理解できるようにする。
教科書第10章を予習復習すること。企業のHPなどを利用して、経営分析をしてみよう。
業績が伸びている企業と悪化している企業の決算公告を比較してみよう。
第24回目
同上(7月1日(水))(12月23日(水))同上同上
第25回目
企業経営と情報(7月7日(火))(1月5日(火))企業経営と情報について学ぶことにする。教科書第11章を予習復習すること。いつも利用している食品や衣料品、電気製品等の生産国を調べて、経営の国際化、グローバル化について考えてみよう。
第26回目
同上(7月8日(水))(1月6日(水))同上同上
第27回目
経営の国際化と日本的経営(7月14日(火))(1月12日(火))経営の国際化、グローバル化と日本的経営の現状について学ぶことにする。教科書第12章を予習復習すること。
第28回目
同上(7月15日(水))(1月13日(水))同上同上
第29回目
総復習(7月21日(火)) (1月19日(火))これまでの復習をする。教科書、資料などを必ず持参すること。
第30回目
日本企業の経営課題(7月22日(水))(1月20日(水))担当教員が、日本企業の経営課題について講義する。教科書、資料などを必ず持参すること。

教科書
海野博、所伸之編著『やさしい経営学』(創成社)
参考文献
日本経済新聞社編『一目でわかる会社のしくみ』(日本経済新聞社)、エクスメディア編『誰でも分かる会社のしくみ』(エクスメディア)、飯野峻尾ほか『実践経営学』(学文社)、『日本経済新聞』、『日経産業新聞』、『日経ビジネス』、『週刊東洋経済』、『週刊ダイヤモンド』など。その他、NHK、テレビ朝日、テレビ東京などテレビ放送、インターネット、日経テレコン21も適宜利用します。
成績評価方法
レポート(20)+小テスト(30)+期末試験(50)=100
なお、欠席や遅刻の扱いは規則どおりとする。
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業時には、必ず、教科書を持参すること。毎日、新聞(出来たら、日本経済新聞)を読むこと。

更新日:01/11/2009
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