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経営科学

科目
経営科学
区分
国際経営学科科目群
授業コード
5400436
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 月/12金/12
単位数
4単位
担当者名
大藤 正
授業の概要
従来の経営学に科学的アプローチを導入した考え方を紹介し,各自が興味あるテーマに対して発表し,そのテーマに対して議論する形式で授業を進める.近年の経営管理の方法は進展が著しく,最新のマネージメントの在り方を1つひとつ理解していく.特に21世紀の中心となるマネジメントの中で,科学的な考え方に立脚している方法論を学ぶ.
到達目標
最新のマネジメントの方法論を最低5項目,実践で使えるレベルまで習得する.
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
ガイダンス 本講義のガイダンス.事前にシラバスを確認しておく.
第2回目
マネージメントとは1. マネージメントとはどのようなことをすることなのかを講義する.講義の後,マネージメントについて理解した点を各自が報告する.次のキーワードについて,Webや書籍で確認しておく.
マネジメント,経営,サイエンス.
第3回目
マネージメントとは2. マネージメントとはどのようなことをすることなのかを講義する.講義の後,マネージメントについて理解した点を各自が報告する.次のキーワードについて,Webや書籍で確認しておく.
マネジメント,経営,サイエンス.
第4回目
意思決定の方法 経営活動にはデシジョン・メーキングが不可欠であり,この方法論を議論する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,意思決定,戦略について調査しておく.
第5回目
PPM プロダクト・ポートフォリオ・マネージメント(PPM)は企業の経営活動の中でも基本的な考え方を示しており,この考え方を理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,意思決定,戦略について調査しておく.
第6回目
バランスト・スコアカード 戦略立案のための方法論であるバランスト・スコアカード(BSC)の実際を理解し,戦略立案を行う.BBに掲載されている資料を確認するとともに,意思決定,戦略について調査しておく.
第7回目
AHP 意思決定の方法としての意思決定過程法(AHP)の具体的な解析方法を理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,幾何平均,主成分分析について調査しておく.
第8回目
量的データの解析経営のための意思決定には数値データの解析が不可欠であり,数値データの解析方法を習得する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,数値データ,重回帰分析,母集団について調査しておく.
第9回目
質的データの解析経営のための意思決定には言語データの解析も必要であり,言語データの取り扱い方について習得する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,カテゴリカルデータ,因子分析,ダミー変数について調査しておく.
第10回目
品質機能展開企業戦略を具体的な活動に移行するための方法論としての品質機能展開の考え方を理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,VOC,機能分析,VE・VAについて調査しておく.
第11回目
DLBBの課題を提出する.BB上の課題についてレポートを作成し,提出する.
第12回目
商品企画七つ道具商品企画のためのシステマティックなツールとしての商品企画七つ道具(P7)を理解し,システムについての概要を学ぶ.BBに掲載されている資料を確認するとともに,市場調査,ポジショニング分析について調査しておく.
第13回目
キーニーズ法潜在ニーズからの商品開発の方法としてのキーニーズ法について学ぶ.BBに掲載されている資料を確認するとともに,Beニーズ,Doニーズ,Haveニーズについて調査しておく.
第14回目
EVA企業が顧客に提供する提供財の価値を評価する方法論について理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,将来価値,顧客価値,価値分析について調査しておく.
第15回目
顧客価値創造顧客にとっての価値をどのように創造し,創出するかについて知識創造企業との関係からナレッジ・マネジメントを理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,顧客価値,価値創造,人財について調査しておく.

第16回目

感性工学商品経済から無形財の経済へと変化する中で注目を浴びている感性について,工学的なアプローチを理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,感性,官能評価について調査しておく.
第17回目
DLBBの課題を提出する.BB上の課題についてレポートを作成し,提出する.
第18回目
コーチング人財育成の方法論としてのコーチングについて,トレーニング,ティーチングとの関係から理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,コーチ,リーダー・シップについて調査しておく.
第19回目
メンタリング人財育成の方法論としてのメンターリングについて,トレーニング,ティーチングとの関係から理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,コーチ,リーダー・シップについて調査しておく.
第20回目
プロジェクト・マネジメントPMbokについて,プロジェクトの在り方,マネジメントの進め方を理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,プロジェクトについて調査しておく.
第21回目
ノンバーバル・コミュニケーション人々の情報伝達の65%が非言語によってなされているが,この非言語コミュニケーションの方法論を理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,コミュニケーションについて調査しておく.
第22回目
QMSとEMS企業が提供する製品やサービスをマネジメントするためのシステム構築について理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,システム・アプローチについて調査しておく.
第23回目
ベンチマーキング企業経営活動の中で他社の動向を調査し,優れたマネジメント法を自社に取り込む考え方を理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,ベンチマークについて調査しておく.
第24回目
コスト・マネジメント製造原価を含め,コストをどのようにマネジメントするかについて理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,コストの構成について調査しておく.
第25回目
ブルー・オーシャン戦略競争自体を無意味にする戦略について理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,ブルー・オーシャン戦略について調査しておく.
第26回目
BRICsグローバル化時代の世界戦略を理解するためにBRICsの状況を把握する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,どこか1国の状況について調査しておく.
第27回目
Web2.0世界の情報を整理するという戦略とWeb2.0の関係を理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,Web2.0について調査しておく.
第28回目
one to one マーケティングWeb2.0に対応して個客に対応するマネジメントの方法を理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,ロングテールについて調査しておく.
第29回目
DLBBの課題を提出する.BB上の課題についてレポートを作成し,提出する.
第30回目
まとめ経営科学の概要を総括する.授業全体を通しての疑問点をまとめておく.

教科書
プレゼンテーションのパワーポイントを配付する.
参考文献
授業中に適宜紹介する.
成績評価方法
各自1テーマを発表し,5テーマについてレポートを提出し,議論に3回以上参加することを単位認定条件とし,出席率をあわせて評価する.
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業では,受講者の興味あるテーマには時間をとり,関心がないテーマは短時間ですすめることになるので,シラバス通りに進まない可能性はあるが,日程はシラバスにある通り進める.

更新日:01/18/2009
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