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エコ・ツーリズム

科目
エコ・ツーリズム
区分
観光経営学科科目群
授業コード
1400731
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 月/56
単位数
2単位
担当者名
神澤 隆
授業の概要
生態系や自然を意味するEcology とTourism(観光)の合成語であるエコツーリズムは「自然や民俗・文化」の保全と観光の両立を標榜する。増大する人口圧力の下、資源の搾取と自然破壊が止まらない現状を、持続可能な形の観光の実践による経済効果をばねにして、少しでも抑制しようというのが、エコツーリズムのひとつの典型であり、そこでは、ステーク・ホルダーとしての住民参加が欠かせない。講義を通じ、現状を一緒に勉強しよう。
到達目標
エコツーリズムについて、理解を深め、見識を獲得する。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
オリエンテーション 授業の概要、エコスーリズムとは、生態系の保全観光はもちろん、多彩な内外の生態系、自然、農林水産業、環境問題などに日頃から、関心を持っておくこと。
第2回目
世界のエコツーリズム 映像による世界のエコツーの概要同上(以下同じ)
第3回目
環境保全とエコツーりズム 1 サステイナブルツーリズム、オールタナティブツーリズム、生物多様性などの概念を理解
第4回目
環境保全とエコツーリズム 2 貧困や内乱の中で野生動物の保護と観光利用をめざすアフリカの実例を見る
第5回目
環境保全とエコツーリズム 3 国際機関やNGOによるエコツーリズムの実情と観光が地元社会にもたらす恩恵を事例を交えて学ぶ
第6回目
環境保全とエコツーリズム 4 同上
第7回目
自然遺産、文化遺産と観光 1 ユネスコ世界遺産、文化的景観(棚田を守る)、景観法
第8回目
自然遺産、文化遺産と観光 2ジョン・ミューアと世界最初の国立公園
第9回目
自然遺産、文化遺産と観光 3英国のナショナルトラストとエコツーリズムの事例研究
第10回目
自然遺産、文化遺産と観光 3危機遺産ガラパゴスを例に生態系保護とエコツーリズムのバランスの難しさを考える
第11回目
わが国のエコツーリズム  1日本の国立公園と環境省、風景重視から生物多様性保全へ、
第12回目
わが国のエコツーリズム  2小笠原、屋久島、知床などの事例を学ぶ
第13回目
わが国のエコツーリズム  3グリーンツーリズムによる農山漁村の活性化、
第14回目
わが国のエコツーリズム  4エコツーリズム推進法、旅行業界の取り組み、消費者アンケート分析
第15回目
まとめ全体のまとめを行う。

教科書
毎回資料を配布する
参考文献
折に触れて紹介する
成績評価方法
授業参画度、小テスト、レポート、期末試験
そのほか受講者への指示/メッセージ
観光に加えて、生態系と地球環境の保全に関心があること、真剣に勉強すること、予習復習もしっかりやること

更新日:02/19/2009
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