授業計画 | テーマ | 内容 | 学習課題 |
第1回目 | リスクマネジメント戦略とは | 授業の概要・到達目標、学習のポイント、リスクマネジメント戦略の意味 | リスクとその防止対策など、最近の事例を調べておく |
第2回目 | リスクの分類 | リスクの洗い出し (日常の社会生活や企業活動の中で、どのような事象、概念がリスクと呼ばれているか)、リスクマップの作成 (リスクの影響や発生頻度からリスクへの対応のポイントを探る) | リスクについて意見をまとめておく。日常生活におけるリスクについて影響や頻度を調べておく |
第3回目 | 企業を取り巻くリスク | 企業活動の中ではどのようなビジネスリスクが存在するか、企業における「リスクマップ」の作成、リスクの全体的把握、内部告発・ハラスメントへの対応 | 新聞で取り上げられた最近の企業のリスク事例を調べておく |
第4回目 | リスクマネジメントの意義 | 経営者だけでなく、社会・消費者・従業員・取引会社等のステークホルダーの視点からのリスクマネジメントの意義 | 企業と社会の関わりについて自分なりの意見をまとめておく |
第5回目 | コンプライアンス(1) | 企業と不祥事、事件・事故の原因と対策、法令違反、
企業経営の有効性・効率性、具体的事例 | 新聞で取り上げられた最近の企業不祥事の事例を調べておく |
第6回目 | コンプライアンス(2) | 法令遵守、行動規範、企業風土、企業倫理、企業の社会的責任(CSR)、企業に内在する統制環境とリスク | 一流企業の「行動規範」「コンプライアンスへの取り組み」を調べておく |
第7回目 | リスクマネジメント・モデル(1) | 危機管理体制の整備、危機管理委員会の設置、その主な役割 | リスクマネジメント体制を調べておく |
第8回目 | リスクマネジメント・モデル(2) | 内部統制システム、三様監査、内部監査、リスクの測定・評価、コーポレートガバナンス、モニタリング、アカウンタビリティ | 内部統制にはどのようなものがあるか調べておく |
第9回目 | リスクマネジメントの実務(1) | マニュアルの作成、情報の収集・伝達、通報システム・連絡網、情報の開示、 | リスクマネジメントの実務には、どのようなものがあるか調べておく |
第10回目 | リスクマネジメントの実務(2) | リスクファイナンス(保険によるリスクヘッジ)、事故と保障内容 | 同上 |
第11回目 | リスクマネジメントの実務(3) | 緊急対策本部の設置、事故・不祥事への対応方法、緊急時処理マニュアルの作成、 | 同上 |
第12回目 | 観光ビジネスのリスクマネジメント(1) | 自然災害 (地震、津波、台風)、巨大事故 (航空機・列車事故、火災)、治安情勢 (戦争、テロ、暴動)、 食中毒、感染症、SARS、火災、盗難、その | 自然災害、感染症、食中毒等に関する過去のリスク事例を調べておく |
第13回目 | 観光ビジネスのリスクマネジメント(2) | 個人情報管理対策、知的財産(著作権、商標権、肖像権など)保護対策 | 個人情報、著作権管理に関する過去のリスク事例を調べておく |
第14回目 | 観光ビジネスのリスクマネジメント(3) | 反社会的勢力に対する対応、人事・労務管理対策、苦情・クレーム対策、顧客満足(CS)とブランド維持、品質管理対策 | 製品・サービス上の欠陥、著名企業のお客様サービス方針などを調べておく。 |
第15回目 | グローバル社会での危機管理対策 | 国際・国家・組織・個人レベルでの対応、カントリーリスクと対応、海外での危機管理体制づくり | 新聞で取り上げられた最近の企業のリスク事例を調べておく |