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経営組織論

科目
経営組織論
区分
国際経営学科科目群
授業コード
14001205400124
開設セメスター
5S6S
曜日・時限
春 水/5678秋 水/5678
単位数
4単位
担当者名
三浦 雅洋
授業の概要
 みなさんは企業がどのような仕組みで活動しているのか説明できますか。モノを作ったり売ったりすることは、企業の活動の一部分ですが、その他にも企業はさまざまな活動を展開しています。そして、さまざまな活動を束ねているのが組織です。もし組織がなければ、企業はきちんと活動できません。では組織とはなんでしょうか。いったい組織を通じてどのように企業は活動しているのでしょうか。これらの問題を意識しながら、経営組織論では、企業が組織を通じて活動している仕組みを学び、これまでみなさんが勉強してきた経営学の知識を結びつけます。詳細は下記の授業計画にあるとおりですが、大まかには、組織の基礎理論、組織構造のデザイン、組織のダイナミックな変化といった順序で話を進めていきます。授業のなかでは難しい言葉や考え方も出てきますが、書き込み式のプリントを配布して1つ1つ説明します。また、数多くの実例や映像教材を取り上げて、具体的にイメージできるようにサポートします。毎回の授業で書き込んだプリントは、定期試験のときにノートとして使用できます。また、授業の最後にレビューシートを書いて、分かった所と分からなかった所を確認できます。
到達目標
 授業概要で説明したように、経営組織論の到達目標は、これまでみなさんが勉強してきた経営学の知識を結びつけ、企業が組織を通じて活動している仕組みを説明できるようになることです。ここで説明できるということは、単純に言葉や考え方を覚えるのではなく、授業で聴いた話や映像で見た実例も組み合わせて、文章で表現できるということです。このためみなさんの理解度は、単答式の試験ではなく、論述式の試験でチェックしていきます。論述式と聞くと怖じ気づく人もいるかもしれませんが、定期試験までに徐々に上手くなるようにサポートします。たった1回の定期試験でチェックすることは難しいので、レビューシート、中間試験、定期試験と何回かに分けてチェックします。その間に、少人数教育という玉川大学のメリットをいかして、どこをどう直せば上手く説明できるようになるのかを一人一人アドバイスします。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
イントロダクション(1) 経営組織論とはどのような学問かあなたにとって組織とはどのようなイメージですか?この質問をするので、自分なりの答えを考えてきてください。
第2回目
イントロダクション(2) 経営組織論における主な学習内容について受講生から出たさまざまなイメージを参考に、組織とはどのように捉えたらいいのか考えてください。
第3回目
組織の基礎理論(1) 人間行動の概念と意思決定のメカニズム前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第4回目
組織の基礎理論(2) 組織の概念と組織均衡の理論前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第5回目
組織ベース(1) アメリカ企業の組織ベース前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第6回目
組織ベース(2) 日本企業の組織ベース前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第7回目
中間試験(1) 確認のための中間試験前回までのプリントを見直しておくこと。あと必ずプリントを持参してください。
第8回目
中間試験(1)中間試験の解説前回までのプリントを見直しておくこと。あと必ずプリントを持参してください。
第9回目
組織構造のデザイン(1)企業は大量生産体制の確立にむかう(1):事例紹介前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第10回目
組織構造のデザイン(2)大量生産体制を支える組織構造:職能部門別組織前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第11回目
組織構造のデザイン(3)企業は大量生産体制の確立にむかう(2):事例紹介前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第12回目
組織構造のデザイン(4)大量生産体制下での組織の考え方:機械としての組織前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第13回目
組織構造のデザイン(5)大量生産体制下での組織の考え方:生物としての組織(1)前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第14回目
組織構造のデザイン(6)大量生産体制下での組織の考え方:生物としての組織(2)前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第15回目
組織構造のデザイン(7)多角化ブームの到来(1):事例紹介前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。

第16回目

組織構造のデザイン(8)多角化を支える組織構造:事業部制組織前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第17回目
組織構造のデザイン(9)多角化ブームの到来(2):事例紹介前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第18回目
組織構造のデザイン(10)多角化ブームの終焉:範囲の拡大から選択的投資へ前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第19回目
組織構造のデザイン(11)多国籍企業への飛躍:事例紹介前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第20回目
組織構造のデザイン(12)国際化を支える組織構造:グローバルマトリックス、TN組織前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第21回目
組織構造のデザイン(13)高付加価値の追求:事例紹介前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第22回目
組織構造のデザイン(14)高付加価値を追求するための組織構造:PM組織、ハイブリッド組織前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第23回目
組織のダイナミクス(1)企業成長と組織のダイナミクス:事例紹介前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第24回目
組織のダイナミクス(2)企業成長の理論前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第25回目
組織のダイナミクス(3)組織変革への挑戦(1):事例紹介前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第26回目
組織のダイナミクス(4)組織変革についての伝統的な考え方:経営者が組織を変える前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第27回目
組織のダイナミクス(5)組織変革への挑戦(2):事例紹介前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第28回目
組織のダイナミクス(6)組織変革についての新しい考え方:経営者から組織を変える前回のレビューシートで書いた質問について、もう一度、自分なりに考えてきてください。
第29回目
定期試験にむけた総復習定期試験に備えての事前講習(1)中間試験後のプリントを必ず持参してきてください。
第30回目
定期試験にむけた総復習定期試験に備えての事前講習(2)中間試験後のプリントを必ず持参してきてください。

教科書
特に指定しない。毎回プリントを配布する。
参考文献
桑田耕太郎・田尾雅夫著 『組織論』 有斐閣
田代義範編著 『現代日本企業の経営学』 ミネルヴァ書房
成績評価方法
成績評価の比率は、中間試験20%、レビューシート30%、定期試験50%です。
そのほか受講者への指示/メッセージ
 予習や復習も大事ですが、それ以上に授業時間内でよく聞き、よく見て、よく考えることを大切にしているので、休まずにコツコツ出てきてください。毎回少なくとも1つは勉強になるコンテンツを用意しています。ちなみに最後までコツコツ勉強した受講生の単位取得比率はとても高いですよ。

更新日:02/19/2009
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