検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

マーケティング

科目
マーケティング
区分
国際経営学科科目群
授業コード
14004135400411
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
春 月/78水/78秋 月/78水/78
単位数
4単位
担当者名
鈴木 康之
授業の概要
マーケティングは、自然に売れてゆく仕組みをつくりあげる技法と思考です。「買っていただける環境づくり」「顧客志向」がマーケティング実践の基本です。この講義では「顧客にとって価値ある企業をつくる」というマーケティング理念のもと、そのための知恵と知識について様々な視点から検討します。講義の運営は、教科書およびケースメソッド(ディスカッション中心)を軸にレポートを組み合わせて行います。課題レポートは学生自身がアナリストになって、企業をひとつを選び、よく調べ、SWOT分析を行い、その強みを活かしながら今後どのような事業展開の可能性があるか、その場合のKFS(最重要成功要因)は何か等についてマーケティング面からのbest-practiceを行います。
到達目標
学んだマーケティングの技法と思考を実際に活用できるようになること。例えば、自分自身が興味を持った企業(あるいは店、商品、ブランド)を選び、学生自身がアナリストとなって「なぜ顧客から支持されているのか?」をマーケティング面から分析できるようになること。(就職活動にも役立つ)
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
マーケティングの基本的な概念(コンセプト)について 事例を中心にマーケティングとは何か、その全体像および役割、機能と体系、課題について学ぶテキスト序章を繰り返し読んで分からないところをチェックしておくこと。章末の演習問題にもトライ。
第2回目
同上 同上同上
第3回目
事業機会の選択 企業成長の源泉である事業機会や市場需要の探索について学ぶテキスト1章を読んで分からないところをチェックしておくこと。コラム1「サントリー」もチェック。
第4回目
同上 同上同上
第5回目
事業領域の選択:ドメインとアイデンティティ ドメインの設定、多角化と企業イメージの形成について学ぶテキスト2章を読んで分からないところをチェックしておくこと。
第6回目
同上 同上同上
第7回目
事業領域の決定:セグメンテーション マーケティングの最大の発明と言われるターゲットマーケティングとその手法であるセグメンテーション(市場細分化)について学ぶ。テキスト3章をよく読んで分からないところをチェックしておくこと。章末の演習問題にもトライしてみよう。
第8回目
同上同上同上
第9回目
ライバル、競争構造の分析市場の外部環境分析から、まずはじめに業界の競争構造の分析手法を学ぶ。テキスト6章を読んで分からないところをチェックしておくこと。
第10回目
同上同上同上
第11回目
競争戦略ポーター、価値法則、競争地位別戦略、コーペティション戦略などの競争対応の諸戦略について学ぶ。テキスト12章を読んで分からないところをチェックしておくこと。
第12回目
同上同上同上
第13回目
製品戦略マーケティングの中核課題である製品開発、PLC、ブランド管理などについて事例を中心に学ぶ。テキスト8章をよく読んで、特に用語など分からないところをチェックしておくこと。章末の演習問題にもトライしてみよう。
第14回目
同上同上同上
第15回目
レポート発表1課題レポートの報告会を行う。1人15分で発表および質疑応答を行う。発表の準備をすること。発表をよく聞いて、よい質問、アドバイスを行うこと。

第16回目

レポート発表2同上同上
第17回目
レポート発表3同上同上
第18回目
レポート発表4同上同上
第19回目
価格戦略利益を生み出すための価格設定の戦略について事例を中心に学ぶ。テキスト9章をよく読んで分からないところをチェックしておくこと。
第20回目
同上同上同上
第21回目
流通構造の分析チャネル戦略のベースとなる日本の流通構造の分析および取引慣行などの変化について学ぶテキスト7章を読んで分からないところをチェックしておくこと。
第22回目
同上同上同上
第23回目
流通戦略流通チャネル、流通システム、SCM、VCMなどの流通戦略について事例を中心に学ぶ。テキスト11章を読んで分からないところをチェックしておくこと。
第24回目
同上同上同上
第25回目
消費者行動の分析顧客(消費者、生活者)の消費行動の分析手法について学ぶテキスト5章を読んで分からないところをチェックしておくこと。章末の演習問題にもトライしてみよう
第26回目
同上同上同上
第27回目
コミュニュケーション戦略広告、SP、営業活動、インターネットの活用などの企業のコミュニケーション戦略を事例を中心に学ぶ。テキスト10章を読んで分からないところをチェックしておくこと。
第28回目
同上同上同上
第29回目
関係性マーティング従来の環境適合的な4Pマーケティングが機能しないケースが増えている。その処方箋としての関係性形成のマーケティングについて学ぶ。テキスト15章を読んで分からないところをチェックしておくこと。
第30回目
まとめと復習これまでの講義の復習を行います。一人ひとりから講義を通じて興味を持ったこと、問題意識などを語ってもらいます。テキストと資料をもう一度よく読んで、わからないところは質問すること。

教科書
和田充夫、他  『マーケティング戦略』 (有斐閣アルマ)
参考文献
教科書『マーケティング戦略』各章末の参考文献。加えて『日経ビジネス』『一橋ビジネスレビュー』などのビジネス誌。その他に、石井淳蔵・他「ゼミナールマーケティング入門」。また、定番と古典からコトラー『マーケティングマネジメント』(ピアソンエデュケーション)、レビット『レビットのマーケティング思考法―本質・戦略・実践』(ダイヤモンド社)も一読を薦める。また、実践的なところではエリックシュルツ『マーケティングゲーム』(東洋経済)、森行生『シンプルマーケティング』(ソフトバンククリエイティブ)にもトライして欲しい。
成績評価方法
次のように成績の評価をします。 1.レポートおよび発表(30%) 2.授業態度(20%) 3.期末試験(50%) 期末試験は第16週に行います。 なお、欠席や遅刻の扱いは規則どおりとします。
そのほか受講者への指示/メッセージ
毎回、教科書の指定した範囲、配付したプリント等について、よく読み込んであるという前提で議論を行ないます。事前によく読んで自分なりに理解し問題意識をもって講義に出席すること。主なコンテンツは授業計画のとおりですが受講生の要望と理解度に合わせてフレキシブルに運営してゆきたい。学生諸君のフィードバックを歓迎します。

更新日:02/03/2009
検索トップページ担当別50音一覧