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環境科学(比較文化学科対象)

科目
環境科学(比較文化学科対象)
区分
総合科目群
授業コード
11200205120020
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 火/12秋 火/12
単位数
2単位
担当者名
梅木 信一
授業の概要
 主に工業・都市化による地球規模での環境汚染や破壊が進行しつつある現在、我々はどこまで環境問題の本質を理解しているでだろうか。本講義では、まず自然のしくみを理解するとともに、環境に及ぼしている影響を主に自然科学の視野で検討していく。また学内の環境関係の施設を見学するとともに、環境維持活動に対する学生間の意見交換を通して、環境問題への理解を深めていく。
到達目標
 地球に生きる市民として健全な生活ができる自然環境を考えたい。体験学習として、グループ学習や発表などに積極的に参加すること。さらに環境維持活動に参加・実践・行動ができること。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
環境科学とは
講義の進め方、
生命・人間・社会を考える生物科学(ライフサイエンス) 出席カード。 グループ班分け。教科書を持参すること
第2回目
自然観察(玉川の歴史と自然) 玉川学園の植物観察:巨樹探訪野外活動のできる服装と靴で参加すること。観察した事項は、各自で記録しておくこと。
第3回目
自然のしくみ 学生グループ発表:
太陽エネルギーと物質の循環コラム(身近な植物学、日本の花サクラ、春に花が咲くサクラやツツジのヒミツ)
各自教科書の該当章を良く予習しておくこと。発表グループは事前に良く準備しておくこと。
第4回目
自然のしくみ 学生グループ発表:
陸上植物の遷移と極相 コラム(タンポポの世界、ツツジとサツキ、アヤメとカキツバタ)
各自教科書の該当章を良く予習しておくこと。発表グループは事前に良く準備しておくこと。
第5回目
自然の汚染と破壊 学生グループ発表 
大気環境とその汚染 コラム(花色のなぞ、ふたつの光合成、紅葉と落葉)
各自教科書の該当章を良く予習しておくこと。発表グループは事前に良く準備しておくこと。
第6回目
自然の汚染と破壊 学生グループ発表 
水と土の汚染 コラム(森のおもちゃ どんぐり、種子の親離れ)
各自教科書の該当章を良く予習しておくこと。発表グループは事前に良く準備しておくこと。
第7回目
自然の保全 学生グループ発表 
環境汚染と自然の大切さ コラム(花の受粉、分子遺伝学からみた生物のすがた)
各自教科書の該当章を良く予習しておくこと。発表グループは事前に良く準備しておくこと。
第8回目
自然の保全有害物質(例;ダイオキシン類) 
ビデオ(ダイオキシン汚染)
鑑賞した事項は、各自で記録しておくこと
第9回目
施設見学廃棄物処理場(北斗舘)施設見学のできる服装と靴で参加すること。見学した事項は、各自で記録しておくこと
第10回目
施設見学暖房・冷房、電気施設(5号館地下)施設見学のできる服装と靴で参加すること。見学した事項は、各自で記録しておくこと。
第11回目
意見発表会学生の個人発表とグループ討議。  
(見学先と感想。各自のレポート課題)
発表グループは事前に良く準備しておくこと。
第12回目
意見発表会学生の個人発表とグループ討議。 
(見学先と感想。各自のレポート課題)
発表グループは事前に良く準備しておくこと。
第13回目
自然の保全公害の原点と自然回復
ビデオ(足尾銅山よみがえる森)
鑑賞した事項は、各自で記録しておくこと
第14回目
レポート提出。自然観察玉川学園の植物観察:自然のしくみ(聖山)野外活動のできる服装と靴で参加すること。観察した事項は、各自で記録しておくこと。
第15回目
まとめ自然の恵みと大切さ
ビデオ「巨樹・命の不思議」
鑑賞した事項は、各自で記録しておくこと

教科書
生命と自然 ライフサイエンス入門、許田倉園監修、石川晶生・梅木信一共著。玉川大学出版部
参考文献
必要に応じて紹介する
成績評価方法
レポート、授業への参加度(出席率)、受講態度、出席カードの記入状況などによる総合評価。 
そのほか受講者への指示/メッセージ
受講前に教科書で予習し、毎回必ず持参すること。その他関連事項を自ら復習すること。この科目は、体験学習を基本とするので、遅刻・無断欠席を認めない。無論私語は厳禁である。「挨拶・返事・笑顔」を基本にコミュニケーションを大切にして欲しい。なお、テーマ・内容や自然観察・体験の実施時期は、天候などの理由で一部変更することがある。

更新日:01/07/2009
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