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実践の物理学

科目
実践の物理学
区分
自然科学科目群
授業コード
10001205000058
開設セメスター
2S
曜日・時限
春 金/12秋 水/12
単位数
2単位
担当者名
黒田 潔
授業の概要
物理法則には、簡単な式で表わすことができ実際の現象とよく一致するものや、多くの補正を加えなければ一致しないものがある。物理法則とよく一致する現象について、講義および自らが行う簡単な実習により、物理法則と測定結果を比較検討し、その原理を説明できるようになることを目的とする。テーマは、力学、電気、熱、光学など広い範囲の物理学について学ぶことが出来るように選んである。
到達目標
様々な物理現象の原理の簡単な説明をすることができる。簡単な機器操作を実施することができる。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
ガイダンス 履修上の注意・有効数字の取り扱い授業の進め方、グループ分け、レポートの書き方、数値のまとめ方(有効数字)、などはじめの重要な説明を行うので必ず出席すること。
第2回目
ガラスの屈折率の測定 半円ガラスを利用して屈折率を測定テキストの予習の後に受講する。レポートは期限を守って作成し提出する。
第3回目
金属の比熱測定 鉄・銅・アルミニウムの比熱測定
第4回目
バネ振り子 バネ定数と振り子の周期の関係
第5回目
オームの法則(1) 電圧、電流、電気抵抗の間に成り立つ法則(1)
第6回目
オームの法則(2) 電圧、電流、電気抵抗の間に成り立つ法則(2)
第7回目
コンデンサの接続 コンデンサの直列・並列接続と電気容量
第8回目
電気抵抗・電球発熱する物体の電気抵抗の測定
第9回目
力の釣合・力の合成力のベクトル合成、摩擦力
第10回目
等加速度運動斜面上を滑る物体の加速度、速度の測定
第11回目
光のスペクトル可視光の連続スペクトル、線スペクトル
第12回目
気柱共鳴音の波長と音の速度の関係
第13回目
感覚と測定量人間の感覚と実際の測定量の比較
第14回目
補習補習授業
第15回目
補習補習授業

教科書
「実践の物理学(第4刷)」/玉川大学物理研究室編
参考文献
「物理実験-入門と基礎」/玉川大学物理研究室編/八千代出版、「理科年表」/国立天文台/丸善
成績評価方法
レポートにおけるデータの表・グラフなどの必須基本事項の有無と完成度、および出席状況・受講姿勢の総合点で評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
100分で講義(解説)および実験(実習)を行うので、手際よく進めないとテーマが時間内に終わらない。毎回授業のはじめに講義を行うが、遅刻をすると実験手順を分からないまま進めることになり、他の受講者に迷惑をかけることになるので、遅刻はしないこと。実験中に理解しずらいところがあったら必ず質問をしてから進めること。実習授業なので物理的な物の見方ができるようになったり、器具、機械の操作などがうまくなります。

更新日:01/15/2009
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