教科書 | 特定の教科書は使用しない。適宜、文献の紹介を行う。下記の「参考文献」を含めて興味を持った文献については、自主的に読み進めることを望む。 |
参考文献 | 苅谷剛彦、2002、『知的複眼思考法――誰でも持っている創造力のスイッチ』講談社(講談社+α文庫)。
河野哲也、2002、『レポート・論文の書き方入門(第3版)』慶應義塾大学出版会。
佐藤望・湯川武・横山千晶・近藤明彦、2006、『アカデミック・スキルズ――大学生のための知的技法入門』慶應義塾大学出版会。 |
成績評価方法 | 原則として、定期試験の成績(100点満点)によって評価を付ける。ただし、次の2点を加点要素とする予定である。
(1)講義中の練習問題等に対する自主的な回答・解答(最大12点程度)。
(2)演習問題の解答(A4用紙で表面1頁以内)の提出(最大13点程度)。 |
そのほか受講者への指示/メッセージ | 本講義に真剣に取り組むことによって、受講者は大学生活や卒業後のキャリアで活用可能な知的能力を習得することができるようになる。受験勉強とは異なり、実社会では「唯一絶対の解」が存在することはほとんどないだろう。そのような中で求められているのは、理解した知識を使って自分なりに考える力である。本講義は、高校までの知識暗記型学習から脱却し、知識活用型学習に移行しようという高い意欲がある受講者を支援する。 |