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外国史(比較文化学科対象)

科目
外国史(比較文化学科対象)
区分
社会文化科目群
授業コード
11201055120101
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 金/56秋 金/56
単位数
2単位
担当者名
梅山 香代子
授業の概要
20世紀における2つの大戦をテーマにして、両大戦間の国際関係、第二次世界大戦の原因と結果、そして戦後の国際関係を学ぶ。ナチズムが台頭する背景、ヨーロッパに代わり米国が国際政治の主役になる事情などを中心にして論ずる。現代史であるため映像資料を多く使用することが可能である。学生は、世界の歩みを実感し、歴史を学ぶ楽しさを発見することができる。



                           
到達目標
 現代史の基本的知識を身に付ける。さらに、授業で学んだことを基礎として、世界の文化と人類の未来について自ら学び、自ら考える力を習得する。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
第一次世界大戦後のドイツ 敗戦後のドイツの社会状況を考える。授業で紹介する映画「アドルフの画集」が手に入る人は観ておくと有益である。
第2回目
ヴェルサイユ講和条約 過酷な講和条件、ドイツ人の反応、日本の国際舞台への登場ドイツ人の不満はどのような形で顕在化したか調べよう。
第3回目
両大戦間の国際関係 米国の繁栄とヨーロッパの衰退、大恐慌の到来、ナチズムの台頭、平和協調外交の破綻米国の経済的優位から経済恐慌に至る過程を理解する。
第4回目
第二次世界大戦の勃発 ドイツの領土要求、英米の対応、ドイツのポーランド侵攻開戦の事情を知ろう。
第5回目
太平洋戦争 日中戦争、日米関係の悪化、真珠湾攻撃、日米開戦日米関係が悪化していく過程を考えよう。。
第6回目
ドイツの敗北、ドイツの戦後処理 東部戦線の敗北、米国の参戦、連合国の反撃、ユダヤ人迫害、ポツダム会談ドイツが敗北した原因を考えよう。ホロコーストについての記録を読んでみよう。
第7回目
太平洋戦争の終了、日本の戦後処理 原爆投下、ポツダム宣言、日本の敗北、連合国による占領日本に原爆が投下された理由を考えよう。
第8回目
冷戦の展開ドイツ分割、ベルリン危機、鉄のカーテン映画「007シリーズ」などで冷戦がどのように描かれているか考えてみよう。
第9回目
アジアにおける冷戦朝鮮戦争、国連による紛争介入、日本の占領終結、サンフランシスコ講和条約朝鮮半島分断の原因を理解しよう。
第10回目
キューバ危機核軍備競争、核戦争の危機、米ソ対決ケネディ・フルシチョフ時代を学ぼう。
第11回目
ベトナム戦争米国の介入、長い絶望的な戦い,、ベトナムの歴史を知ろう。
第12回目
ベトナム戦争と世界アメリカ社会への影響、世界的反戦運動、日本への影響、カウンター・カルチャーについて調べてみよう。
第13回目
ベトナム戦争の終結と世界の多極化ベトナム停戦 ドルショック、米中国交回復、日中国交回復国際通貨体制、新しい米中、日中関係について考えよう。
第14回目
冷戦の終結米国の衰退 ソ連の行き詰まり ベルリンの壁崩壊冷戦が終結する理由を考えよう。
第15回目
まとめ現代の世界世界の歩むべき道について考えてみよう。

教科書
授業の進行に合わせてプリントを配布する。
参考文献
必要に応じて授業中に指示する。
成績評価方法
期末テストまたはレポート。期末テストは授業の理解度を測るものである。
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業で配布するプリントを整理して、すべてのプリントを毎回授業に持ってくること。

更新日:02/15/2009
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