授業計画 | テーマ | 内容 | 学習課題 |
第1回目 | 心理学の視点 | 「意識」と心理学
(W. Wundtによる科学的心理学の出発) | 授業内容をまとめた上で,そこから自分なりの問題の発見に努めてほしい. |
第2回目 | 同上 | 現代心理学の視点
(意識研究の問題点,「こころと行動,そして脳」) | 同上 |
第3回目 | 学習と行動 | 生物の行動様式と学習の意義
(反射,本能的行動,そして習得的行動) | 同上 |
第4回目 | 同上 | 古典的条件づけ
(I. P. Pavlovの条件反射とその基本的特徴など) | 同上 |
第5回目 | 同上 | オペラント条件づけ
(E. L. Thorndikeの試行錯誤学習,効果の法則など) | 同上 |
第6回目 | 同上 | いろいろな学習様式(潜在学習,観察学習)
学習と生物学的制約の問題 | 同上 |
第7回目 | 知覚(視覚)と行動 | 2つの視覚系と環境適応
(錐体系と桿体系の機能特性) | 同上 |
第8回目 | 同上 | 客観的な世界と知覚された世界
(知覚恒常性,ゲシュタルト,空間の知覚) | 同上 |
第9回目 | 記憶と行動 | ヒトの記憶の仕組み
(一時的な記憶と永続的な記憶) | 同上 |
第10回目 | 同上 | 保持の経過と忘却要因
潜在記憶(意識と記憶の問題) | 同上 |
第11回目 | 動機づけと行動 | 動機の種類
ホメオスタシスと動機づけ(身体と動機づけ) | 同上 |
第12回目 | 同上 | 内発的動機づけと心の発達
(知覚的隔離下での人間行動,活動と動機づけなど) | 同上 |
第13回目 | 遺伝と環境 | 「遺伝か環境か」から「遺伝も環境も」へ
(動物の“学習能力”に関する2つの実験の矛盾) | 同上 |
第14回目 | 同上 | 遺伝と環境の相互作用
(双生児法による知能研究,原始反射と学習経験) | 同上 |
第15回目 | 同上 | 初期経験と行動(インプリンティング,サルの社会性と初期経験,視覚機能の獲得と初期経験) | 同上 |