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文章表現(平成19年度以降入学生対象)

科目
文章表現(平成19年度以降入学生対象)
区分
言語表現科目群
授業コード
10020165002018
開設セメスター
3S2S
曜日・時限
春 木/56秋 木/56
単位数
2単位
担当者名
浅岡 伴夫
授業の概要
現代社会は、情報コミュニケーションによって成り立っているといっても過言ではない。中でもビジネス文書や技術文書を介する文書コミュニケーションが特に重要な役割を担っている。ところが、実際には、読みにくくわかりにくい文書が氾濫している。この講義では、ビジネス文書/技術文書の主要な構成要素である「文章」の書き方を論理的かつ体系的に解説する。この講義の最大の特長は、文章を書くのが苦手な人でも容易に再現できる「文才に頼らない文章作法」が習得できることである。
到達目標
わかりやすく読みやすい文章を書くために不可欠な基礎知識&基本スキルを修得し、企業や一般社会で通用するビジネス文章/技術文章が書けるようになることを目標とする。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
情報コミュニケーションと現代社会 情報コミュニケーションが現代社会において果たす役割について解説する情報コミュニケーションの定義について調べておく
第2回目
情報コミュニケーションと文書コミュニケーション 文書コミュニケーションとは何かについて解説する文書コミュニケーションの具体例について調べておく
第3回目
ビジネス文書/技術文書作成の基本プロセス わかりやすく読みやすいビジネス文書/技術文書を作成する際の基本プロセスについて解説する自身が文書を作る際のプロセスを書き出しておく
第4回目
わかりやすく読みやすいビジネス文章/技術文章とは ビジネス文章/技術文章とは何かについて具体的に解説する「わかりやすく読みやすい」とはどういうことか考えておく
第5回目
ビジネス文章/技術文章の用字 漢字、ひらがな、カタカナの使い方を解説する自分がどんなルールで漢字、ひらがな、カタカナを表記してきたかを書き出しておく
第6回目
ビジネス文章/技術文章の表記法1 送りがな、かなづかいのルールを解説する送りがな、かなづかいに関する自身の表記法をルールを書き出しておく
第7回目
ビジネス文章/技術文章の表記法2 カタカナ、数字の表記法について解説するカタカナ、数字に関する自身の表記方法を書き出しておく
第8回目
ビジネス文章/技術文章の用語
(一般用語、専門用語、差別用語)
一般用語、専門用語の使い方について解説し、差別用語についても概説する一般用語、専門用語の使われ方について新聞・専門誌などで調べておく
第9回目
エントリーシート作成演習就職活動時に提出するエントリーシートの作成演習を行うエントリーシートの作成目的と作成時の注意点について考えておく
第10回目
ビジネス文章/技術文章の表現技法1句読点の打ち方、助詞の使い方、修飾語の並べ方などを説明する句読点の打ち方のルールについて調べておく
第11回目
ビジネス文章/技術文章の表現技法2センテンス、パラグラフの構成法を説明する文章中でのセンテンス、パラグラフの役割について考えておく
第12回目
著作権に関する基礎知識文書を作成する際に必要な著作権に関する基礎知識を説明する「著作権法」の内容を調べておく
第13回目
商品取扱い説明書の作り方商品取扱い説明書の作成演習を行う身近にある取扱い説明書の構成・中身を調べておく
第14回目
eメールコミュニケーションにおける注意点eメールコミュニケーションのポイントを学ぶeメールのやりとりで生じている問題を洗い出しておく
第15回目
まとめビジネス文章/技術文章を作成する際のポイントを復習する教科書と講義で学んだことを整理・復習し、質問すべき事項をまとめておく

教科書
「SE・製造技術者・理工系学生のための技術文書の作り方・書き方」(2006年、浅岡伴夫著、シーエーピー出版、350p、2,800円+税)
参考文献
なし
成績評価方法
授業への取り組み姿勢(30%)、授業時小課題(30%)、最終レポート(40%)
そのほか受講者への指示/メッセージ
遅刻厳禁とする。全員参加型の充実した授業となるよう、積極的な発言を期待する。上記の授業計画は目安であって、受講者の希望や反応に応じて内容を柔軟に変えていく。

更新日:12/27/2008
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