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文章表現(教育学部1年生対象)

科目
文章表現(教育学部1年生対象)
区分
言語表現科目群
授業コード
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 月/78
単位数
2単位
担当者名
太田 拓紀
授業の概要
 自分の伝えたいことを文章にして、正確に相手に伝えるのは、思いのほかむずかしいものです。せっかく苦労して文章を書いても、基本的な語彙の間違いがあれば、読み手は意味を汲み取ることはできません。さらに、自分では書いたつもりでも、それが正しく読み手に伝達されずに、自分の意図とは異なって受け取られてしまうこともよくあります。また、稚拙な表現やありきたりな表現は、読み手の読む意欲をそいでしまいかねません。
 この授業では、さまざまな作業を通じて、文章を書く上で有益な基礎的知識を習得して、文章を書く際に生かせるようにします。また、実際にみなさんが文章を書く練習を行うことにより、読み手に効果的に伝わる文章を書く能力を身につけていきます。
到達目標
1.文章を書く上での基礎的な知識を身につけ、文章を書く際に生かせるようになること。
2.文章を書く練習をすることで、効果的な文章表現ができるようになること。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
文章作成の心構え 文章を書く目的/文章の種類「自己紹介文」を400字程度で書いてきてください。
第2回目
文章作成の流れ 文章を書く上での必要な要素授業の内容をふまえた上で、課題に取り組んできてください。
第3回目
文章作成の基礎作業(1) 題材の設定方法・材料の収集方法授業の内容をふまえた上で、課題に取り組んできてください。
第4回目
文章作成の基礎作業(2) 主題の決定と分析の方法授業の内容をふまえた上で、課題に取り組んできてください。
第5回目
文章作成の基礎作業(3) アウトラインの作成授業の内容をふまえた上で、課題に取り組んできてください。
第6回目
文章作成の留意点(1) 「分かりやすく」書くということ課題の文章を書いてきてください。
第7回目
文章作成の留意点(2) 「分かりやすく」書く技術課題の文章を書いてきてください。
第8回目
文章作成の留意点(3)「分かりやすく」なおす方法課題の文章を書いてきてください。
第9回目
文章作成の実践(1)レポートの書き方と実践練習Ⅰテーマに沿った小レポートを書いてきてください。
第10回目
文章作成の実践(2)レポートの書き方と実践練習Ⅱテーマに沿った小レポートを書いてきてください。
第11回目
文章作成の実践(3)案内文・フォーマルなメールの書き方と練習Ⅰテーマに沿った案内文を書いてきてください。
第12回目
文章作成の実践(4)案内文・フォーマルなメールの書き方と練習Ⅱテーマに沿ったメールの文章を書いてきてください。
第13回目
文章作成の実践(5)小論文の書き方と練習Ⅰテーマに沿った小論文を書いてきてください。
第14回目
文章作成の実践(6)小論文の書き方と練習Ⅱテーマに沿った小論文を書いてきてください。
第15回目
まとめ授業の総括課題の文章を書いてきてください。

教科書
特に指定しません。プリントを毎回配布します。
参考文献
佐竹秀雄,2006,『文章を書く技術』ベレ出版。
大阪工業大学言語表現技術研究会編,2005,『言語表現技術ハンドブック』晃洋書房。
成績評価方法
平常点(出席・課題など)70%,期末レポート30%で評価します。
そのほか受講者への指示/メッセージ
 文章をうまく書けるようになるために、知っておくと役に立つ知識がいくつかあります。その上で、やはり実際に書いてみることが大事になります。したがって、授業ではほぼ毎回にわたってみなさんに書く作業を求めます。積極的に授業に参加するようにしてください。

更新日:02/18/2009
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