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政治学(国際政治を含む)

科目
政治学(国際政治を含む)
区分
人間学科科目群
授業コード
1101080
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 金/78
単位数
2単位
担当者名
宮崎 真由
授業の概要
政治学の諸分野のうち、本講義では主として政治理論・政治哲学を取り上げ、その現代的展開を基礎にしながら、政治に対する様々な理論を紹介し、それに分析を加える。
到達目標
政治は決して政治家だけのものではなく、社会のいたるところや、家庭の中にさえも見られる現象である。この講義では、政治に対する目を養うとともに、近年の政治理論・政治哲学の展開に注目し、法・経済・倫理とも連結しうるような政治理念に関する幅広い理解を身につけてもらいたい。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
はじめに 政治という現象への種々のアプローチの仕方を紹介した上で、本講義が取り上げる政治理論・政治哲学の特徴・現代的意義を概説する。教科書の該当箇所を読んでおくこと。
第2回目
権力 拳銃で脅したり、部下が上司の顔色をうかがったり、人を褒美で導いたりするのは、いずれも権力の現われと言えよう。政治にみる権力を考える。教科書の該当箇所を読んでおくこと。
第3回目
功利主義と自然権論 少数の犠牲者に目をつむっても全員の利益を最大にする考えと、利益は減っても一人一人には奪い得ない権利があるという考えを比べる。教科書の該当箇所を読んでおくこと。
第4回目
自由論 支配の欠如の意味での「~からの自由」と権力行使への参加という「~への自由」。人の自由と周りの環境との微妙な関係性についても考える。教科書の該当箇所を読んでおくこと。
第5回目
リベラリズム 自由は大事な価値だが、しかし社会には様々な弱い人たちもいる。自由な社会の中で福祉を実現していくにはどうすればよいのかについて考える。教科書の該当箇所を読んでおくこと。
第6回目
リバタリアニズム 行政改革や民営化により国や地方自治体はその役割を民間に委ねようとしてきたが、その背後にはあるのがリバタリアニズムの発想である。この思想について学ぶ。教科書の該当箇所を読んでおくこと。
第7回目
平等主義 徒競走のスタートラインでランナーが横一線でさえあればゴールに差があってもいいのか、それとも皆で一斉にゴールを切るのが大事なのか。以上のような問題を念頭に置き、平等主義について考える。教科書の該当箇所を読んでおくこと。
第8回目
デモクラシーみんなで物事を決めるのがデモクラシーだとしても、ではどのように決めるのが適切なのか。意外にも様々な見方があることを学ぶ。配布資料を読んでおくこと
第9回目
共同体の価値自由といっても何でもありであってよいのか。社会の中に生まれ落ちた以上、その中で共有されている価値こそ人をはぐくむのではないか。このような共同体の価値に関する見解ついて学ぶ。教科書の該当箇所を読んでおくこと。
第10回目
多文化主義日本にも外国人が増えてきた。様々な文化をもった人々がともに生きていくためには、どのような政治のしくみが望ましいのだろうか。多文化主義の思想について学ぶ。教科書の該当箇所を読んでおくこと。
第11回目
フェミニズム家庭のことは私的なことであるというのは本当なのか?女性が当然のように家庭内で家事をするのもまた、権力的関係であり、ある意味での政治と言えるだろう。ここではフェミニズムの思想について学ぶ。教科書の該当箇所を読んでおくこと。
第12回目
公共性自由というと勝手気ままと勘違いしがちだが、人にとり望ましいのは公共心を身に付けて自律することではないか?社会の公共性の条件を考える。配布資料を読んでおくこと
第13回目
国際社会と国際政治学国際社会はどのようなイメージでとらえられるのか。国家同士の関係か。あるいは個人が主役なのか。またそこでの政治学の課題は?以上の問いについて考える。教科書の該当箇所を読んでおくこと。
第14回目
グローバル化の時代の政治理論国境を越えて人々の民意を反映した政治は可能なのだろうか。グローバル・ジャスティス、すなわち地球規模の正義を目指す政治とは何かについて学ぶ。教科書の該当箇所を読んでおくこと。
第15回目
総括本講義で学んだことを概括する。

教科書
川崎修・杉田敦編『現代政治理論』(有斐閣アルマ、2006年)
参考文献
成績評価方法
平常点と定期試験によって評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ


更新日:
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