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教育的人間学

科目
教育的人間学
区分
人間学科科目群
授業コード
1101078
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 金/56
単位数
2単位
担当者名
長谷川 洋二
授業の概要
教育的人間学は今日教育学研究において中心的役割を担う作業分野になりつつある。教育実践の反省から暗黙的人間像を問題化できるようになったことが、人間学的研究への関心を呼び起こしているということでもあろう。人間形成の問題はどのように考えられるか、また考えるべきなのか? この授業では現代ドイツの人間学者クリストフ・ヴルフの主唱する「ミメーシス(一般には「模倣」と訳される)」という考えを学ぶことはら始め、教育と人間形成の関係について理解を深めてみたい。
到達目標
授業で学んだ作業概念を理解し、自分の言葉で説明することができる。またこれらの作業概念を他の日常的行為の解釈に応用することができる。文献読解をもとに参加者相互でテーマについて議論することができる。テーマに関する文献や情報を収集し整理することができる。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
オリエンテーション 授業計画のアウトラインの説明、成績評価方法について授業の進行方法について確認し合うので必ず出席してください
第2回目
社会科学的概念としてのミメーシス ミメーシス概念の説明プリントをよく読み、内容理解につとめた上で、授業にのぞむこと
第3回目
身体運動 1 世界の秩序原理としての身体運動プリントをよく読み、内容理解につとめた上で、授業にのぞむこと
授業内報告可
第4回目
身体運動 2 文明化と規律化前回の学習内容を復習の上授業にのぞむこと
第5回目
身体 研究論文を読み、感覚器官の発達について考えるプリントをよく読み、内容理解に努めた上で、授業にのぞむこと
第6回目
メディアと教育 研究論文を読み、教育実践の歴史について考えるプリントをよく読み、内容理解に努めた上で、授業にのぞむこと
第7回目
身振り 1 文化的形態としての身振りプリントをよく読み、内容理解に努めた上で、授業にのぞむこと
第8回目
身振り 2制度としての身振り前回の学習内容を復習の上授業にのぞむこと
第9回目
儀礼儀礼装置としての学校前回の学習内容を復習の上授業にのぞむこと
第10回目
贈与 1贈与の両面的価値前回の学習内容を復習の上授業にのぞむこと
第11回目
贈与 2犠牲・プレゼント前回の学習内容を復習の上授業にのぞむこと
第12回目
遊戯 1上演としての遊戯前回の学習内容を復習の上授業にのぞむこと
第13回目
遊戯 2ミメーシス的相互作用:さまざまな遊戯前回の学習内容を復習の上授業にのぞむこと
第14回目
他者未知なるものとしての他者前回の学習内容を復習の上授業にのぞむこと
第15回目
まとめ講義全体の総括レポート提出

教科書
プリント配布
参考文献
クリストフ・ヴルフ編『教育人間学入門』玉川大学出版部、2001年
クリストフ・ヴルフ編『歴史的人間学事典』(第二巻)勉誠出版、2005年
Christoph Wulf: Educational Science: Hermeneutics, Empirical Research, Critical Theory,Waxmann, 2003
Gunter Gebauer/Christoph Wulf: Spiel, Ritual, Geste. Mimetisches handeln in der sozialen Welt.Rowohlt, 1998.
成績評価方法
授業参加度(授業内報告を含む)、レポートの総合評価
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業では、各テーマに関する研究を紹介・検討するため、文献の読解など予習をしっかり行って授業に参加してほしい。授業ではできる限り授業参加者相互においてインタラクティヴな意見交換の場を用意するので、積極的な授業参加者にとっては授業をより実りあるものにする機会となるだろう。


更新日:02/19/2009
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