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発達心理学

科目
発達心理学
区分
人間学科科目群
授業コード
1101079
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 金/78
単位数
2単位
担当者名
大竹 信子
授業の概要
生物として、社会・文化的存在としての人間の発達を生涯発達の視点からとらえ、発達するとはどういうことかを考える。さらに、この立場から、人間の生涯発達において特に重要であると思われる他者との絆、言語、自己、他者理解の発達に焦点を当てて考察する。
到達目標
発達とは何か、人間の発達の特質、発達のしくみについて、実証的事実に基づいて考え、基礎的理解を得る。
習得した概念、説明の理論を用いて、発達を説明できる。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
発達心理学とは 発達心理学の視座、発達心理学の課題と方法テキストを購入しておくこと
第2回目
人間の発達とは 人間の発達の特質テキスト中の講義に関連する章を読んでおくこと
第3回目
発達の要因 生物学的基盤と社会・文化的環境     〃
第4回目
発達とは(1) 獲得と消失・喪失の過程     〃
第5回目
発達とは(2) 機能と構造の変化、発達段階     〃
第6回目
発達とは(3) 生涯発達にみられる個人の一貫性と変化     〃 
第7回目
他者との絆・対人関係の発達 発達を支える愛着の形成・発達と後の対人関係の発達     〃
第8回目
言語発達言語の獲得、コミュニケーションの発達     〃
第9回目
言語を獲得することの意義認知の枠組み・思考・行動の調整機能     〃 
第10回目
自己の発達自己認知の芽生え・自己概念の拡大・深化     〃
第11回目
他者理解の発達他者の欲求・意図の理解と他者への共感     〃
第12回目
感情・情動の発達生得的基盤と環境要因、社会化の過程としての情動の発達     〃
第13回目
生涯発達ライフサイクルと発達課題     〃
第14回目
再び人間の発達とは社会・文化における発達、発達における主体の要因     〃
第15回目
まとめここまでの学習を土台に発達とは何か、発達環境とは何かを再検討する。     〃

教科書
柏木惠子・古澤頼雄・宮下孝広「新版発達心理学への招待」ミネルヴァ書房2005年
参考文献
適宜、紹介する
成績評価方法
出席状況(全学の規定に従う)、授業参加度、レポートおよび学期末試験によって総合的に評価する
そのほか受講者への指示/メッセージ
上記の成績評価に関するものは、すべて期日までに提出すること(一部でも未提出、未受験のものがある場合は不合格とする)。講義中に提示された課題について講義で学んだことに基づいて考察し、発達について実証的事実に基づいて考える態度を身につけるように学習すること。


更新日:01/19/2009
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