授業計画 | テーマ | 内容 | 学習課題 |
第1回目 | 講義への導入 | 授業計画・進行方法・成績評価他 | シラバスを参照 |
第2回目 | 現代における「人間」について | 20世紀には人間の多様性を重要視された。そのいくつかの側面を比較する。 | 配布資料を読んでおく |
第3回目 | 近代の遺産 | 近代の人間像が残した課題とはなにか。 | 配布資料を読んでおく |
第4回目 | 20世紀の統一と分裂 | グロバル化の運動と従来の文化像・人間像の崩壊の併発について | 配布資料を読んでおく |
第5回目 | 歴史の経験 | 進歩主義的歴史観への批判。出来事と物語の断絶。歴史によって語られていない人々。 | 配布資料を読んでおく |
第6回目 | 空間と時間の経験 ① | 地図に載るもの・載らないもの。旅行と交通の普及による空間の経験の変容。 | 配布資料を読んでおく |
第7回目 | 空間と時間の経験 ② | 現代の時間感覚。「時間における空間の消滅」としての旅客機での旅行。 | 配布資料を読んでおく |
第8回目 | 労働と余暇の経験 ① | 20世紀では、労働と娯楽に対する態度だけではなく、それらの概念の意味や相互関係も激変した。 | 配布資料を読んでおく |
第9回目 | 労働と余暇の経験 ② | 今日での「余暇」概念について考える。「自由時間」は本当に自由なのか。現代余暇論の諸問題。 | 配布資料を読んでおく |
第10回目 | 「消費者」の誕生 | 産業社会から消費社会への移行。
「豊かな社会」。三種の神器。 | 配布資料を読んでおく |
第11回目 | 「消費者」の生活環境:消費社会 | 商品のなかの消費対象は商品自体ではなく、その「イメージ」である。自己成就の予言。 | 配布資料を読んでおく |
第12回目 | 情報メディアの普及 | ラジオ、電話、テレビの普及の初期での未来像と現代。文字文化と映像文化の違い。 | 配布資料を読んでおく |
第13回目 | 情報化社会とコミュニケーション | インターネット、携帯電話のなかの偏在性と孤立。技術の利用と社会変動の関係。メディアを通じてみる人間と世界。 | 配布資料を読んでおく |
第14回目 | 現代における知識と学問の状況 | これだけ多角的で、時に深刻で、絶えない社会や生活環境の変革をどのように理解すればいいか。「知識」の捉え方それ自体も変わってはいないだろうか。 | 配布資料を読んでおく |
第15回目 | 21世紀に向けて | モランが提唱した21世紀の人間のための課題 | 配布資料を読んでおく |