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非言語コミュニケーション研究

科目
非言語コミュニケーション研究
区分
比較文化学科科目群
授業コード
11200755120071
開設セメスター
5S6S
曜日・時限
春 木/12秋 木/12
単位数
2単位
担当者名
鈴木 シルヴィ
授業の概要
コミュニケーションは一般に言語によって行われると思われることが多いが、実際には言語以外の媒体で情報が伝達されることが非常に多い。非言語の媒体は、顔の表情、アイコンタクト、身振り手振り、対人距離などさまざまである。また、非言語コミュニケーションのあり方は、国や文化によっても異なることが多い。この授業では、比較文化的な研究を土台にしながら、効果的なコミュニケーションのあり方を探っていきたい。
到達目標
コミュニケーション全体における非言語コミュニケーションの役割を認識してもらうのと同時に、異文化間コミュニケーションにおける非言語コミュニケーションの重要さへの理解を深めていく。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
導入 授業計画、参考文献の紹介、授業の導入配布されるプリント用のファイル(A4)を用意し、持参すること。
第2回目
コミュニケーションの定義(1) コミュニケーションの特徴、コミュニケーションとは何か配布されるプリントの指定された範囲について準備をしてくること。
第3回目
コミュニケーションの定義(2) 相手の行動の意味づけ・解釈の重要さ。知覚と認識のプロセス配布されるプリントの指定された範囲について準備をしてくること。
第4回目
コミュニケーション・スタイル コンテキスト・ターンテーキング・自己開示配布されるプリントの指定された範囲について準備をしてくること。
第5回目
パラ言語 パラ言語の定義・種類・文化による違い配布されるプリントの指定された範囲について準備をしてくること。
第6回目
非言語コミュニケーションの特徴 非言語コミュニケーションの定義と機能。非言語メッセージの普遍性と文化差配布されるプリントの指定された範囲について準備をしてくること。
第7回目
非言語コミュニケーションの種類 M.L.Knappによる7種類の分類法配布されるプリントの指定された範囲について準備をしてくること。
第8回目
身体伝達行動①顔の6つの基本表情。表情コントロールの方法。マスキングの3つの方法。配布されるプリントの指定された範囲について準備をしてくること。
第9回目
身体伝達行動②視線。姿勢配布されるプリントの指定された範囲について準備をしてくること。
第10回目
身体伝達行動③身振り・しぐさ。ジェスチャーの分類法とジェスチャーにおける文化差配布されるプリントの指定された範囲について準備をしてくること。
第11回目
身体的特徴体型、毛髪、皮膚配布されるプリントの指定された範囲について準備をしてくること。
第12回目
接触行動接触行動における文化差。挨拶行動配布されるプリントの指定された範囲について準備をしてくること。
第13回目
近接空間空間と対人距離。E.T.Hallの4つの距離帯配布されるプリントの指定された範囲について準備をしてくること。
第14回目
時間の感覚文化による時間意識の違い。M時間とP時間配布されるプリントの指定された範囲について準備をしてくること。
第15回目
人口品、環境要因服装や装身具など、人口品から発信するメッセージ。におい、色、照明、音などが人間に与える影配布されたプリントをすべて見直すこと。

教科書
プリント教材を配布する。
参考文献
八代京子他著(1998)『異文化トレーニング』三修社、八代京子他著(2001)『異文化コミュニケーションワークブック』三修社、マジョリー・F.ヴァーガス(1987)『非言語コミュニケーション』新潮社
成績評価方法
期末試験
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業は講義形式であるが、質問や発言などで積極的に参加してもらいたい。


更新日:01/19/2009
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