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メディアと情報

科目
メディアと情報
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
5130027
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 木/12
単位数
2単位
担当者名
小林 正幸
授業の概要
人間の社会、文化生産活動におけるメディアと情報の役割を概説し、その後受講者に課題を与え授業内で報告をしてもらう。その報告から、授業内で議論を行う。
到達目標
現代のデジタル・メディアがもたらす社会システムの変革や問題点をさまざまな角度から検討し、尚かつプレゼンテーションの力を養う。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
オリエンテーション この授業の方向性を捉える。又、報告の方法を指示し、報告の分担を決める。指定教科書を読み理解しておくこと
第2回目
メディア論の系譜(1) 情報、メディア概念の概説とマクルーハンの理論とその拡散について。  〃
第3回目
メディア論の系譜(2) ボドリヤール、ベンヤミン、オングなどの理論を概説しメディア論を位置づける。  〃
第4回目
情報社会と文化 情報社会における文化の特徴、社会変動について、大衆との関わりから概説する。  〃
第5回目
情報社会と政治経済 社会の情報化による政治変動を近代化論、政治発展論から概説し、情報経済論と結びつける。  〃
第6回目
テレビゲームの影響 青少年の遊びの中心といえるテレビゲームについて、健康の問題、社会性の問題から報告してもらい、議論する。報告課題に即した事前資料を渡す。それを読み、印象に残った部分、疑問点を整理しておくこと
第7回目
携帯電話と人間関係 携帯電話が人間関係や社会にどのような影響を与えているのか、報告してもらい、議論する。  〃
第8回目
都市と情報・メディア都市空間にあふれる情報を我々はどのように処理し、或いは影響を受けているのか報告してもらい、議論する。  〃
第9回目
女性とメディアフェミニズムとメディア研究が交錯する地点から報告してもらう。特にテキストの読解過程を中心にする。  〃
第10回目
戦争とジャーナリズムマスコミ戦争になると、ジャーナリズムの精神を失いがちである。戦争報道について報告してもらい、議論する。  〃
第11回目
災害とメディア阪神淡路大震災、新潟中越地震をみるまでもなく、災害時の情報・メディアの役割は重要である。災害とメディアについて問題点を報告してもらう。  〃
第12回目
インターネットと匿名性インターネット社会における匿名性、名誉やプライバシーのあり方について報告してもらい、議論する。  〃
第13回目
テレビと地域社会地域社会にねざしたインターネットテレビ局が注目されている。山江村の事例から、その可能性問題点を報告してもらい、議論をする。  〃
第14回目
アニメとグローバライゼーション日本のアニメーションは世界に誇る文化だといわれる。では、世界にどのように広がり、受け入れられているのか報告してもらい、議論する。  〃
第15回目
情報と法・倫理情報化社会における目指すべき価値、理念とはいかなるものか、サイバー法の歩みから報告してもらい、議論する。  〃

教科書
中野 収 「メディア人間 コミュニケーション革命の構造」 勁草書房
参考文献
授業内において適宜指示
成績評価方法
報告の成果、授業態度を含む平常点、および試験。
そのほか受講者への指示/メッセージ
ユニークな報告を期待する。又、報告課題に関しては、受講者の要望を適時採用していくつもりである。特にこのような授業形態をとるので、受講者の積極的関与を求める。
状況によっては通常の講義スタイルをとることもある。最初の講義で相談する。


更新日:01/19/2009
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