検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

現代文化論

科目
現代文化論
区分
比較文化学科科目群
授業コード
11200815120077
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
春 木/34秋 木/34
単位数
2単位
担当者名
秋山 紀一
授業の概要
グローバリゼーションとポストモダニズムのふたつの観点から現代の社会及び文化を考察する。下欄の参考文献に掲載された文献から選ばれた、各テーマに関する資料を前もって読んで授業に臨み、授業中は、その内容の理解、問題点の抽出、テーマについてのディスカッション等をおこなう。
到達目標
文献を正確に読む能力を身につけるとともに、問題点を見つけ、調査し、自らの見解を述べることが出来るようになる。内容的には、グローバリゼーションとポストモダニズムについての基本的知識を獲得するとともに、現代の文化の諸相について、専門的モノグラフィックな研究が可能になることを目指す。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
現代文化論について ガイダンスを通してこの授業の概要を確認するとともに、最近の新聞記事を参考にグローバリゼーションについて考える糸口を掴む
第2回目
グローバリゼーションとは何か(その1) 資料を読んでグローバリゼーションのもつ性質や特徴をまとめてみる配布資料を読み、内容を理解し、まとめておく
第3回目
グローバリゼーションとは何か(その2) 資料を読んで、著者の述べるグローバリゼーションの現実と問題点は何かを考えてみる配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第4回目
グローバリゼーションは新しい現象化か(その1) グローバリゼーションが新しい現象だと主張する人が多いのはどのような理由によるか考える配布資料を読み、内容を理解し、理由をまとめておく
第5回目
グローバリゼーションは新しい現象化か(その2) 配布資料の著者が試みるグローバリゼーションの5つの時代区分それぞれについて考える 期末課題について説明する資料を読み、内容を理解し、それぞれの時代区分の特徴をまとめておく
第6回目
グローバリゼーションの経済的次元(その1) 資料をもとに、経済のグローバリゼーションの観点から、ブレトンウッズ体制の意義と問題を考える配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第7回目
グローバリゼーションの経済的次元(その2) 資料をもとに、「新自由主義経済」の特徴及び、功罪について考える配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第8回目
グローバリゼーションの文化的次元(その1)文化のグローバリゼーションに見られる画一化と差異化について考える配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第9回目
グローバリゼーションの文化的次元(その2)文化のグローバリゼーションにおける課題や問題点を考える配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第10回目
ポストモダニズムとは何か(その1)モダニズムとポストモダニズムとの相違点を考える配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第11回目
ポストモダニズムとは何か(その2)ポストモダニズムに関する主要な学者の議論に触れる配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第12回目
ライフスタイルとポストモダニズム(その1)1990年代の社会・文化事象をもとに共通点を考える配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第13回目
ライフスタイルとポストモダニズム(その2)現代文化を特徴付けるポストモダニズムの特性について考える 期末課題の返却と問題点解説配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第14回目
ポピュラー・カルチャーとポストモダニズム(その1)ポピュラー・カルチャーに見られるポストモダン的要素を考える配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第15回目
ポピュラー・カルチャーとポストモダニズム(その2)ポピュラー・カルチャーに見られるポストモダン的要素と高級文化との関係を考察する配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく

教科書
各テーマについて論文や文献の抜粋を配布する予定
参考文献
Steger, Manfred B. 2003 “Globalization: A Very Short Introduction” Oxford Univ. Press. 櫻井公人、櫻井純理、高嶋正晴(訳)、2005 「グローバリゼーション」岩波書店    Sim, Stuart (ed.) 1999: The Routledge Critical Dictionary of Postmodern Thought,Routledge 杉野健太郎/丸山修/伊藤賢1/稲垣伸1/伝田晴美(訳) 2000:『ポストモダにズムとは何か』松柏社叢書
成績評価方法
期末試験(授業でおこなった内容を確認する、第16週目に実施予定、60%)、課題(グローバリゼーションに関する一つのイッシューを選び考察する、40%)及び授業態度(文献の理解度、内容のまとめ、ディスカッションへの参加度、20%)の3つの観点から総合評価を行う
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業の資料配布や課題提出はBlack Boardを利用する。


更新日:01/19/2009
検索トップページ担当別50音一覧