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鑑賞批評論

科目
鑑賞批評論
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
5130009
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 木/56
単位数
4単位
担当者名
小倉 康之
授業の概要
主にルネサンスとバロック期の作品を取り上げ、美術作品を鑑賞・批評するための方法論を学ぶ。イタリア・ルネサンスの巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロ、ミケランジェロの名はよく知られている。しかし、その作品の見方となると必ずしも明らかではない。まず、その作品の主題は何か、どのように描かれているのかを知ることが、より深い鑑賞と正しい批評の基礎となる。本講座では、視覚芸術の見方として、美術史学の方法論を提示する。
到達目標
美術作品の主題を読み解くための方法、およびその作品の造形的特質を捉えるための方法論の習得を目標とする。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
イントロダクション 視覚芸術の鑑賞・批評-ベッカフーミの聖女像をめぐって授業の際に配布された課題プリントを用い、復習すること。課題プリントは次回授業時に回収する。万一欠席した場合には、必ず課題プリントを手に入れ、配布プリントと参考文献を用いつつ、独力で課題に取り組むこと。不明な点があれば、翌週の授業後に質問を受け付ける。
第2回目
ルネサンス絵画 1 ボッティチェリ作<<ヴィーナスの誕生>>について同上
第3回目
ルネサンス絵画 2 レオナルド・ダ・ヴィンチ作<<最後の晩餐>>について同上
第4回目
ルネサンス絵画 3 ラファエロ作<<アテナイの学堂>>について同上
第5回目
ルネサンス建築 ブラマンテの建築-ミラノ時代とローマ時代同上
第6回目
ルネサンス彫刻 ミケランジェロの生涯と芸術-三つの<<ピエタ>>を中心に同上
第7回目
バロック彫刻 バロック彫刻の特質-ベルニーニ作<<アポロンとダフネ>>を中心に同上
第8回目
バロック建築ベルニーニとボッロミーニ-17世紀ローマの建築同上
第9回目
バロック絵画 1カラヴァッジオ作《聖トマスの懐疑》の図像学的考察同上
第10回目
バロック絵画 2バロック絵画主題と様式-ムリーリョの《無原罪の御宿り》同上
第11回目
バロック絵画 3ルーベンスとベラスケスの芸術同上
第12回目
比較と鑑賞・批評 1ルネサンス絵画と近代絵画の比較同上
第13回目
比較と鑑賞・批評 2日本画と西洋絵画を比較する同上
第14回目
比較と鑑賞・批評 3西洋の工芸・デザインとジャポニスム同上
第15回目
まとめ美術作品を見る「眼」-美術史における鑑賞・批評の方法論同上

教科書
配布プリント(教科書指定なし)
参考文献
高階秀爾監修 『増補新装 [カラー版] 西洋美術史』 美術出版社
成績評価方法
平常点(出席状況+課題達成度)50% レポート50%(原稿用紙を使用すること。自筆のみ可)
そのほか受講者への指示/メッセージ
第16週目の試験は行わない。レポートと課題プリントの達成度によって評価する。


更新日:02/18/2009
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