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比較文化セミナー III

科目
比較文化セミナー III
区分
比較文化学科科目群
授業コード
1120119
開設セメスター
7S
曜日・時限
春 金/78
単位数
2単位
担当者名
秋山 紀一
授業の概要
アンソニー・ギデンズの『モダニティと自己アイデンティティ―後期近代における自己と社会』を読みながら、恋愛、ダイエット、病気、犯罪など日常生活に見られる諸々の事象や問題を通して、現代社会のもつ文化的な側面を抽象化し、自己のライフスタイルやアイデンティティをいかに確立するかを考える。春学期は文献を購読しながらギデンズの理論を理解することに目的を置き、担当するチャプターを読んで理解し、授業中に発表したり、ディスカッションをおこなう。
到達目標
文献の講読を通して、文化研究の専門書を理解する力を養成し、身の回りに見られる諸文化的現象を社会学的に分析できる能力を高め、プレゼンテーションやディスカッションの技術を獲得する。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
オリエンテーション 授業内容の確認と次週への授業の準備のポイント
第2回目
第4章 宿命、リスク、安心1 「宿命、宿命論、運命決定的なとき」 「宿命、宿命論、運命決定的なとき」の内容についての理解とディスカッションテキストpp.123-129を精読して、要約し、何が問題かを把握しておく
第3回目
第4章 宿命、リスク、安心2 「リスクのパラメーター」 「リスクのパラメーター」他の内容についての理解とディスカッションテキストpp.129-151を精読して、要約し、何が問題かを把握しておく
第4回目
第4章 宿命、リスク、安心3 「リスク、信頼、中傷システム」 「リスク、信頼、中傷システム」の内容についての理解とディスカッションテキストpp.152-162を精読して、要約し、何が問題かを把握しておく
第5回目
第5章 経験の隔離1 「内的準拠製と人生」 「内的準拠製と人生」他の内容についての理解とディスカッションテキストpp.163-175を精読して、要約し、何が問題かを把握しておく
第6回目
第5章 経験の隔離2 「隔離の諸領域」 「隔離の諸領域」他の内容についての理解とディスカッションテキストpp.176-191を精読して、要約し、何が問題かを把握しておく
第7回目
第5章 経験の隔離3 「ナルシズムと自己」 「ナルシズムと自己」他の内容についての理解とディスカッションテキストpp.191-204を精読して、要約し、何が問題かを把握しておく
第8回目
第6章 自己の苦悩1 「リスクと会議の影響」「リスクと会議の影響」他の内容についての理解とディスカッションテキストpp.205-214を精読して、要約し、何が問題かを把握しておく
第9回目
第6章 自己の苦悩2 「統合対断片化」「統合対断片化」他の内容についての理解とディスカッションテキストpp.214-223を精読して、要約し、何が問題かを把握しておく
第10回目
第6章 自己の苦悩3 「個人化された経験対商品化された経験」「個人化された経験対商品化された経験」他の内容についての理解とディスカッションテキストpp.223-236を精読して、要約し、何が問題かを把握しておく
第11回目
第7章 ライフ・ポリティックスの登場1 「解放のポリティックスとは何か」「解放のポリティックスとは何か」他の内容についての理解とディスカッションテキストpp.237-246を精読して、要約し、何が問題かを把握しておく
第12回目
第7章 ライフ・ポリティックスの登場2 「ライフ・ポリティックス、身体及び自己」「ライフ・ポリティックス、身体及び自己」他の内容についての理解とディスカッションテキストpp.246-253を精読して、要約し、何が問題かを把握しておく
第13回目
第7章 ライフ・ポリティックスの登場3 「要約:ライフ・ポリティックスの議題」「要約:ライフ・ポリティックスの議題」の内容についての理解とディスカッションテキストpp.253-261を精読して、要約し、何が問題かを把握しておく
第14回目
春学期のまとめ1ギデンズ用いた用語の意味をまとめ、ディスカッションするこれまでやったところを整理しておく
第15回目
春学期のまとめ2ギデンズの理論解釈へのアプローチをディスカッションするこれまでやったところを整理しておく

教科書
アンソニー・ギデンズ著 秋吉美都他訳 2005『モダニティと自己アイデンティティ―後期近代における自己と社会』 ハーベスト社
参考文献
アンソニー・ギデンズ著 松尾精文他訳 1993 『近代とはいかなる時代か?-モダニティの帰結』而立書房
成績評価方法
試験(授業で学習した内容の確認、第16週目に実施予定、40%)、課題(ギデンスの理論に見られるタームを各自の観点からまとめる。40%)、授業態度(文献理解度、発表の完成度、ディスカッションへの参加度など、20%)を総合して評価をつける。
そのほか受講者への指示/メッセージ
資料や課題はBlack Board上を使用して掲示や回収をおこなう。


更新日:01/19/2009
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