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インテンシブ・イングリッシュ(上級)

科目
インテンシブ・イングリッシュ(上級)
区分
比較文化学科科目群
授業コード
5120002
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 月/34
単位数
2単位
担当者名
三宮 郁子
授業の概要
広告を通じて文化や言語を考察した英語の論文やエッセイを読む。(1)まず広告というジャンルで活用されている様々な手法について理解し、(2)次に英語広告に使われた「日本的要素」を記号論的に分析したエッセイや、英語文化圏の文脈のなかで実際に使用された広告例に関するエッセイを読む。(3)さらにこれらについてクラスで議論したり、自ら実際に具体例を調べ、分析して発表したりする。
到達目標
(1)資料の 'Critical reading'を通して、いわゆる 'Purposeful reading'の技術を身につける。(2)広告を通じて表現される文化差の問題を意識化する。(3)広告にはどんな手法が用いられていて、どのように活用されているのかを知り、自らも分析してみる。(4)学んだこと、自ら分析したことを元に、このテーマに関して他者と意見を交換できるようになる。(presentation, discussion)
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
Introduction to the course 今学期の授業の進め方に関する説明や講読資料の配布などを行う。シラバスを各自プリントアウトして授業に持参する
第2回目
Reading(1) A Very Short History of Advertising 「広告」について書かれた導入的な文章を読む。Critical reading, purposeful readingを身につける。「広告」について書かれ導入的な文章について、テキストを正しく理解するために用意されたexercisesなどを事前に行い、内容を理解したうえで授業に臨む。
第3回目
Reading(2) Basic Advertising Techniques 同上同上
第4回目
Reading(3) Characteristics of Good Ads 同上同上
第5回目
Reading(4) "Twelve Steps to Creating Successful Advertisements" 同上同上
Reading(5)以降の資料の配布
第6回目
Mid-term exam
Reading(5)
Readings (1-4)までの内容に基づくテストをする。
英文の広告に現れた「日本的題材」を記号論的に読み解いたエッセイを読む。広告というジャンルの中で、「日本(的)」がどう読み解かれうるのかを考える。
Readings(1-4)の内容の理解を再確認してテストに臨む。
Reading(5)以降、あらかじめ丁寧に資料を読んだ上で授業に臨む。
第7回目
Reading(6) 同上同上
第8回目
Reading(7)同上同上
第9回目
Reading(8)同上同上
第10回目
Reading(9)同上同上
第11回目
Presentation--(1)関連する内容に基づいて、グループ、あるいは個人単位(履修者数による)でプレゼンテーションを行う。発表に先立って準備をしておく。(原稿やパワーポイントなどの作成も含む)
第12回目
Presentation--(2)同上同上
Reading(10)以降の資料を配布。
第13回目
Reading(10)英文の広告の具体例をさらに取り上げ、それらがどう読み解き得るかを論じたエッセイを読む。Reading(10)以降、あらかじめ丁寧に資料を読んだ上で授業に臨む。
第14回目
Reading(11)同上同上
第15回目
Reviewコースで取り上げた内容を振り返り、学んだ事柄を確認する。今学期購読の全資料のファイルを持参するのを忘れないこと。

教科書
プリントを配布する。A4あるいはA3版で配布するので、このクラスのための専用ファイルを用意すること。
参考文献
授業中に適宜指示する。
成績評価方法
試験のほか、提出物や発表なども対象とし、総合的に評価する。目安として、(1)試験40%、(2)書いて提出するもの30%、(3)授業中のactivities(発表や発言など)30%。
そのほか受講者への指示/メッセージ
●英語文章の多読・速読を伴うので、授業前に準備をして望むことを前提としている。●テーマについて、英語・日本語の書籍や、インターネットなどを利用した調べ学習も伴う。履修者が自発的に取り組むことを期待し、またそのような姿勢や態度を高く評価する。


更新日:02/18/2009
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