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コミュニケーション・ストラテジ研究

科目
コミュニケーション・ストラテジ研究
区分
比較文化学科科目群
授業コード
11200625120061
開設セメスター
5S6S
曜日・時限
春 水/56秋 水/56
単位数
2単位
担当者名
實川 真理子
授業の概要
認知心理学をベースに、文化記号論、メディア論、異文化間コミュニケーション論などを織り交ぜながら、人間のコミュニケーションについて考える
到達目標
漫然と発信しつづけることは、発信者本人にも受け手にも、ストレスになってしまう。明確な目的をもち、それを達成するためのコミュニケーションという、新しい発想でのコミュニケーションを実践できるようになってほしい。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
イントロダクション Communication と
Strategic Communication
1年次・2年次の履修科目で学んだコミュニケーション論について復習しておくこと。
第2回目
戦略と目的
コミュニケーション・モデルズ
Communicationの目的について考える
Engineers’ Communication Model vs. Social Scientists’& Cognitive Psychologists’Communication Model
文献(配布またはBlackboard)を読んでくる
どのような目的のときに、どのようなコミュニケーションをするだろうか、実例をそえて考えくること。
第3回目
コミュニケーション・プロセス(イントラパーソナル) 1 情報処理心理学に基づいて、個人の認知プロセスの個々の段階で何が行われているか考える
感覚器・感覚記憶・短期記憶/作業記憶・長期記憶と注意
文献(配布またはBlackboard)を読み、課題を実施すること
第4回目
コミュニケーション・プロセス(イントラパーソナル) 2
4月29日は海外出張のため休講でとなるので、補講の案内に注意しておいてください。
情報処理心理学に基づいて、個人の認知プロセスの個々の段階で何が行われているか考える
記憶のタイポロジーと構造化された知識の体系
文献(配布またはBlackboard)を読み、課題を実施すること
第5回目
メッセージ コミュニケーションで送り手から受け手に伝えられ、受け手によって解釈されるメッセージとは何か考える文献(配布またはBlackboard)を読み、課題を実施すること
第6回目
コミュニケーション・プロセス(インターパーソナル) 情報処理心理学に基づいて、他者とのメッセージのやりとりで何が行われているか考える文献(配布またはBlackboard)を読み、課題を実施すること
第7回目
コミュニケーション・プロセス(インターカルチュラル) 情報処理心理学に基づいて、他文化に属する相手とのメッセージのやりとりで何が行われているか考える文献(配布またはBlackboard)を読み、課題を実施すること
第8回目
コミュニケーション効果コミュニケーションの効果について社会学的に検討する。文献(配布またはBlackboard)を読み、課題を実施すること
第9回目
「受け手」メッセージを送る相手についてストラテジーに組み込まなければならないのは何か文献(配布またはBlackboard)を読み、課題を実施すること
第10回目
意図と戦略:理論コミュニケーション参加者(自己と他者、個人・集団・関係・文脈:時と場と履歴)と目的は何か文献(配布またはBlackboard)を読み、課題を実施すること
第11回目
意図と戦略:説得文化を積極的に使うことで意図した効果をあげる事例として広告を考える記号論について予習しておくこと。CMの記号論分析を自分でやってみる
第12回目
意図と戦略:説得と自己PR自己PRの対象として、学生文化とは異質の企業文化を事例に、リサーチの仕方を考える就職部発行のガイダンスブックを読んでくる
第13回目
討論の組み立てと論拠の使用デシジョントゥリー(意思決定の木)を使って論拠から結論を導き出す文献(配布またはBlackboard)を読み、課題を実施すること
第14回目
パラランゲージ言語以外も「口ほどにものをいう」ものはたくさんあるが、それらをどのようにとりいれるか学期の復習を行い、疑問点や質問があればBbの掲示板に投稿すること、また投稿された疑問・質問に回答する努力をすること。疑問・質問の投稿は授業前日17時までとする
第15回目
まとめ
学期の復習と基本概念の整理
学期に学んだことのレビュー学期の復習を行い、疑問点や質問があればBbの掲示板に投稿すること、また投稿された疑問・質問に回答する努力をすること。疑問・質問の投稿は授業前日17時までとする

教科書
適宜授業中にプリントを配布、またはブラックボードで指示
参考文献
授業中またはBbで指示します。
成績評価方法
宿題、発表と期末試験の総合評価
そのほか受講者への指示/メッセージ
ブラックボードと玉川のEmailに定期的にアクセスしてください。
教員は、ノートをとることに意義があるのではなく、授業中に内容を理解してそれを応用する力を付けることに意義があると考えています。教員が早口でかつたてづづけにビデオ見せたりするから「ノートがとれない」という苦情には、授業の目的を念頭に、よい聞き手になるというコミュニケーションの基礎を学んでくださいとお答えしています。ちなみに、どんなにこまめにノートをとっても、期末試験はとったノートの丸暗記では回答できないものにしています。


更新日:02/20/2009
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