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教育心理学

科目
教育心理学
区分
人間学科科目群
授業コード
1101044
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 水/78
単位数
2単位
担当者名
大竹 信子
授業の概要
教育心理学は教育に関する事象を心理学的に研究し、子どもの発達と学習の支援に役立つ理論と知識、実践的方法を提供することを目指している。本講義では、教育心理学のアプローチを用いて、人間の学びと発達のしくみを理解し、これを土台に、人間の教育について考察する。
到達目標
講義でとりあげる教育心理学におけるいくつかの立場から人間の学びと発達のとらえ方を理解し、習得した基礎的概念、知識を用いて学習と発達の現象を説明できる。さらに、それらを用いて教育について実証的な根拠に基づいて考えることができるようになることを目指す。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
教育心理学とは
人間の発達の特質、発達の要因 
教育心理学の領域・課題と方法、
人間の営みとしての教育、発達に影響する諸要因
教科書を購入し、授業に持参すること。シラバスを読んでおくこと。
第2回目
発達の要因と教育の役割 遺伝と環境の働き、成熟と学習の働き、教育の役割前回の講義内容を確認し、疑問があれば質問の形にまとめておく。指示に従ってテキスト中の該当部分・資料プリントを読んでおく
第3回目
発達の道筋(1)・(2) (1)乳児期の発達 (2)幼児期の発達   〃
第4回目
発達の道筋(3)・(4) (3)児童期の発達(4)青年期の発達   〃
第5回目
学習のとらえ方と教授法・指導の方法(1) (1)行動主義の立場から-条件づけと行動変容の技法、プログラム学習   〃
第6回目
学習のとらえ方と教授法・指導の方法(2) (2)認知的行動論の立場から-観察学習・モデリングと行動変容の技法   〃
第7回目
学習のとらえ方と教授法・指導の方法(3) (3)認知論の立場から-発見学習・有意味受容学習・スキーマ学習    〃
第8回目
学習の動機づけ学習の動機と自律的な学び     〃
第9回目
学校教育における学び仲間と共に学ぶ:学びを促進する要因と阻害する要因    〃
第10回目
学級集団学級集団における子どもの人格の形成:友人・仲間関係とその影響     〃
第11回目
教師-生徒関係教師と生徒の相互作用が生徒に与える影響。関係からみた子どもの適応の問題      〃
第12回目
個人差と教育教授-学習の効果に影響する個人差とは。個人差に応じた教育とは。     〃
第13回目
能力・学力の測定と診断能力とは、学力とは、測定と診断の方法     〃
第14回目
教育目標と評価教育目標の分類と評価基準・方法      〃
第15回目
学校・教室文化学校で学ぶということ
子どもの問題を状況・関係の問題として考える
      〃

教科書
作間慎一他著「教育心理学」玉川大学出版部 2005年
参考文献
講義において、適宜、紹介する。
成績評価方法
授業の出席(本学の規定に従う)、授業参加度と、レポートおよび期末試験によって総合的に評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
教科書は授業開始時までに各自入手しておくこと。講義の概要は本シラバスに表示する通りであるが、教科書の関連部分を適宜、参照できるように、講義には必ず教科書を持参すること。上記の成績評価に関わるものはすべて期日までに提出すること(一部でも未提出、または未受験のものがある場合は不合格とする)


更新日:01/19/2009
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