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人間の発達と学習
科目
人間の発達と学習
区分
文学部(人間学科・比較文化学科を除く)教職関連科目群
授業コード
8050003
、
8050004
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 月/910
、
秋 火/910
単位数
2
単位
担当者名
鈴木 牧夫
授業の概要
人間を発達的に理解するとはどのようなことかについて考察する。能力発達にのみ目を奪われている日本の現状をおさえつつ、関係性の発達をも視野に入れた人格発達の視点に立った発達観の重要性を理解したい。講義では、子どもの具体的な姿を紹介しながら、発達的なものの見方・考え方を深めていく。
到達目標
人間を発達的に理解する力量を身につける
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
発達とは何か
他の動物との比較で人間の本性を理解する。
動機を明確にする
第2回目
発達の原理(1)
発達を主体と環境との相互作用としてとらえる。
原理を理解しようとする
第3回目
発達の原理(2)
発達を人格発達としてとらえる。
〃
第4回目
発達の原理(3)
発達を段階的にとらえる。ピアジェとエリクソンの段階理論を理解する。
〃
第5回目
胎児期
母親と胎児の母子相互作用をとらえる。
自分の生育過程を思い浮かべること
第6回目
乳児期(1)
有能な赤ちゃんの能力をとらえる。
〃
第7回目
乳児期(2)
1歳半の節目を理解する。
〃
第8回目
幼児期(1)
幼児期前半を理解する。
〃
第9回目
幼児期(2)
4歳の節目を理解する。
〃
第10回目
学童期(1)
9,10歳の節目をとらえる。
〃
第11回目
学童期(2)
学童の発達を踏まえた教育のあり方をとらえる。
〃
第12回目
青年期(1)
青年期の時期区分の特徴をとらえる。
現在の自分を知る
第13回目
青年期(2)
自分探しの旅としての青年期をとらえる。
〃
第14回目
問題行動
問題行動の事例を通して、発達的なものの見方・考え方を確立する。
事例を学習しておくこと
第15回目
まとめ
レポート提出
これまでの授業をふり返ること
教科書
「教育心理学」 作間慎一他著 玉川大学出版部
参考文献
「子どもの権利条約と保育」 鈴木牧夫著 新読書社
成績評価方法
個人によるレポートを評価。
そのほか受講者への指示/メッセージ
新聞の教育欄を読んで、現代の教育課題の理解に勤めること。
更新日:
01/19/2009
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