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日本外交史

科目
日本外交史
区分
比較文化学科科目群
授業コード
11201005120095
開設セメスター
5S6S
曜日・時限
春 金/34秋 金/34
単位数
2単位
担当者名
梅山 香代子
授業の概要
幕末から現代に至る日本の外交の歴史を、社会文化面に重点をおいて学ぶ。徳川幕府の開国から近代国家の成立,そして太平洋戦争の敗北に至るまでの日本と欧米諸国,およびアジア諸国との関わりを考える。また、敗戦後の日本の民主化について学び、現代の日本外交の問題点を探る。
到達目標
日本外交についての基礎知識を得る。日本人の歴史認識を 知り、その問題点を理解する。さらに、それに対するアジア諸国等からの批判を理解し、適切に対処する方法を考える。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
幕末の日本を巡る国際状況 外国船の到来、異国船の打ち払い、徳川幕府の衰退幕末の日本の社会状況を知ろう。
第2回目
ペリー来航の諸事情、開国 黒船来航、開国、日米和親条約、国内の混乱黒船を扱った小説や映画などに触れてみよう。
第3回目
日米修好通商条約の締結
咸臨丸の遣米使節
不平等条約、桜田門外の変、米国への公式使節井伊大老について調べてみよう。
第4回目
明治初期の外交
岩倉使節団
鹿鳴館時代、条約改正、外交団の欧米訪問、欧米回覧実記使節団は欧米で何を学んだか考えよう。
第5回目
明治政府の政策
日清戦争
富国強兵 殖産興業 清国との対立 下関条約戦争により日本は何を得たか調べよう。
第6回目
日英同盟、日露戦争 日本と英国の軍事同盟、ポーツマス講和条約、日比谷焼き討ち事件日本は日露戦争に勝利したのか考えてみよう。
第7回目
日系移民を巡る日米関係 日系移民排斥、石井・ランシング協定、排日移民法の成立日系移民はなぜ排斥されたか考えよう。
第8回目
第一次世界大戦への参加山東半島での勝利、ドイツ人捕虜、ドイツ領南洋諸島の占領映画「バルトの楽園」を鑑賞してみよう。
第9回目
ヴェルサイユ講和条約、日中関係の悪化戦勝国日本、講和会議への参加、中国のドイツ権益の移譲、一等国日本、国際連盟への参加日本が列強の一員になる過程を辿ってみよう。
第10回目
両大戦間の国際関係ワシントン軍縮会議、ロンドン軍縮会議、首相狙撃事件日本の軍備が制限される事情を理解しよう。
第11回目
米国の繁栄から経済恐慌へ恐慌対策、大陸進出、満州事変、満州国建設、国際連盟からの脱退、ファシズムの台頭ファシズムの広がる理由と問題点を考えよう。
第12回目
ドイツへの接近、日米関係の悪化、日中戦争国際連盟からの脱退、日独伊三国同盟の成立、盧溝橋事件から日中戦争の本格化日本の大陸侵略がアジア諸国に与えた影響を調べよう。
第13回目
太平洋戦争への道、日本の敗北経済日米協議の決裂、真珠湾攻撃、米国の優勢、原爆投下戦争の経過と日本の外交の問題点を考えよう。
第14回目
連合国による占領マッカーサー総司令官による日本の民主化、日本国憲法の制定、戦争放棄日本の民主化の過程を辿ってみよう。
第15回目
国際社会への復帰サンフランシスコ講和条約、日米安全保障条約の締結、国際連合への加盟新しい日本の外交を理解しよう。

教科書
授業の進行に合わせてプリントをほぼ毎週配布する。
参考文献
必要に応じて授業中に指示する。
成績評価方法
期末試験と授業中の提出物により評価する。期末試験は授業の内容の理解度を測るためのものである。
そのほか受講者への指示/メッセージ
配られたプリントは順番に整理して、授業時にすべてを持参すること。


更新日:02/15/2009
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