授業計画 | テーマ | 内容 | 学習課題 |
第1回目 | 本コースの授業方針の説明
日本語(外国語)教育の教育全体における位置 | 日本語教育について持っているイメージ、また、学ぶこと、教えることの意味について話し合う。 日本語教育に関する用語の提示。 | このコースを取ろうと思った動機を1ページの用紙に書いてくる。授業で提出。 |
第2回目 | 日本語教育の情勢 | 前回提示された概念を結びつけながら日本語教育の情勢の全体像を把握する。特に日本における日本語教育(JSL)に焦点をあてる。 | 前回示された用語を線で結びつけてくる。 |
第3回目 | 日本語教育の情勢 | 国外における日本語教育(JFL)を日本の英語教育と比較しながら考える。 | |
第4回目 | 日本語教育/外国語教育の意義,目的,使命 | | |
第5回目 | 日本語教師の資質 | 日本語教師に求められる資質とは何か、自分はどんな日本語教師になりたいか | 補足教材冊子にある質問事項に答えてくる。 |
第6回目 | ESL/EFL教授法の外観 | GrammarTranslation/Audio-Lingual/Direct/Method/Natural Approach等の教授法を実演、考察する。 | 日本語教育を学ぶ、6章「様々な外国語教授法」を読んでくる。 |
第7回目 | 練習と実践との関係 | 日本語/英語がうまくなりたいと言う時、具体的にどんな言語能力を目指しているのか、練習と実践とは外国語の習得において何を意味し、どう作用するを考える。日本語クラスのビデオを見る。 | 外国語を学んだ時の「練習」と「実践」ということについての自分の持つ
イメージを考えてくる。
日本語を学ぶ、7章をクラスのあと宿題で読む |
第8回目 | 実際何をどう教えるか | いろいろの教科書、教材を比較する。 | 補足教材冊子の教科書から抜粋された章を読んでくる。日本語教育を学ぶ、4章(p。65-106)を読んでくる。 |
第9回目 | 実際何をどう教えるか | グループに分かれ、教科書のアクティビティの一つを先生と学生になって行なってみる。 | |
第10回目 | 実際何をどう教えるか | ホーリスティックな考えに基づいた読みの授業,ゲームを実際に行なってみる。 | |
第11回目 | 日本語教育における日本語表記の問題 | 日本語の音韻体系と関連させて、4種類の文字(ひらがな,かたかな、漢字,ローマ字)を見る。文字導入活動の一例を実演。 | 4種類の文字は日本語の中でどう使われるか理解を整理してくる。 |
第12回目 | 漢字の音と訓、その歴史と使い方 | 日本語学習者にとって難問の一つである漢字の音と訓はどのように現れたか。漢字学習の問題と指導。 | |
第13回目 | 再び、何をどう教えるか
文単位ではない言語体験 | 対話レベルでの言語体験、Dialogue Journal Writing
教師の使う日本語の量と質を考える。 | |
第14回目 | 再び、日本語教師の資質 | 教師の主体性 | |
第15回目 | 再び、日本語教育/外国語教育の意義,目的,使命 | 一学期間のまとめをする。 | |