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現代社会と言語

科目
現代社会と言語
区分
比較文化学科科目群
授業コード
512000551200065120007
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 月/56
単位数
2単位
担当者名
小田 眞幸、松本 博文、鈴木 シルヴィ
授業の概要
世界中には大言語から数人しか使用していないものまで多くの言語が存在します。民族とその文化にとって言語の果たす役割を理解し、言語と知的活動、日常生活における外国語の必要性、日本の言語教育と諸外国の言語教育、世界各地で起こっている言語や民族による対立、英語によるグローバリゼーションなど、現代社会にみられる言語の諸問題を取り上げます。
到達目標
現代社会における言語をめぐる諸問題を言語学的観点から分析する基礎的な能力を修得する。課題を通してノートの取り方、サマリーの書き方など文章表現能力の養成、Blackboardに毎回フィードバックを投稿し、意見交換することやプレゼンテーションを行うことによるコミュニケーション能力の育成、さらに図書館の資料やインターネットを使った情報検索能力の養成も同時に行う。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
言語と言語学(小田) 語学と言語学、言語学の領域
理論言語学と応用言語学
言語学とコミュニケーション
毎時間の授業のFeedbackを翌週の木曜日正午までにBBの指定箇所に投稿する。BBでの課題についての詳細は第1回の授業時に指示する。これより先、教科書の担当者が指示した箇所をあらかじめ読んでから授業に臨むこと。
第2回目
言語の変容(小田) 言語と社会、言語を変化させる要因、
地域方言と変種
第3回目
国際社会と言語(小田) 世界の言語
国際社会における英語の位置づけ
第4回目
言語の教育と学習(小田) 日本の外国語教育
言語計画と言語政策
第5回目
言語とマスメディア(小田) 情報の伝達とマスメディア
第6回目
言語の「正しさ」 (松本) 正しい「間違った」文
規範的アプローチと記述的アプローチ
第7回目
言語の多様性と社会(松本) 社会階層と変種
男女差
世代差
PC表現
第8回目
言語と歴史(松本)言語の「親戚関係」
言語変化と歴史
第9回目
「若者」の日本語(松本)KY語
電子機器の発達と言語
第10回目
言語景観(松本)言語の装飾性
言語景観と課題
第11回目
ポライトネス・敬語・呼称(鈴木)定義と研究方法Media Review 提出(全クラス、11回目の授業の日まで)
第12回目
一人称・二人称代名詞(鈴木)日本語と西欧語の違い
第13回目
名詞による呼称・親族呼称(鈴木)日本語と西欧語の違い
第14回目
漫画や小説にみる敬語(鈴木)日英仏語の比較
第15回目
国際社会と日本語(鈴木)日本人の対外国人における呼称の使用

教科書
榎本正嗣他編著 2003『ことばを調べる』玉川大学出版部
参考文献
開講時指示する。
成績評価方法
1)期末テスト:50%
2)Media Review: 第2週目より10週目まで、BB上に授業内容と関連した新聞記事等を掲載する。受講者はBBの指定された場所でディスカッションを行い意見交換そしておき、最終的には任意の記事1点を選び、授業内容および交わされた議論の内容をA4版用紙2枚以内にまとめ、第12回の授業日までに提出する(詳細は授業中に指示する)20%

3)各担当者ごとの課題 10% X 3

受講者は毎回授業後にBBの所定の欄にFeedbackを投稿することが義務付けられている。

詳細は第1回の授業時に指示する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
なお授業第2回から13回目までの授業は各教員が5回ごとに1つのテーマでローテーションを組んで展開する。したがって①組は小田>松本>鈴木、②組は松本>鈴木>小田、③組は鈴木>小田>松本の順番で授業を行う。(したがって①組は1回目、②組は6回目、③組は11回目のテーマからスタートする)小田担当の部分は第1回を除いて講義は英語で行う。課題の提出、参考資料の提示などはBB上で行うので操作法を修得しておくこと。また諸連絡もすべてBBに出すので、週2回以上は必ずチックするように心がけてほしい。再履修者は必ず①組に登録すること。


更新日:01/19/2009
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