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生物学A 【Biology A】 |
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科目の記号/番号:BRS201 セメスター:1S/2S 単位:2 |
| 【キーワード】 生物多様性、栄養器官と生殖器官、遺伝子とその発現、植物と人間 |
【科目の概要】 おもに植物学の側面からみたバイオサイエンスを扱い、農学(応用生物学の一分野)への渡し船としての役割を担うことを目標とする。生物学史上の人物紹介、および実物観察を重視。21世紀がバイオサイエンスの時代ともいわれることに配慮し、古典的学問分野と先端的分野、ミクロな視点とグローバルな視点の総合を心がける。 |
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生物学B 【Biology B】 |
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科目の記号/番号:BRS202 セメスター:1S/2S 単位:2 |
| 【キーワード】 核酸の構造と機能、反応と調節、適応と変化、動物の行動と社会 |
【科目の概要】 生物学を広く捉える目を育てることを狙いとするが、扱う内容は主に動物を題材とし、その構造と機能、反応と調節、行動と社会を中心とする。また、植物を含む生物どうしのつながりからエコシステムにも触れる。一方で、生物学の流れにも言及し、応用生物学の受け皿としてのヒントを提供したい。 |
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生物生産学 【Biological Production Technology】 |
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科目の記号/番号:BRS203 セメスター:1S 単位:2 |
| 【キーワード】 食糧生産、農作物、栽培技術、環境調和 |
【科目の概要】 我々の生活は、生物の生産活動から得られた食糧によって支えられている。農業においては、絶えず生物の生産力を最大に活用する努力がなされてきた。本講義の生物生産学では、食糧生産としての植物資源を扱い、栽培技術の変遷と最新技術、有用植物の種類ならびに利用、食糧生産と環境について学ぶ。 |
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植物発育生理学 【Developmental Physiology in Plants】 |
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科目の記号/番号:BRS204 セメスター:1S 単位:2 |
| 【キーワード】 胚の形成、種子の発芽、生長と発育、開花と結実、植物の老化 |
【科目の概要】 植物の一生は胚の形成に始まり、発芽・生長・発育・開花・結実、ついには死に至るまでの過程である。この過程を1、2年以内で終える種類もあれば、一部の器官は老化・枯死しても、全体としては何年も生き続ける種類もある。講義では、植物がそれぞれの発育過程において、環境との対応の中で、どのように自身の構造と機能を分化、発達させていくのかを学ぶ。 |
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環境農学概論 【Principal of Environment Agriculture】 |
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科目の記号/番号:BRS205 セメスター:1S 単位:2 |
| 【キーワード】 地球環境、植物生産、自然生態系、農業生態系、都市生態系 |
【科目の概要】 近代農業は生産の拡大のために化学合成物質や化石エネルギーを大量投入したことで、環境汚染を招いて、人間の生活基礎である自然を破壊し、情操にも影響を与えている。最近の農学は地球の環境保全の立場から生態学、応用生命科学の分野へもその研究範囲を広げている。こうした現状を踏まえて人類が21世紀に向かって地球と共存していくための農学の在り方を講述する。 |
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資源植物学 【Plant Resources】 |
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科目の記号/番号:BRS206 セメスター:1S 単位:2 |
| 【キーワード】 文明を支えてきた植物の将来的な利用法への挑戦 |
【科目の概要】 植物の光合成による天然資源は人類の存続を保証し、文明の形成に深くかかわってきた。急激な世界人口の増加につれて、光合成生産物の無駄な利用方法は見直され、より効率のよいものに変換を余儀なくされている。人間に関する植物の、食糧問題だけでなくその他の多くの領域において、幅広く身近な例をみながら資源としての可能性を探る。 |
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基礎化学実験 【Experiment 】 |
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科目の記号/番号:BRS207 セメスター:1S 単位:1 |
| 【キーワード】 定性および定量分析法、有機合成、機器分析 |
【科目の概要】 今日、生物が示す諸現象は化学で説明、解明が多く成されている。実験をとおして、化学、有機化学の基礎概念を習熟し、化学を体得し、化学の素養と実践能力を高める基礎実験を目的としている。実験はマニュアルに従って得られた結果を記述するだけではなく、得られた結果を導く原理解説を求める。実験によって検証したことを通して理解することに努める。 |
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農場実習I 【Farm Practice I】 |
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科目の記号/番号:BRS208 セメスター:1S/2S 単位:1 |
| 【キーワード】 適地適作、雑草防除、土壌改良、栽培技術、作業適期の判断、環境条件と農作物 |
【科目の概要】 農作業全般に関わる基礎的な技術(耕耘、雑草防除、肥料・農薬、農機具の取り扱い)を身につける他、環境条件に応じて反応する生物の変化を見る目を養う。具体的には、15人前後の班編制で、鎌や草刈り機などの農機具を使用して実技トレーニングを行う他、学生各自がキャンパス内の圃場において、野菜または稲を材料に、日常の栽培管理、および収穫、調整を行う。こ
をいち早く読み取り、的確な処理により、作物の生育や収量、品質をコントロールできる部分があることを学ぶ。 |
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化学I 【Chemistry I】 |
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科目の記号/番号:BRS251 セメスター:2S/3S 単位:2 |
| 【キーワード】 SI単位、原子、元素、構造、電子配置、周期律、化学結合、核化学 |
【科目の概要】 本講は、化学の基礎の理解に重点を置き、その後の専門科目を履修する際の応用力を養うことを目的とする。特に原子の構造と化学結合を中心として、化学の基礎的な考え方を解説し、元素の化学的性質や反応性を支配する因子についても論ずる。物質や現象の基本的概念の把握とともに、類推する能力を養うために、必要に応じて演習を行う。 |
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環境生物科学 【Environmental Bioscience】 |
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科目の記号/番号:BRS252 セメスター:2S 単位:2 |
| 【キーワード】 システムとして生物界、環境と生物、生物相互作用、保全生物学 |
【科目の概要】 つながりの中で生きている生物の在り方を意識し、無機的な環境・生物的環境と、主体としての生物の係わり合いの中で、それぞれの生物がいかにうまく生きているのかを知る。また、ヒトの環境形成作用が自然界におよぼす影響を考えながら、その影響下にある生物多様性の動態、ヒトの存在を加味した保全生物学のありかたを考究する。 |
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作物形態学 【Crop Morphology】 |
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科目の記号/番号:ABC253 セメスター:2S 単位:2 |
| 【キーワード】 起源と進化、物質生産、イネ科穀類、マメ科穀類、いも類 |
【科目の概要】 世界は将来、爆発的な人口の増加により食糧不足が起こることは必死と見られ、食用作物の増産は人類の至上命題となるに違いない。講義では、食用作物の中で、人類の栄養上主要な熱源となる主食または主食に準ずる食用作物を扱う。特に、日本において重要な食用作物の理解のため、実物を用いた形態的特徴の説明や生理・生態的特性について解説する。 |
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有機化学概論 【General Organic Chemistry】 |
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科目の記号/番号:BRS254 セメスター:2S 単位:2 |
| 【キーワード】 有機化学、アルカン、アルコール、アルデヒド、カルボン酸、アミン |
【科目の概要】 有機化合物を相互関係より系統的に分類し、化学通論を基盤とした各系列の分子の立体構造および電子構造にもとづき相互間の物理的、化学的な性質の共通面および相違面を比較し、講述する。 |
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植物生態学 【Plant Ecology】 |
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科目の記号/番号:BRS255 セメスター:2S 単位:2 |
| 【キーワード】 植物、個体、個体群、群集(群落)、生態系、物質生産、生活史、環境、空間、時系列 |
【科目の概要】 生態学とは、生物集団(群集)の性質を解明しようとする学問分野である。植物群集は、動物や微生物、周囲の環境条件と深く関わりながら、個々の個体だけでは観察できない複雑でダイナミックなふるまいを示す。本講義では、植物群集を構成する個体、個体群を初めとして、群集および生態系に様々な視点から迫り、生態学的諸現象を理解することを目的とする。 |
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遺伝学 【Genetics】 |
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科目の記号/番号:BRS256 セメスター:2S 単位:2 |
| 【キーワード】 メンデルの法則、遺伝と変異、染色体と遺伝子、遺伝情報の発現 |
【科目の概要】 近年の分子生物学的視野に立った遺伝学の発展の前に、メンデルの遺伝学説を中心にした従来の遺伝学は古典遺伝学として軽視される傾向にある。しかしながら農学的見地からは、メンデルの遺伝学の重要性が失われることはないと思われる。本講義では従来の遺伝学の基礎理論の理解をはかることに努めるとともに、分子遺伝学の要点にもふれることとする。 |
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生物学実験 【Agricultural Experiment】 |
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科目の記号/番号:BRS258 セメスター:2S 単位:1 |
| 【キーワード】 生物の構造・機能・生命現象 |
【科目の概要】 生物のしくみ(構造)と働き(機能)の理解は、生物のもつ生命現象の理解に繋がる。動物・植物・微生物を材料とした観察実験を通じて、実際に自分の目で観察し、頭で考えることで、科学的な事象の捉え方と結果のまとめ方を習得する。 |
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