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玉川大学    工学部科目    数学教員養成コース科目群    導入科目

製品製作法 【Manufacturing and Process of Products】
科目の記号/番号:EIN201 セメスター:4S 単位:2
【キーワード】 機械工業における物作りと適用基準を考える
【科目の概要】 製品製作法とは、工場で製品を製作するための加工方法の体系をいい、工場で実施されているすべての加工技術と測定技術について概説する。とくに機械工業を素材加工、部品加工、処理加工および組立加工の4段階に分類し、それらの特徴や適用例および適用にあたっての基準(経済性からみた最適化)について基礎的な考え方について述べる。


ジョブデザイン 【Job Design】
科目の記号/番号:EIN202 セメスター:3S 単位:2
【キーワード】 作業研究、工程分析、動作研究、時間研究、稼働分析、モダブツ法(PTS)
【科目の概要】 産業界における生産活動の実態を把握するための作業研究手法を紹介する。作業研究手法は“物づくり”におけるムダ・ムリ・ムラを除去した標準作業や標準時間を設定するためのものである。物の流れ、作業者の動き、作業に必要とされる時間の設定や見積り、機械設備や作業者の作業内容等を正確に把握し、生産活動の向上に結びつけなければならない。


コスト・アカウンティング 【Cost Accounting】
科目の記号/番号:EIN203 セメスター:3S 単位:2
【キーワード】 コストの測定・把握及びその関連諸概念と利益の算定法について学ぶ
【科目の概要】 企業は、これをマネジメントの対象としてみるとき、企業資本の調達とその運用、運用成果としての利益の算定、利益の分配及び再投下という資本循環のプロセスとして把握することが大切である。特に、運用過程で発生するコストの測定・計算・分析・管理は重要となる。まず、企業会計の基本的なメカニズムを学び、その後コストについて体系的な学習をする。


コスト・マネジメント 【Cost Management】
科目の記号/番号:EIN204 セメスター:4S 単位:2
【キーワード】 活動・原価作用因、許容原価、品質原価、原価改善
【科目の概要】 企業環境の激変に伴い、原価管理が変貌しつつある。原価管理はかつては標準原価計算が中心であったが、コストマネジメントへと展開した。その後、米国でリストラクチャリング技法として、間接費管理に有効なABC、ABMが考案された。一方日本では、直接費管理に有効な原価企画が開発され、日本だけでなく世界の注目を集めている。新しい原価管理を講義する。


問題分析手法 【Problem Analysis Method】
科目の記号/番号:EIN205 セメスター:1S/2S 単位:2
【キーワード】 データのバラツキ、QC七つ道具、問題解決法、統計的方法、新QC七つ道具
【科目の概要】 経営工学は、経営を工学的アプローチで扱う分野であり、このためにデータを収集し、解析する必要がある。基本的なデータのとり方、まとめ方について、具体的な収集手法・技法を説明する。本講義は問題分析演習と対になっている。基本となる概論、理論的背景、考え方を中心に論述する。それを基に問題分析演習では実際のデータを分析する。


統計的方法I 【Statistical Methods I】
科目の記号/番号:EIN206 セメスター:4S 単位:2
【キーワード】 品質管理活動における統計の役割とデータ解析(検定と推定)の必要性
【科目の概要】 製品は、どんな精密な機械で注意深く製造しても、必ずそのできばえ(品質)はばらつくが、それには統計的な規則性がある。したがって品質管理では、品質の分布を統計的に把握し、統計的推測に基づいて活動することが重要である。本講義では、管理や改善などの実践の場での活用をねらいとして、基礎的な統計手法を、計量値データの解析を中心に解説する。


インダストリアル・サイコロジー 【Industrial Sociology】
科目の記号/番号:EIN207 セメスター:3S 単位:2
【キーワード】 産業社会、社会-技術システム、集団力学
【科目の概要】 技術と人間の関係について社会学の立場から紹介する。将来の産業界における生産性と人間性との融合について学生とともに考えたい。


人間工学 【Ergonomics】
科目の記号/番号:EIN208 セメスター:4S 単位:2
【キーワード】 人間工学のセンスと実践力を養う
【科目の概要】 本科目では、人間と人間をとり囲むさまざまなものや環境との整合を図る人間工学(エルゴノミクス)について、その基礎から応用までを解説する。とくに講義では、人間工学の考え方、方法に関する知識の習得に重点をおき、人間の身体・心理・生理情報を技術応用するセンスと実践力を養う。


マーケティング 【Marketing】
科目の記号/番号:EIN209 セメスター:3S 単位:2
【キーワード】 現代企業経営の諸問題について市場・顧客の視点より問題解決を考える
【科目の概要】 現代マーケティングの基礎について体系的に学習する。現代のマーケティングは企業経営の視点よりのアプローチに特徴があり、市場志向に基づき、製品開発計画、価格問題、流通政策、消費者行動、広告・コミュニケーション、販売管理、さらには環境問題について、総合的視野より市場開発のための広範囲な戦略的発想をもたらすものである。


システム論 【Management System Theory】
科目の記号/番号:EIN210 セメスター:1S/2S 単位:2
【キーワード】 システム技術、システム構造と行動、マネジメント、意思決定
【科目の概要】 現代は、急激な技術の発展にともない工業社会から情報化社会へ変わっており、システム技術が重要視されている。経営工学の分野では合理的な生産とその管理システムが要求されている。本講義では、このための基礎として一般システム論とマネジメントシステムを中心にシステムについて論じる。更に、経営工学の研究を進めるうえで重要なモデル構築について論述する。


経営情報分析演習 【Exercise in Strategic Information System】
科目の記号/番号:EIN211 セメスター:4S 単位:2
【キーワード】 予測、最適化、データベース構築
【科目の概要】 経営情報システム化の背景と全体像の概略を演習を通じて学習する。膨大なデータについて、単に集計するような集約化ではなく意味を持たせるような解析・集約の必要性から、システムに必要とされる分析手法を単に適用するのではなく組み合わせて用いることを演習する。この実習は、データ解析III、経営情報システム、品質管理システムと関連する。


CAD演習 【CAD Exercises】
科目の記号/番号:EIN212 セメスター:3S 単位:2
【キーワード】 スケッチ、断面図、検図、機械部品の図示法、CAD
【科目の概要】 1年次で修得した基本的製図法を基礎に、ここではテーマとして、やや複雑な部品を取り上げ作図の演習を行う。将来生産管理技術者として必要な、製作手順、所要加工時間、組立時間等を理解出来るようにすること、更にスケッチ、製図を描きながら、精度、寸法、ハメアイ、材料表示等を学ぶ。授業の中で工学部設置のパソコンCADによる製図演習も行う。


幾何学I 【Geometry I】
科目の記号/番号:EMA210 セメスター:3S 単位:2
【キーワード】 空間の初等幾何学、座標幾何学、2次曲線論、2次曲面論
【科目の概要】 幾何学のさまざまな話題について学ぶ。高次元の幾何学においては図が描けないのでどうしても計算に頼ることとなりそのための道具立てが必要であるが、低次元の幾何学では直観的な図で説明できる場合が多い。ここではそのような低次元の幾何学についての講義を行う。さらに微分幾何学を学ぶ可能性あり。


特別課題研究B 【Special Workshop B】
科目の記号/番号:EEL334 単位:2
【キーワード】 特別研究プロジェクト、グループ研究、不定期
【科目の概要】 科目の性格は、特別課題研究Aと全く同じである。同一プロジェクトへの2回目の参加、または別なプロジェクトに参加したときはこの科目の単位として認定される。