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玉川大学    観光学部科目    観光学科科目群    専攻科目

College Reading & Writing II 【College Reading & Writing II】
科目の記号/番号:ENG411 セメスター:7S 単位:2
【キーワード】 authentic reading, academic & business writing, process writing, media
【科目の概要】 『College Reading & Writing I』に引き続き、すべて英語で行われるこの授業は、特にリーディングスキルおよびライティングスキルに焦点を当てながら、1年間の留学で習得した英語の習熟度を維持し、さらに英語習熟度を向上させることを目的とする。具体的には、いろいろな情報源やメディアからの原文を選び講読する。また、文書作成のプロセスや、アカデミック・ライティング、ビジネス・ライティングの基本、原文の文章構造についても探求する。この授業では、多種多様な原文を講読し、理解を深めることが要求される。同時に、基本的な研究論文作成およびビジネス文書の作成の方法も学ぶ。


観光まちづくり関連法規 【Tourism Urban Development】
科目の記号/番号:LAW411 セメスター:7S 単位:2
【キーワード】 国土形成計画法と国土形成計画、国土総合開発法と全国総合開発計画
【科目の概要】 国土形成計画法、景観法をはじめとする観光まちづくり関連法規について、個々の法律の制定目的、その目的を達成するための制度等に係る規定を取り上げ、その意味やその効果を考察することを通じて、個々の法律が有する意義及び役割並びに重要性についての理解を深める。また、少子高齢化、過疎化、シャッター通りの発生といった現在の社会が直面する問題に対応するうえで、個々の法律が有する問題点を明らかにするとともに、現行法令の限界についての理解をも深める。


サービス・マーケティング 【Service Marketing】
科目の記号/番号:MKTG411 セメスター:7S 単位:2
【キーワード】 サービス・エンカウンター、エンパワメント、顧客満足、従業員満足
【科目の概要】 観光は、洋服や食品のような形のある製品ではなく、対人接客、客室や座席の利用権、機能的な仕組みといった形のないもの(サービス)が商品となることが多い。本講義では、サービスに特化したマーケティングの理論を、適用可能な事例を取り上げながら解説する。具体的には、サービスの定義と特質、サービス・エンカウンター、エンパワメント、CS(Customer Satisfaction)、苦情とサービス・リカバリー、リレーションシップ・マーケティング、ES(Emploee Satisfaction)、人材のコンピテンシーと組織、について取り上げる。この講義を履修した学生は、観光ビジネスにおける新たなサービスの企画や、接客場面の改善計画の立案をできるようになることが期待される。


異文化交流論 【Intercultural Communication】
科目の記号/番号:CWC413 セメスター:7S 単位:2
【キーワード】 地域文化と地域資源、異文化体験と異文化交流
【科目の概要】 異文化交流を二段階に分けて考える。前半では、他者を惹きつける魅力ある地域創りにおける資源としての地域文化のプロデュースとその発信の方法を、ICT技術の発展にあわせた最適のメディア・ミックスによるコミュニケーション方法と共に検討する。その上で後半には、実際に訪問した人々が、異文化の「非日常」を不快感なく体験する機会の提供に必要な、たとえば身体感覚・聖俗・食の禁忌などの課題についての理解と課題解決方法を、医療人類学や民俗学、文化心理学などの知見をもとに具体的なケースを使って、対面的コミュニケーションの現場での実践を念頭に考える。


国際協力 【International Cooperation】
科目の記号/番号:INTL411 セメスター:7S 単位:2
【キーワード】 国際協力と観光、観光ODAとJICA、ODAと国際協調
【科目の概要】 観光分野での国際協力に焦点をあてて、国際協力の概念、意義や仕組みの理解を深め、これからの国際協力のあり方を検討する。まず国際機関や国際NGOによる国際協力が、貧困問題、環境問題、教育開発、保健医療などの国際的な課題に対し、どのような役割を担い、成果をもたらしたのかを検証する。またこれまでの取り組みの問題点と課題を明らかにし、今後の国際的支援体制を検討する。次に国際協力機構(JICA)による観光分野での国際協力の事例を取り上げ、途上国の経済開発、自然環境や文化遺産の保護、教育開発などへの貢献を検証し、これからの日本のODAのあり方を議論する。そして、国際NGOやNPOによる国際的相互協力の可能性を追究する。


観光経済学 【Tourism Economics】
科目の記号/番号:ECON415 セメスター:7S 単位:2
【キーワード】 需要と供給、グローバル社会と観光産業、観光現象と観光企業
【科目の概要】 包括的な観光分析から始まり、国内外を問わず、その需要と供給、市場構造、価格付け、産出、成長のトピックを扱う。また、観光需要、観光企業が国内およびグローバルな中でどのように運営されているか、そして観光の目的地への効果の問題を検討することによって、経済的概念と技術がいかにどの問題に応用されうるのかを概説する。さらに、わが国の観光企業の財務諸表に対する統計的な分析と観光現象における定量可能な変数の役割の検討を通して観光企業の経済活動を明らかにする。


観光メディア論 【Tourism Media Theory】
科目の記号/番号:IS419 セメスター:7S 単位:2
【キーワード】 広告と広報、ホームページと観光情報
【科目の概要】 宿泊業や旅行業の情報発信メディアは、紙ベースからWebやテレビなどへと移行している。旅行宿泊業がWebを用いて、どのように知らせたいコンテンツを表現しているか、旅行会社と宿泊業を例にとり、コンテンツ、表現法を解説する。次にWebの仕組みや技術(イラスト、写真加工、動画など)、Webデザインなどを扱い、実際にホームページを作り、どのように情報発信を行えばよいかを講義する。さらに、進化するメディアの特徴をまとめ、コンテンツ移行の考え方を示唆する。


アート・ツーリズム 【Art Tourism】
科目の記号/番号:TOUR411 セメスター:7S 単位:2
【キーワード】 観光と世界遺産、芸術とまちおこし、アートプロジェクトとイベント
【科目の概要】 地域の観光地開発における世界遺産や文化遺産などの文化資源の観光資源化について、その基本的概念や開発経営、プロモーションなどについての理解を深める。具体的には、国内外における事例についての学習を通して、その知見を拡げる。また、現代芸術の美術館誘致や地域に根付いたアートイベントの開催などによる「アート」を活用したまちおこしや都市と地域の交流事例についても理解を深めることにより、アートと観光の関係について検討する。


イベント・ツーリズム 【Event Tourism】
科目の記号/番号:TOUR413 セメスター:7S 単位:2
【キーワード】 観光と誘客、地域の活性化とイベント、B級グルメと観光
【科目の概要】 観光振興の1つの手法であるイベントについて理解を深めることを目的とし、地域プロモーションにおけるイベントの実態と役割について概観することにより、イベントの基盤となるfun(楽しい、面白い、愉快、喜び)の創造とビジネスへの展開を考察する。具体的には、地域に土着した祭りのイベント化、地域振興のためのイベントの創造、「食」をテーマにしたイベントの創造、ロックフェスティバルという新しい祭りの創造、まちづくりの一環としてのアートイベントなどについて理解を深める。


エコ・ツーリズム 【Eco-Tourism】
科目の記号/番号:TOUR415 セメスター:7S 単位:2
【キーワード】 エコ・ツーリズムとエコツアー、エコ・ツーリズムと環境保全
【科目の概要】 持続可能な観光開発の1つの手法として注目され、定着してきた地域の自然資源を活用したエコ・ツーリズムについての理念や概念、その開発手法についての知識を習得し、理解を深める。具体的には、国内外におけるエコ・ツーリズムの事例についての学習を通し、その知見を拡げる。エコ・ツーリズム開発において地域の環境保全を促進させるための観光環境教育についても知識を習得する。その上で、将来のエコ・ツーリズムのあり方について検討する。


観光財務情報分析 【Tourism Financial Analysis】
科目の記号/番号:ACCT411 セメスター:7S 単位:2
【キーワード】 経営者と投資家、情報収集と分析、経営者の意見決定プロセス
【科目の概要】 観光産業の企業を取り巻く環境は、刻々と変化している。日々、競合他社との熾烈な生存競争の中、企業の経営者は利害関係者、特に投資家に対して説明責任を負い、迅速な意思決定と実行が求められる。本講義では、その意思決定のプロセスに着目し、情報収集とその分析(定量化)、並びに、この過程から得られる情報を利用し、主観的かつアナログ的な意思決定プロセスを学ぶ。また、この経営情報たる財務数値の分析から、経営者の情報選択手続き、および、それに対する投資家(市場)の評価を理解する。


観光学ゼミナールII 【Tourism Seminar II】
科目の記号/番号:TOUR417 セメスター:7S 単位:2
【キーワード】 海外文献研究、調査とディスカッション、プレゼンテーションとコミュニケーション
【科目の概要】 ゼミナール全体を通して、観光の各分野におけるさらなる専門的な知識を習得し、企業や社会が求めるグローバル人材にとって必要な素養を身につける。実際の調査やディスカッションをおこなうことにより、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力を体得し、将来、観光業界でリーダーとして活躍できるようになることを目指す。また、留学経験を生かし、グローバルな研究がおこなえるように、海外文献や海外調査などを通して研究をおこなう。


College Reading & Writing III 【College Reading & Writing III】
科目の記号/番号:ENG412 セメスター:8S 単位:2
【キーワード】 authentic reading, academic, business & process writing, critical thinking
【科目の概要】 すべて英語で行われるこの授業では、特に英語を媒体とする職業に就くための必要条件や環境に焦点をあてて、円滑に就業できるための準備をすることを目的とする。そのために、いろいろな情報源やメディアからの原文を選び講読し、理解を深める。批判的思考やリーディングスキルを使いながら、『College Reading & Writing Ⅱ』で学んだ論文作成やビジネス文書作成の方法をさらに深く掘り下げて探求し、実際に研究論文作成やビジネス文書作成を試みる。


観光情報システム 【Tourism Information Systems】
科目の記号/番号:IS416 セメスター:8S 単位:2
【キーワード】 IT社会と観光情報、観光産業とCRS
【科目の概要】 観光分野で扱うコンピュータシステムは、PC-WebやAndroid端末の普及に伴い、Webサーバ、パッケージや航空券などの予約、照会、取消処理、運行状況管理、配機システムなどがある。これらの特徴、技術を解説して、仕事で扱うシステムの設計、運用法などが分かる能力を養う。特に共通する基本概念や技術として、個人情報の扱い、認証の考え方、ネットワーク(特にWebサーバ)やデータベースシステムの仕組みなどを取り上げ、利用者の立場でシステムが理解できるようにする。


ホスピタリティ論 【Theory of Hospitality】
科目の記号/番号:TOUR412 セメスター:8S 単位:2
【キーワード】 ホテル経営形態と部門別管理、装置産業としてのホテルの特性
【科目の概要】 ホスピタリティ産業の代表格であるホテル業の特性を考察することにより、ホテルの経営目的および部門別管理の重要性について理解する。また、ホテルの売上を販売単価と販売数量に分解し、単価と数量のそれぞれの観点から、各部門の効果的な増収戦術について具体的事例を交えて学習する。さらに、不動産業としてのホテル業の特性をホスピタリティ業との対比で理解し、装置産業としてのホテル開発の進捗プロセスやホテル業への投資の判断基準を学習する。


観光学ゼミナールIII 【Tourism Seminar III】
科目の記号/番号:TOUR414 セメスター:8S 単位:2
【キーワード】 文献調査、海外フィールドワーク、調査とディスカッション、プレゼンテーションとコミュニケーション
【科目の概要】 ゼミナール全体を通して、観光の各分野におけるさらなる専門的な知識を習得し、企業や社会が求めるグローバル人材にとって必要な素養を身につける。実際の調査やディスカッションをおこなうことにより、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力を体得し、将来、観光業界でリーダーとして活躍できるようになることを目指す。また、留学経験を生かし、グローバルな研究がおこなえるように、海外文献や海外調査などを通して研究をおこなう。


卒業論文 【Graduation Thesis】
科目の記号/番号:INTD416 セメスター:8S 単位:2
【キーワード】 文献調査、フィールドワーク、学位論文と研究成果
【科目の概要】 『観光学ゼミナールⅠ』『観光学ゼミナールⅡ』『観光学ゼミナールⅢ』において各自が研究したテーマについて、文献や資料の整理、調査やディスカッション、発表のまとめなどを行う。その上で研究の成果を卒業論文としてまとめる。ゼミ全体に対する指導のほか、各自の研究計画に沿った個人指導が随時行われる。