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学問領域分類別    会計学      

会計学【ユニバーシティ・スタンダード】 【Introduction to Accounting】
科目の記号/番号:ACCT101 セメスター:1S/2S 単位:2
【キーワード】 複式簿記、取引、勘定、精算表、財務諸表、貸借対照表、損益計算書
【科目の概要】 会計学入門として複式簿記の基本原理を学習する。会計とは、取引を複式簿記の原理により測定し、財務諸表に集約することにより利用者に伝達する、計算制度である。そこで会計学を学ぶためにはまずこの複式簿記の原理を理解することから始めなければならない。この講義では、複式簿記の基本原理を、簿記一巡の手続き、決算整理、財務諸表の作成等の演習を通じて、習得する。


ホスピタリティ会計入門【観光経営学科】 【Introduction to Hospitality Accounting】
科目の記号/番号:ACCT211 セメスター:3S/4S 単位:2
【キーワード】 計数管理、会計、簿記、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書、コスト意識、経営業績判断力、各種経営指標(RevPAR、GOP、EBITDAなど)
【科目の概要】 会計とは企業の経営活動を計数的に表現するものである。本講義ではホスピタリティ会計の基礎として、損益計算書や貸借対照表などの主要な決算書の概要について理解し、企業人としてのコスト意識や経営業績判断の基礎力などを醸成する。また、雇用、材料調達、サービス/商品開発、販売促進などの日々の企業活動が、決算書の各種数値にどのように連動しているのかを想起する力を養う。さらに、平均客室単価・客室稼働率・RevPAR・GOP・EBITDAなどのホスピタリティ産業特有の経営指標も習得する。


原価計算【マネジメントサイエンス学科】 【Cost Accounting】
科目の記号/番号:ACCT212 セメスター:4S 単位:2
【キーワード】 製品の原価、管理会計、意志決定、簿記検定
【科目の概要】 講義では、原価計算の学習を通じて、原価管理に関する基礎能力を習得する。また、管理会計を学ぶうえで必要な知識も習得することになる。具体的には、原価を計算する能力を育成すると同時に、ビジネスにおける原価情報の役立て方を授業内で示唆することになる。原価計算のスキルは原価管理だけでなく、製品の価格決定、経営意思決定、企業における利益計画の立案や財務諸表の作成などに役立つ重要なスキルである。なお、日商簿記検定2級、および全経簿記検定1級工業簿記の合格を視野に入れながら、学習者自身による学習計画を立て、それに沿った学習を行うような自助努力を推奨する。


財務会計【国際経営学科】 【Financial Accounting】
科目の記号/番号:ACCT311 セメスター:3S/4S 単位:2
【キーワード】 制度会計、意思決定有用性目的、適正な期間損益計算、会計基準
【科目の概要】 財務会計とは、制度としての会計であり、その基礎ならびに骨格を学習する。その制度上の目的は投資家の意思決定に有用な情報を提供することであり、それを担保する計算上の目的は、適正な期間損益計算である。この講義では、適正な期間損益計算の原理ならびにそれを支える制度(会計基準、会社法)を、株式会社会計、固定資産会計、引当金会計、税金、財務諸表の作成などの個別テーマを通じて習得する。また学習効果を上げるため日商2級商業簿記を目標(2級合格には併せて工業簿記の習得も必要)とする。


食品企業環境会計学【生物環境システム学科】 【Study for Food Company Eco-Accounting 】
科目の記号/番号:ACCT313 セメスター:5S 単位:2
【キーワード】 企業会計、環境会計、経営、財務管理、簿記など
【科目の概要】 本講義では企業会計を中心として進める。企業会計は経営の中心であるとともにそれ自体独立したものではなく、生産、販売、物流、開発、マーケティングなどの経営基本機能と密接に結びついている。そこで、これらの機能と関連させて、基本的な会計について講義する。具体的には簿記会計のメカニズムと財務管理についての理解を深めるとともに、環境会計に取り入れられているマテリアルフローコスト会計についても解説する。


管理会計【マネジメントサイエンス学科】 【Management Accounting】
科目の記号/番号:ACCT315 セメスター:6S 単位:2
【キーワード】 経営者のための会計情報、原価管理、利益管理、経営意思決定、業績評価
【科目の概要】 管理会計は、企業内部の経営管理者に対して企業経営に役立つ会計情報を提供する。たとえば、企業を維持していくために原価を引き下げて利益を確保(原価管理)したり、持続的な成長を遂げるために事業に関する投資の妥当性を判断(経営意思決定)したり、CVP分析にもとづいて利益計画や予算を作成(利益管理)するために必要な会計情報を提供する。そのうえで、計画通りの結果が残せたかどうかを評価(業績評価)しなければならない。本講義では、このような管理会計情報の作成と利用の方法について学んでいく。


管理会計【国際経営学科】 【Management Accounting】
科目の記号/番号:ACCT315 セメスター:5S/6S 単位:2
【キーワード】 損益分岐点分析、利益計画、予算管理、バランス・スコアカード
【科目の概要】 管理会計とは、企業経営に役立てるために行われる会計のことをいう。日常業務や経営戦略にかかわる意思決定や実行に際して、定量的分析に基づいた経済的な裏付けを与えるのが管理会計の主たる目的となる。この講義では、伝統的な管理会計手法とともに、コーポレート・ファイナンスを含めた最新の分析手法の基礎を学習する。現実のビジネスに有用な分析手法を身につけるため、理論に偏らず、例題やケースを各自が解きながら講義を進める。


国際会計【国際経営学科】 【International Accounting】
科目の記号/番号:ACCT317 セメスター:5S/6S 単位:3
【キーワード】 国際財務報告基準(IFRS)、資産負債アプローチ、公正価値会計、原則主義
【科目の概要】 会計基準の国際スタンダードである国際財務報告基準(IFRS)について学習する。まず資産負債アプローチ、公正価値会計、原則主義等のIFRS固有の基礎概念を概念フレームワークを通じて理解し、それを基礎にして、収益、無形資産、減損、リース、従業員給付、金融商品、法人所得税等の個別テーマにおける会計処理を習得する。また学習効果を上げるため国際会計検定(BATIC)のsubject2を目標とする。


原価計算【国際経営学科】 【Cost Accounting】
科目の記号/番号:ACCT319 セメスター:5S/6S 単位:3
【キーワード】 個別原価計算、総合原価計算、標準原価計算、直接原価計算
【科目の概要】 原価とは従来、製造活動にかかったコストを指していた。しかし、コストは製造活動以外のマーケティング、管理、企画、R&D、物流などあらゆる活動で発生し、近年その割合が益々大きくなっている。また、最近よく話題になるリストラ、IT化、M&Aなどもコスト管理と密接な関係がある。では、発生するコストをどのように把握すればよいのか、それをどのように管理したらよいのか、このような課題を扱うのが原価計算の領域である本講義ではコストの計算方法、それをいかに管理し、経営に役立てていくのかについて例題やケースを通して学んでいく。


ホスピタリティ産業会計論【観光経営学科】 【Principles of Accounting in Hospitality】
科目の記号/番号:ACCT321 セメスター:5S/6S 単位:2
【キーワード】 経営の意思決定、経営指標、ユニフォーム会計システム、部門別管理、管理者の責任と権限、ベンチマーク値、比較分析
【科目の概要】 本講義では、主要な決算書に表れる各種経営指標の読み取り方を理解し、経営上の意思決定能力を養う。特に世界の宿泊産業会計の統一基準であるユニフォーム会計システムに焦点を置き、多様な収益および費用部門から構成されるホテル組織の部門別管理手法を習得する。また、部門別管理における管理者の「責任」と「権限」の区分けについても明確に理解し、リーダーとして適切な組織内コミュニケーションができる素地を養う。さらに、部門別やホテルタイプ別の営業利益率などのベンチマーク値を理解し、比較分析を通して現実に即した経営判断を行える力を習得する。