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玉川大学    農学部科目    生物資源学科科目群    導入科目

生物学基礎 【Basic Biology】
科目の記号/番号:BIOL111 セメスター:1S 単位:2
【キーワード】 生物の分類、細胞、同化、異化、恒常性の維持、生殖、発生、遺伝、DNA
【科目の概要】 1年次生を対象として、生物学の基礎的な内容を高校生物の内容を復習しながらすすめる。本講では、生物体を一つのシステムとしてとらえ、その極めて精巧なシステムを駆動する生体内外の諸要因について、主に個体群レベル以下に絞って解説する。いくつかの身近な動植物については、とくに絞って焦点を当て、具体的な生物事例としてその構造や生活史を掘り下げて解説したい。また、生物学史上の重要な発見とその発展に関わった科学者の研究手法、創意工夫についても積極的に触れながらすすめる。


遺伝学 【Fundamental Genetics】
科目の記号/番号:BIOL113 セメスター:1S 単位:2
【キーワード】 メンデル性遺伝、非メンデル性遺伝、染色体、組み換え、突然変異
【科目の概要】 遺伝学の最近の進歩は目覚ましいものがあるが、本講では古典的遺伝学をきちっと理解することを目的とする。生物の遺伝の基礎的原理や歴史的背景を学び、さまざまな遺伝現象について理解を深める。


化学基礎 【Basic Chemistry】
科目の記号/番号:CHEM111 セメスター:1S 単位:2
【キーワード】 元素、原子、分子、電子配置、周期律、化学結合、物質量
【科目の概要】 化学の基礎に重点を置いて講義を展開する。物質の量とエネルギーを表す国際単位について解説する。物質の構成成分(元素)とその粒子(原子)について論じ、原子を形成する原子核と電子の概念を明確にしたうえで、原子構造ならびに電子配置、電子配置と周期律の関係について解説する。また、これらの概念に基づいて2原子間に生じる化学結合について論じる。さらに、化学計算の基本となる物質量の理解にも重点を置く。


数学基礎 【Fundamental Mathematics】
科目の記号/番号:MATH111 セメスター:1S 単位:2
【キーワード】 指数関数、対数関数、三角関数、微分・積分
【科目の概要】 生命現象の理解に向けて、まず、一般的な科学的視野をもつ必要があり、その中の一分野として基礎的な数学的知識の理解が挙げられる。化学、特に原子や分子の構造論、原子の結合論、反応速度論などの基本的理解、また、糖質、タンパク質あるいはDNA等の生体高分子の構造解析等を学ぶために必要となる、指数関数、対数関数、初歩の微分・積分等の理解を目標とする。


動物資源学I 【Animal Resource Science I】
科目の記号/番号:AGR111 セメスター:1S 単位:2
【キーワード】 野生動物、家畜、畜産物、伴侶動物、展示動物、実験動物
【科目の概要】 人間の生活は、植物や動物など人間以外の多くの生物やその生産物を利用することによって成り立っている。特に、動物においては、それ自体を生体維持のための栄養源としたり、代替労働力や娯楽の対象とするばかりでなく、医療や科学技術などに対しても広く利用され、種特有の生理・生態を利用することで我々に豊かな生活をもたらすことを可能にしている。本講義では、鳥類およびほ乳類を中心に、その主要な種について生理・生体的特長を知り、それらが生産する各種畜産物の特徴と利用について学習する。また、展示動物やペット、伴侶動物、介助動物さらには実験動物のヒトに対する恩恵や役割を知り、資源としての動物のあり方を理解する。


生物学実験 【Biological Experiment】
科目の記号/番号:BIOL115 セメスター:1S 単位:1
【キーワード】 生物の構造と機能、細胞分裂、生体防御反応、生物相互作用
【科目の概要】 生物の基本的な構造や機能、生命現象の観察を通して、農学領域の研究の基礎として必要な生物学諸分野についての素養と実践能力を得ることを目標とする。実験を通じて材料・器具・試薬の取り扱いなどに慣れ、実験マナーを身につけると共に、実験のレポートの取りまとめ方を習得する。コンピューターを用いた測定値の算出、統計処理法の習得を含める。


植物形態学 【Plant Morphology】
科目の記号/番号:BIOL117 セメスター:1S 単位:2
【キーワード】 被子植物、組織、器官、木部、師部、系統進化
【科目の概要】 植物を扱う研究分野に必要な植物組織や器官に関する基礎的事項を理解できるよう、わかり易く、解説する。植物の形態的特徴をできる限り実物と対照しながら理解していくとともに、それらのもつ機能的な意義や進化的背景を学ぶ。.


農学概論 【Comprehensive Agricultural Science】
科目の記号/番号:AGR113 セメスター:1S 単位:2
【キーワード】 農業と人間と自然、農学の展開、農業と生態環境、都市と農村
【科目の概要】 農学という学問の出発点に立ち、農学とは何かを、農業という人類の営みについて多面的な角度から学問的にとらえていく。特に人類の生命活動と農業との密接な関係、農業と環境とのつながりなどに着目する。


応用昆虫学 【Applied Entomology】
科目の記号/番号:AGR115 セメスター:1S 単位:2
【キーワード】 害虫、有用昆虫、系統と分類、個体群動態、総合的害虫管理、防除
【科目の概要】 全動物の70%以上を占める昆虫の繁栄と適応の原理を、生理・生態両面から考察するとともに、後半ではその管理や利用について、具体的な例を見ながら勉強する。


生命倫理学 【Bioethics】
科目の記号/番号:SCED111 セメスター:1S 単位:2
【キーワード】 クローン技術、遺伝子組換え技術、ポストゲノム、学術と倫理
【科目の概要】 1970年代頃からの医療技術の発展は、従来の医学・医療倫理の範囲では考え切れない学際的問題を提起することになり、「生命倫理」としての論議が発展した。本講では、ヒトの問題に出発した「生命論理学」の観点を、動・植物資源や微生物資源の問題にも当てはめて、ヒトや人間社会は生命といかに係わっていくべきかを、生物学・農学によって社会に貢献するための指針として考究する。


植物資源学 【Plant Resource Science】
科目の記号/番号:AGR112 セメスター:2S 単位:2
【キーワード】 果樹園芸作物、工芸作物、栄養繁殖、植物産業の未来
【科目の概要】 人口増に伴う食用等植物資源の不足・枯渇が予想される中で、21世紀においては植物資源の重要性が急増すると思われることや、遺伝子工学等の先端技術の発展によって、利用可能な植物種の範囲が拡大していくことが考えられる。これらを踏まえて、利用可能な植物資源である果樹と工芸作物の過去、現在、未来を通覧する。


生物学 【Biology】
科目の記号/番号:BIOL119 セメスター:2S 単位:2
【キーワード】 細胞、遺伝子、同化と異化、恒常性の維持、行動、進化
【科目の概要】 生物体は一つのシステムである。その実態は分子、個体、個体群、群集といった階層で捉えることができる。本講では、生物の極めて精巧なシステムを駆動する生体内外の諸要因について、主に個体群レベル以下に絞り解説したい。生物学史上の重要な発見とその発展に関わった科学者の研究手法、創意工夫も適宜紹介したい。必要に応じて生物の種内・種間の干渉に関しても触れると同時に、様々な生命現象がもつ適応的意義についても紹介し、地球上における生命の存在様式について考える機会を与えたい。


有機化学概論 【Introductory Organic Chemistry】
科目の記号/番号:CHEM112 セメスター:2S 単位:2
【キーワード】 炭素の化学、有機化合物の分類・命名、分子の形と性質・反応性・作用性
【科目の概要】 有機化合物とは? 現存する多くの元素の中で、特に、炭素を中心に展開される化合物(化学物質)について、その分類、命名、化学的特性などについて概説。既存化合物質のもつ有用性、負の要素についても適宜概説。


作物学 【Crop Science】
科目の記号/番号:AGR114 セメスター:2S 単位:2
【キーワード】 作物の起源、種類、特性、イネ、ムギ、トウモロコシ、ダイズ
【科目の概要】 人類の生命活動を支える食用資源植物としての作物について、各作物の起源、生理生態的特性、栽培管理、成育環境と栽培環境の制御、利用法などを学ぶ。


基礎化学実験 【Primary Chemical Experiments】
科目の記号/番号:CHEM117 セメスター:2S 単位:1
【キーワード】 化学分析、化学実験、分析機器、試薬調整、実験方法、実験器具
【科目の概要】 化学基礎あるいは分析化学で学ぶ種々の化学的考え方や分析手法の基礎・基本となる実験科目である。講義とリンクしながら、実験の基本的な考え方・原理等の理解・補完はもちろんのこと、用いる試薬の性質や調製方法、実験廃棄物の分別方法、実験器具や分析機器の取り扱い方法等に加えて、実験結果のまとめ方・表現の仕方等の理解・修得を目標とする。


フィールド実習I 【Field Practice I】
科目の記号/番号:AGR116 セメスター:2S 単位:1
【キーワード】 農具の使用方法、栽培管理、家畜管理
【科目の概要】 フィールド実習Iでは、様々な基本的農作業技術の体験を通じて、農学教育に必要な実体験をもとにした基礎を築くことを目的としている。机上で得られる知識と実習体験の融合を図る。具体的には植物の栽培管理理等の技術を実践する。


科学基礎英語I 【English Communication Skills for Science Students I】
科目の記号/番号:ENG114 セメスター:2S 単位:1
【キーワード】 vocabulary、phrases、sentences、paragraphs、summaries
【科目の概要】 科学基礎英語I~IVを通して科学的な題材を英語で聞き、話すことを習得し、最終的にはテーマに沿って議論ができることを目指す。


物理学 【Physics】
科目の記号/番号:PHYS111 セメスター:2S 単位:2
【キーワード】 運動エネルギー、波の性質、電流と磁場
【科目の概要】 生命現象の理解に向けて、まず、一般的な科学的視野をもつ必要があり、その一分野として基礎的な物理学の理解が挙げられる。原子や分子の構造論・結合論、種々分析技術論等を学ぶために必ず必要となる、波の性質を扱う波動理論、運動法則や力学的エネルギーを中心とするニュートン力学、初歩の電磁気学等の理解を目標とする。


微生物資源学 【Microbial Diversity】
科目の記号/番号:AGR118 セメスター:2S 単位:2
【キーワード】 微生物、分類、生態、利用
【科目の概要】 我々は古くから、味噌や酒などの微生物が作り出すものと深く関わってきた。本講義では微生物のもつ能力を我々人間がいかにうまく利用しているか、食品分野だけでなく、医薬・工業分野の最新の知見も交えて解説する。


作物生産管理学 【Agronomy】
科目の記号/番号:AGR120 セメスター:2S 単位:2
【キーワード】 作物生産、土壌の役割、野菜、果樹の栽培法、農業機械、農業施設
【科目の概要】 作物を生産するには、栽培する作物の特性を十分に把握するとともに、生産管理技術が必要となる。本講義では,野菜、果樹の特性を理解するとともに、土作り、播種、育苗、定植と病害虫の診断と防除などの栽培方法について解説する。また、現代の農業に必要な農業機械の取り扱いや基礎知識について解説する。


特別課題研究A 【Special Workshop A】
科目の記号/番号:INTD111 セメスター:1S 単位:2
【キーワード】 特別研究、グループ研究、学内プロジェクト
【科目の概要】 本大学の各学部・研究所などが実施する特別な研究プロジェクトに参加して、所定の研究成果を修めた場合に、この科目の単位が認定される。最近の例ではソーラーカー研究がある。プロジェクトごとに研究課題および研究内容、受入人数枠、実施時期などが異なるので、興味のある学生は授業運営課に問い合わせること。


特別課題研究B 【Special Workshop B】
科目の記号/番号:INTD113 セメスター:1S 単位:2
【キーワード】 特別研究、グループ研究、学内プロジェクト
【科目の概要】 本大学の各学部・研究所などが実施する特別な研究プロジェクトに参加して、所定の研究成果を修めた場合に、この科目の単位が認定される。最近の例ではソーラーカー研究がある。プロジェクトごとに研究課題および研究内容、受入人数枠、実施時期などが異なるので、興味のある学生は授業運営課に問い合わせること。