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メディア・デザイン概論 【Introduction to Media Design】 |
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科目の記号/番号:MART110 単位:2 |
| 【キーワード】 メディアアート、デザイン、概観、基礎知識 |
【科目の概要】 メディア・デザイン概論の授業では、メディアアートとデザインの各分野を概観し、基礎となるキーワードや考え方を身につける。この講義は第1セメスターに配置された必修授業であり、全員が共有すべきメディアアートとデザインの基礎知識についてわかりやすく説明する。視聴覚教材を用いて作品に即しつつ具体的に論じ、それぞれの視野が拡がるようにする。 |
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メディア・デザイン理論基礎 I 【Basics of Media Design I】 |
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科目の記号/番号:ART117 単位:2 |
| 【キーワード】 メディアアート、デザイン、芸術理論 |
【科目の概要】 メディア芸術およびデザインの領域における制作・研究の基礎となる知識と方法論を学ぶ。春学期の『理論基礎Ⅰ』と秋学期の『メディア・デザイン理論基礎Ⅱ』を継続して受講することによって、芸術作品の見かた、研究資料の検索・解読方法を学び、問題の所在をつきとめ、それを解決する力を養う。『メディア・デザイン理論基礎Ⅰ』と並行して『メディア・デザイン演習基礎Ⅰ』を受講し、理論と実践の両面から学習する。 |
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メディア・デザイン理論基礎 II 【Basics of Media Design II】 |
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科目の記号/番号:ART118 単位:2 |
| 【キーワード】 メディアアート、デザイン、芸術理論 |
【科目の概要】 春学期の『メディア・デザイン理論基礎Ⅰ』に続き、メディア芸術およびデザインの領域における制作・研究の基礎となる知識と方法論を学ぶ。春学期に得た知識と研究方法を発展させ、芸術作品の見かた、研究資料の検索方法、問題の所在をつきとめ、それを解決する力を養う。『メディア・デザイン理論基礎Ⅱ』と並行して『メディア・デザイン演習基礎Ⅱ』を受講し、理論と実践の両面から学習する。 |
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メディア・デザイン演習基礎 I 【Supervised Projects in Media Design I】 |
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科目の記号/番号:MART108 単位:2 |
| 【キーワード】 メディアアート、デザイン、作品制作 |
【科目の概要】 メディア・デザイン学科の1年次の必修演習科目として、上級生で学ぶ科目につながる基礎科目の位置づけとなる。メディアアートとデザインに関する用語の理論とコンピュータによるアーツワークを学ぶ。『メディア・デザイン演習基礎Ⅰ』と並行して『メディア・デザイン理論基礎Ⅰ』を受講し、理論と実践の両面から学習する。メディア・デザイン学科の1年次の必修演習科目として、上級生で学ぶ科目につながる基礎科目の位置づけとなる。メディアアートとデザインに関する用語の理論とコンピュータによるアーツワークを学ぶ。『メディア・デザイン演習基礎Ⅰ』と並行して『メディア・デザイン理論基礎Ⅰ』を受講し、理論と実践の両面から学習する。 |
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メディア・デザイン演習基礎 II 【Supervised Projects in Media Design II】 |
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科目の記号/番号:MART109 単位:2 |
| 【キーワード】 メディアアート、デザイン、作品制作 |
【科目の概要】 メディア・デザイン学科の1年次の必修演習科目として、上級生で学ぶ科目につながる基礎科目の位置づけとなる。『メディア・デザイン理論基礎Ⅰ』『メディア・デザイン演習基礎Ⅰ』での学修をともにコンピュータによるアーツワークを学ぶ。『メディア・デザイン演習基礎Ⅱ』と並行して『メディア・デザイン理論基礎Ⅱ』を受講し、理論と実践の両面から学習する。 |
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美学美術史基礎 【Introduction to Aesthetics and ArtHistory】 |
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科目の記号/番号:ART114 単位:2 |
| 【キーワード】 美術様式、図像学、作品分析、美学者 |
【科目の概要】 この講義では、西洋・日本・東洋の美術史を学ぶ上での重要なキーワードを学びつつ、いくつかの具体的な作品について考察し、それについての理解を深めると同時に、たとえば「様式」や「図像学」など、作品を分析するそのしかたについても触れる。同時に、「芸術とは何か」という課題について考え、美の本質・原理を解明する学問として「美学」の基礎を学び、主として芸術美を研究対象とする近代の美学者の主要な著作、言説を紹介する。 |
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デザイン論 【Study of Design】 |
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科目の記号/番号:ART110 単位:2 |
| 【キーワード】 デザイン、造形、社会、概観 |
【科目の概要】 様々な時代、様々な地域、様々なジャンルのデザインを考察することによって、人間社会、文化、環境、経済、科学などの関連において多種多様に変化してきたデザインを概観し、デザインの果たしてきた社会的機能と可能性についての理解を深める。またデザインを取巻く今日的現状と諸課題について、具体的事例を通して考察することによって、単に造形的な価値判断だけでなく、社会と個人とデザインの関係においてデザインを捉える視点を獲得する。 |
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コンピュータ音楽技法 【Survey of Computer Music Techniques】 |
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科目の記号/番号:MART106 単位:2 |
| 【キーワード】 信号処理、音響合成、音響処理、自動作曲、インタラクション |
【科目の概要】 コンピュータを用いて音楽制作を行なう際に必要とされる信号処理の基礎的な理論を学ぶ。アナログ信号からデジタル信号への変換、デジタル信号からアナログ信号への変換、サンプリング、量子化、フーリエ変換、データ圧縮、加算合成、減算合成、FM音響合成、物理モデル、フィルターの基礎理論、スピーチ合成など、様々な音響合成と音響処理の基礎理論とその音楽制作への適用方法を三角関数や微分積分など数学の基礎を学びながら習得する。 |
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音楽制作論 【Study of Music Production】 |
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科目の記号/番号:MUS105 単位:2 |
| 【キーワード】 音響学、音響心理、楽器法、楽器学、編曲法、管弦楽法、アレンジ |
【科目の概要】 この科目では、音響学の基礎、音響合成や音響処理などの信号処理技術、和声学などピッチ構成の理論、楽器の音響学などの相互関係を理解し、それらの楽曲制作への適用方法を習得する。音楽と信号処理技術の基礎理論を概観するとともに、様々なピッチ構成やリズム構成を学び、そうした音楽制作のためのどのような音楽認知および音響心理上の原理に依拠しているか理解する。そうすることによって、音楽制作に要求される様々な理論と技能の一貫性を理解する。 |
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平面造形基礎 【Basics of 2D Design】 |
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科目の記号/番号:ART116 単位:2 |
| 【キーワード】 描写表現、色彩表現、画面構成 |
【科目の概要】 グラフィックデザインやWEBデザインなどを制作するうえで最も基礎となる平面表現のスキルを、実習課題の積み重ねによって修得すると同時にその感性を向上させることを目的とする。具体的には描写表現(デッサンを含む)と、色彩表現を含む画面構成が主たる内容となる。目にした物質や状態を観察し描き表す描写表現課題によって観察描写力と画面構成力を、また色彩配色や着彩を含む画面構成課題によって画面効果や心理効果を再構築する力を養う。 |
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グラフィックデザイン基礎 【Basics of Graphic Design】 |
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科目の記号/番号:ART105 単位:2 |
| 【キーワード】 造形要素、色彩構成、平面構成、立体構成、抽象的形態 |
【科目の概要】 デザイン材料や用具、映像メディア機器を的確に活用できる技能を身につけると同時に、色彩・形態・構成・素材などデザインの基礎となる造形要素(造形言語)について理解し、実践的に造形の操作ができるようになることを目標とする。具体的には、色彩構成、平面構成、立体構成の三つの領域において、抽象的形態を用いた制作課題の制作と講評を積み重ねることにより、美的造形力、理論的造形力、美的鑑賞力、発想力、表現技術力などを磨く。 |
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CG・映像メディア表現基礎 【Basics of CG and Film】 |
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科目の記号/番号:MART100 単位:2 |
| 【キーワード】 ビデオ、企画、撮影、編集、チームワーク |
【科目の概要】 本科目は、ビデオ撮影を中心とした映像表現の基本の習得を目的としている。人や情景を映す「カメラアングル」「ライティング」、ストーリーを伝える「カット割り」「編集」などを、意味の理解とともに、演習により体験する。企画からシナリオ、 コンテを経て、実制作をするプロセスと、チームワークの重要性もあわせて体験する。これにより、短編の映像作品の制作スキルが身に付く。演習を通じ、ビデオカメラと、編集アプリケーションの基本的な使用方法を身につける。 |
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コンピュータ・グラフィックス基礎 【Basics of Computer Graphics】 |
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科目の記号/番号:MART104 単位:2 |
| 【キーワード】 CGオペレーション、映像、アニメーション |
【科目の概要】 CG分野における基礎知識の習得と、今後の作品制作につなげるための基礎的なCGオペレーションを体験する。コンピュータ・グラフィックスや映像、アニメーション表現の基礎技術や表現技法、用語を、実際に関連ソフトウェアを操作しながら体感する。 |
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映像表現基礎 【Basics of Film and Animation】 |
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科目の記号/番号:MART102 単位:2 |
| 【キーワード】 写真、カメラ操作、光、空間 |
【科目の概要】 写真による実制作を通して、映像メディア表現の基礎的な特性を学ぶ。光が空間や物体の印象をどのように変化させるかや、モチーフを効果的に画面に収めるための方法等、写真撮影の基本的な考え方を理解する。そうした実習を通して、カメラの操作の習得やPC上での写真の加工や補正など実践的な技術を獲得する。作品としての写真だけでなく、プレゼンテーション資料として、今後の個々の作品やプロジェクト活動の撮影など記録写真においても質を向上させることができるように取り組む。 |
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空間演出基礎 【Basics of Spatial Representation】 |
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科目の記号/番号:MART103 単位:2 |
| 【キーワード】 光、照明、空間デザイン |
【科目の概要】 空間を装飾・照明・音響などにより、効果的に見せる空間演出において、基礎的な手法について理論と実践を学ぶ。中でも光は空間の快適性に不可欠な形を持たないデザイン素材であり、空間演出の中では、ことさら表現手法の重要性を増してきたことを実例とその背後にある技術的な裏づけを学ぶ。空間演出を学ぶ第一歩として、素材としての光の性質を学び、試行錯誤することによって、光に対する感性を磨き、空間をデザインする能力を養い基礎力を習得することができる。 |
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光演出基礎 【Basics of Lighting】 |
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科目の記号/番号:MART107 単位:2 |
| 【キーワード】 光、光源、視覚効果 |
【科目の概要】 光を使ったアート表現や、光の機能を追及した施設照明の光源まで多岐にわたる視覚効果の検証を行う。実機を交えたさまざまな光源を見て実体験することで、その光源の特徴的な仕様を把握する。さらに特定の空間に最もふさわしい光源を策定し、実機を使ってテストシュートを行う。演習を通し、意図していた視覚効果との違いを検証し、さらなる改善方法を探るプロセスを行うことで、理論だけでは把握できない、より実践的な基礎力を獲得することができる。 |
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MIDI音楽制作 【MIDI Music Production】 |
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科目の記号/番号:MART101 単位:2 |
| 【キーワード】 MIDI、DAW、シーケンサー、シンセサイザー、編集、ミキシング、作曲 |
【科目の概要】 この科目では、デジタル・オーディオと音楽制作の基礎を学ぶ。具体的な学習内容は、デジタル・オーディオ・ワークステーション(DAW)やMIDIシーケンサーなどのソフトウェアを用いたオーディオ信号の処理、サウンド・ファイルの操作および編集、そして、MIDI規格の理解とその使用法である。これらのソフトウェアを用いてシンセサイザーやエフェクターを操作し、音楽作品のアレンジの基本や多様な音色のミキシングの方法を学ぶ。 |
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コンピュータ音楽基礎 【Basics of Computer Music】 |
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科目の記号/番号:MART105 単位:2 |
| 【キーワード】 レコーディング、ミキシング、ポストプロダクション、編集、PA |
【科目の概要】 この科目では、履修者はデジタル・オーディオと音楽制作の方法と技能を学ぶ。特に、レコーディングとサンプリングの基礎技法に重点を置く。履修者は、レコーディングやサンプリングの演習を行なうことによって、オーディオ信号の編集、通常よく用いられる基本的なエフェクト、そしてミキサーやイコライザーなど様々な音響のソフトウェアとハードウェアの使用法を習得する。こうした学習によって、音響合成とサンプリング技法を統合し、ミキシングと音響処理に習熟することを目標とする。 |
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メディア・デザイン・プロジェクト A 【Projects in Media Design A】 |
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科目の記号/番号:ART246 単位:2 |
| 【キーワード】 実社会、グループワーク、マネジメント、コミュニケーション |
【科目の概要】 社会との接点を意図して、提示される目標課題の達成に向けて、プロジェクト・チームの編成を行ない、企画立案、実行、検証、改善などのプロセスをとおして、プロジェクト・ワークの自立的なマネジメント方法を学ぶことを目指す。プロジェクトの実行にあたっては、組織運営の効率化、バジェット、人材配置、スケジュール管理など様々な検討課題を同時進行で処理していくことが要求されるため、実社会での実務に近い体験をする事が出来、将来の進路決定の際の、有効な経験として活用することができる。プロジェクトA:光の空間演出 |
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メディア・デザイン・プロジェクト B 【Projects in Media Design B】 |
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科目の記号/番号:ART247 単位:2 |
| 【キーワード】 実社会、グループワーク、マネジメント、コミュニケーション |
【科目の概要】 社会との接点を意図して、提示される目標課題の達成に向けて、プロジェクト・チームの編成を行ない、企画立案、実行、検証、改善などのプロセスをとおして、プロジェクト・ワークの自立的なマネジメント方法を学ぶことを目指す。プロジェクトの実行にあたっては、組織運営の効率化、バジェット、人材配置、スケジュール管理など様々な検討課題を同時進行で処理していくことが要求されるため、実社会での実務に近い体験をする事が出来、将来の進路決定の際の、有効な経験として活用することができる。プロジェクトB:パブリックスペースにおけるメディアアート表現 |
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文化立国論 【Cultural Policy】 |
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科目の記号/番号:POSC201 単位:2 |
| 【キーワード】 芸術創造活動、地域文化、生活文化、人材養成、文化発信 |
【科目の概要】 1995年文化庁文化政策推進会議のテーマから観るポスト産業社会としての文化立国論をテーマに、この講座では文化政策に関する基礎知識や諸外国との文化政策事情の比較を行いつつ,文化庁の施策重点六項目の中から、(1)芸術創造活動の活性化、(2)地域文化・生活文化の振興、(3)文化を支える人材養成・確保、(4)文化発信のための基礎基盤などについての具体的動向事例分析を行い、これからの文化政策展望を考察する。 |
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国際日本学 【International Japanology】 |
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科目の記号/番号:ART217 単位:2 |
| 【キーワード】 東洋趣味、ジャポニスム、モダニズム・デザイン、現代日本文化 |
【科目の概要】 本講義では、日本のデザイン、美術、建築、メディアアートなどの視覚イメージが海外の造形文化にいかに影響を与えてきたか、その受容と創造の歴史を概観する。具体的には大航海時代にはじまる東洋趣味の系譜、19世紀万国博覧会の時代におけるジャポニスム(日本趣味)の流行、20世紀モダニズム・デザインと日本との関わり、現代日本の視覚文化に対する海外評価などのトピックスをもとに、これからの日本のデザイン、メディアアートのあり方を考察する。 |
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造形理論 A 【Study of Fine Arts A】 |
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科目の記号/番号:ART227 単位:2 |
| 【キーワード】 人体の構造・比例、人体の造形表現法 |
【科目の概要】 デザインや映像、空間演出などの現場で必要とされる「人体の構造・比例」に関する基礎知識を学ぶ。ウィトルーウィウスの著作に基づく「人体比例図」の考察に始まり、骨格系と筋系を中心に人体の基本的な構造を学び、人体の造形表現法について考察することによって、「観察、理解、効果、表現」について解説できるようになることを授業の目的とする。また、動物等と比較することで、ヒトの特徴を明確にし、人間工学の学習へと興味を拡げていくための視座を築く。 |
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造形理論 B 【Study of Fine Arts B】 |
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科目の記号/番号:ART228 単位:2 |
| 【キーワード】 シンボリック・イメージ、象徴的意味 |
【科目の概要】 造形芸術における「シンボリック・イメージ」の問題を取り上げ、作品の主題を深く理解し、シンボルを読み取るための方法論について学ぶ。テキストのイメージ化、あるいは抽象的な概念・感覚を視覚化する際、芸術家の多くは「象徴」による表現を試みてきた。この授業では「ギリシア・ローマ神話」や「聖書」など、指定されたテキストをデッサン、または絵コンテのかたちで視覚的に表現し、その上で過去の造形作品の主題や象徴的意味の解読を試みる。 |
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コンピュータ音楽制作論 【Compositional Techniques for ComputerMusic】 |
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科目の記号/番号:MART211 単位:2 |
| 【キーワード】 作曲理論、作曲技法、音楽理論、楽曲分析、作曲アルゴリズム |
【科目の概要】 この科目では、種々の作曲技法をコンピュータを用いて実際の音楽制作に適用する。多様な作曲技法を学ぶために、音楽史上の様々な様式の楽曲を多数分析し、それらの楽曲の様式的特徴とそうした様式を規定する作曲技法を理解し習得する。楽曲分析を行なうために種々の分析技法を学び、分析によって得られた作曲技法を実際の音楽制作に適用する方法を学ぶ。さらに、コンピュータによる電子音響と楽器や声楽を統合し、音楽制作に適用する。 |
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サウンドデザイン 【Sound Design】 |
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科目の記号/番号:MART212 単位:2 |
| 【キーワード】 オーケストレーション、編曲、楽器法、音楽ソフトウェア、信号処理 |
【科目の概要】 この科目では、コンピュータによる電子音響と楽器や声楽を統合するために、様々な楽器の特徴と使用法を学び実際の音楽制作に適用する。さらに多くの音響合成や音響処理の方法を多様なコンピュータ音楽言語で学び、現代の様々な作曲技法を批判的に検討する。履修者は、こうした高度な技能を用いた独創的な音楽様式を創案することを目標とする。 |
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グラフィックデザイン I 【Graphic Design I】 |
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科目の記号/番号:MART206 単位:2 |
| 【キーワード】 デザインエレメント、デザインプロセス、発想技法、コンセプト |
【科目の概要】 文字・写真・イラストレーション・デザイン素材などのデザインエレメントについての理解を深める作業を通して、統合活動としてのデザインワークの視座と技術を獲得することを目的とする。具体的には、一つのデザインワークに関して、各種デザインエレメントの制作を行い、最終的に一つのデザインとして集約し、最後にそのプレゼンテーションを行う。これらの実習を通して、デザインプロセスを貫くコンセプトの構築、発想技法、デザインプロセスなどを習得する。 |
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グラフィックデザイン II 【Grapfic Design II】 |
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科目の記号/番号:MART207 単位:2 |
| 【キーワード】 デザインコンセプト、デザインプロセス、発想技法、プレゼンテーション |
【科目の概要】 『グラフィックデザインI』をベースに、デザインワークの目的や条件を把握し、デザインコンセプトをロジックに組み立て、デザインプロセスを管理して、有効かつ創造的なデザインを追求できる技能を養うことを目標とする。マークなどのシンボルのためのデザイン、パッケージなどの機能構造デザイン、キャラクターなどのイラストレーション、ポスターなどの広報デザイン、この4つの領域についてデザイン制作を行う。あわせて、各種発想技法の習得、プレゼンテーションに関する技能の向上を図る。 |
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コンピュータ・グラフィックス I 【Computer Graphics I】 |
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科目の記号/番号:MART208 単位:2 |
| 【キーワード】 3DCG、基礎、アニメーション、映像演出 |
【科目の概要】 本授業では3DCGの導入として、3DCGソフトウェアを用いて基礎的な考え方と技術を学修する。3DCGの基本的な制作工程である、モデリング、ライティング、アニメーション、シェーディング、レンダリングのプロセスを体験し、その技術を理解した上で静止画とアニメーションの制作を行う。シンプルなCGモデルを用いて、効果的なモチーフの用い方や、アニメーション表現、映像演出を考え、作品として他者に評価される表現を目指す。 |
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コンピュータ・グラフィックス II 【Computer Graphics II】 |
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科目の記号/番号:MART209 単位:2 |
| 【キーワード】 3DCG、リアリティ、作品制作 |
【科目の概要】 『コンピュータ・グラフィックスⅠ』で学んだ基礎的な3DCGの制作プロセスを生かして、より発展的な技術や表現を学修する。具体的な形態を生成するためのモデリング、自然な空間を再現するためのライティング、写真や画像を用いたテクスチャによるシェーディング、3DCGならではの映像演出につながるアニメーションなど、表現として密度を高めていく。こうした工程を学ぶことで、実社会でコミュニケーションの道具として用いることが可能なレベルの作品制作を目指す。 |
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映像メディア表現 I 【Multimedia Representation I】 |
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科目の記号/番号:MART202 単位:2 |
| 【キーワード】 CG、映像、基礎、オペレーション |
【科目の概要】 空間を構成する要素として映像を用いる、映像インスタレーションについて学ぶ。空間の中に映像を配置することで、様々な視点から映像を鑑賞できたり、複数の画面を用いて空間構成を行えるなど、自由な表現が可能になる。従来の画面の枠に捕われた画一的な映像表現を超えた、新しい映像の可能性を求めることができる。又、そうした映像インスタレーションに必要な映像機材や映像ソフトウェアの操作や技術を学び、作品化する過程を学修する。 |
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映像メディア表現 II 【Multimedia Representation II】 |
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科目の記号/番号:MART203 単位:2 |
| 【キーワード】 映像インスタレーション、空間 |
【科目の概要】 テレビ番組やWEBサイト上のコンテンツとして、社会の中で用いられることを意識した映像作品の制作を行う。実社会での映像制作の過程を学び、より多くの人に伝わるエンターテイメントとしての映像について学修する。プロデューサーやディレクター、ADなど制作スタッフの役割を理解し、チームにおいて一つのコンテンツを完成させる上で重要な問題を認識する。又、撮影機材の操作やCGの技術を習得し、映像の質の向上を目指す。 |
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光・空間演出 I 【Light and Spatial Representation I】 |
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科目の記号/番号:MART217 単位:2 |
| 【キーワード】 光、空間演出、公共空間、大型商業施設、都市再開発 |
【科目の概要】 近代に入ってから完成した、公共空間や大型商業施設開発で展開される光のデザインワークやアートワークを、実例をとおして、その社会的役割と機能を検証し、その背後にある開発思想を浮き彫りにし、光による空間演出の発想の原点を解説する。都市における再開発プロジェクトが実現に向けてどのような段階を経て実行に至ったのかを、現地を確認できる場所を選定することで、履修生自ら足を運び、研修することができるようにする。学生が実際に機能している空間に身を置くことで生じる探究心を喚起する。 |
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光・空間演出 II 【Light and Spatial Representation II】 |
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科目の記号/番号:MART218 単位:2 |
| 【キーワード】 光、空間演出、公共空間、大型商業施設、都市再開発 |
【科目の概要】 この科目では、『光・空間演習Ⅰ』での学びをさらに発展させる。ここ数年に完成した公共空間や大型商業施設開発で展開される光のデザインワークやアートワークを、実例をとおして、その社会的役割と機能を検証し、その背後にある開発思想を浮き彫りにし、光による空間演出の発想の原点を解説する。都市における再開発プロジェクトが実現に向けてどのような段階を経て実行に至ったのかを、現地を確認できる場所を選定することで、履修生自ら足を運び、研修することができるようにする。学生が実際に機能している空間に身を置くことで生じる探究心を喚起する。 |
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WEBデザイン I 【Web Design I】 |
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科目の記号/番号:MART200 単位:2 |
| 【キーワード】 WEBサイト、情報デザイン、インターネット |
【科目の概要】 WEBデザインの技術と理論の基礎を学ぶ。Adobe社のDream Weaverを用いて、WEBサイト構築のプロセスを学修する。WEBデザインや情報デザインの基本を学ぶことで、制作側からの視点でWEBサイトを理解する。視覚的に美しいだけでなく、情報を伝達するためのコミュニケーションの場としてのWEBサイト構築を意識して作品制作に取り組む。又、インターネットの仕組みの理解や、WEBデザインに関わる様々な分野に関して知識を広げる。 |
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WEBデザイン II 【Web Design II】 |
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科目の記号/番号:MART201 単位:2 |
| 【キーワード】 WEBサイト、情報デザイン、インタ―ネット |
【科目の概要】 操作する側の動きに応じるインタラクティブなWEBサイト構築について、基本的な技術と理論を学ぶ。WEBページで多く用いられているナビゲーションをAdobe社のFlash(アニメーション・ActionScript)を用いて実践的に複数作成する。又、インターネットでのファイル公開の仕組みを学ぶ。プロトコル、http、ftp等の技術を理解し、ファイルの種類とファイルをインターネットに公開する仕組みを学修する。 |
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総合造形 I 【Fine Arts and Mixed Media I】 |
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科目の記号/番号:MART213 単位:2 |
| 【キーワード】 現代美術、調査研究、制作計画、作品制作、プレゼンテーション |
【科目の概要】 多様なメディアや素材、技法を使用する今日的な造形表現についての理解を深めることを目的とし、現代美術についての調査研究をもとに、社会における作品の役割、表現内容と媒体の関係、作品を構成している造形諸要素の特徴や手順や技法について理論と制作の双方から実践的に検証し、習得する。具体的には、指導教員のもとで、学生が各自の問題意識に即した制作計画を設定したり、もしくは協同でプロジェクトに取り組んだりし、課題に沿った資料収集、分析、報告、意見交換、制作実験等を繰り返しながら、最終的に作品制作及びプレゼンテーションを行う。 |
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総合造形 II 【Fine Arts and Mixed Media II】 |
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科目の記号/番号:MART214 単位:2 |
| 【キーワード】 現代美術、調査研究、制作計画、作品制作、プレゼンテーション |
【科目の概要】 『総合造形Ⅰ』をベースに、さらに内容を発展させる。多様なメディアや素材、技法を使用する今日的な造形表現についての理解を深め、学生が各自の制作を社会や美術史の中に位置づけることができるようになることを目的とし、現代美術についての調査研究をもとに、社会における作品の役割、表現内容と媒体の関係、作品を構成している造形諸要素の特徴や手順や技法について理論と制作の双方から実践的に検証し、習得する。 具体的には、制作計画を設定したり、協同でプロジェクトに取り組んだりし、課題に沿った資料収集、分析、報告、意見交換、制作実験等を繰り返しながら、最終的に作品制作、プレゼンテーションを行う。 |
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音楽プログラミング 【Computer Programming for Music】 |
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科目の記号/番号:MART205 単位:2 |
| 【キーワード】 Java、RTcmix、Max、PD、作曲アルゴリズム、音響合成 |
【科目の概要】 この科目では、履修者はコンピュータ音楽のプログラミングの基礎を学ぶ。使用するプログラミング言語はグラフィカルな言語またはテキストベースの言語である。様々なアルゴリズムとプログラミング技法によって音響合成、音響処理、作曲を行なう方法を習得し、また、個々のプログラミング言語の特徴を理解する。そうした方法を用いることによって、音楽作品、インスタレーション作品、リアルタイム・インタラクティブ作品の制作を行なう。 |
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コンピュータ音楽 【Computer Music】 |
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科目の記号/番号:MART210 単位:2 |
| 【キーワード】 コンピュータ音楽、作曲、音響合成、音響処理、RTcmix、Max、PD |
【科目の概要】 この科目では、履修者はプログラミングによる様々な音響合成、音響処理、自動作曲の方法を学ぶ。信号処理の理論を学ぶとともに、プログラミングによる様々な応用方法を習得する。また、種々の確率モデルなど、様々な作曲のアルゴリズムを学び、それをプログラムに記述する技能を習得する。プログラミングによってのみ可能となる音楽作品、インスタレーション作品、リアルタイム・インタラクティブ作品、ライブ作品の制作を目標とする。 |
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デザイン史 【History of Design】 |
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科目の記号/番号:ART234 単位:2 |
| 【キーワード】 技術革新、グローバリゼーション、近代化、社会文化 |
【科目の概要】 デザインの歴史は、産業革命をきっかけとする技術革新と生産工程の効率化、そして今日のグローバリゼーションの概観とつながっているながれを講義する。近代化にともなう人々の生活様式と社会構造の変遷について解説するとともに機械化による大量生産品への反動と消費者心理を主要な歴史上の出来事とともに伝え、デザインが社会文化の所産であることを分析する。また、デザインの展開とそれぞれの地域特性、工芸、芸術作品、環境との関係性を重視し、デザインの多様性と芸術的感性が求められる今後のデザインのあり方についても議論する。 |
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写真史 【History of Photography】 |
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科目の記号/番号:ART221 単位:2 |
| 【キーワード】 写真の発明、写真論、技術、芸術表現 |
【科目の概要】 本講義では、写真の発明から現代に至るまでの150年あまりの歴史をふりかえるとともに、おもな写真論の分析と考察によって、写真という媒体の本質と近現代社会におけるその役割と表現力について議論する。写真の発明された当時の歴史・社会文化背景を解説し、「新技術」としての登場と「芸術表現」としての写真の展開について紹介する。そして、写真と絵画、グラフィックデザイン、マスメディア、デジタルメディアとの関係について議論する。 |
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映像芸術論 【Film Studies】 |
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科目の記号/番号:ART204 単位:2 |
| 【キーワード】 映像、ビデオアート、制作と鑑賞、歴史と文化 |
【科目の概要】 芸術表現としての映像やビデオアートの意義、考え方と見方について考察する。映像登場の初期から現代までの古今東西にて作られたいくつかの映像作品を紹介し、その内容、構成、音声、編集などを詳しく分析し、制作と鑑賞側の双方の立場から議論する。それぞれの時代性と歴史・文化背景とともに、映像芸術に関する言説と理論を紹介し、映像芸術論の多様な視点と重要なキーワード、分析・考察方法を解説し、映像制作と映像芸術論研究に応用できる基本的な知識と思考法を習得させる。 |
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アニメーション・漫画論 【Study of Animation and Manga】 |
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科目の記号/番号:ART203 単位:2 |
| 【キーワード】 コンテンツ、技術、文化、産業、歴史、海外 |
【科目の概要】 日本の漫画・アニメーションは文化と産業の両面から高い評価を受け、現代のジャポニズムとして世界に多大な影響をもたらしている。この漫画・アニメーションの表現はテクノロジーの進歩により、アナログからデジタルまで幅広い手法が確立され、多様な表現の幅を持つようになった。そして、上映や流通も多様化・電子化されることで、グローバルなコンテンツとして広がりを見せている。本講では漫画・アニメーション表現の過去から現在、未来へと続く発展と文化的な関わりを見据え、海外における「MANGA」や「ANIME」の受容の問題について考察する。 |
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色彩学 【Color Science】 |
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科目の記号/番号:ART220 単位:2 |
| 【キーワード】 光、人間生活、美術・工芸・デザイン・建築 |
【科目の概要】 色彩をめぐる多面的な知識を獲得し、色彩に関する理解を深めると同時に、実践的な色彩活用のための知識の獲得を目標とする。自然現象、物理学、科学、心理学、工学、デザイン、芸術、教育、地域文化、経済活動など、様々な側面から事例を交えながら色彩にアプローチし、色彩をめぐる総合的な知識を獲得する。また、色彩の実践的活用に関わる内容として、色彩用語、表色系システム、色彩調和、色彩計画、デジタルカラー、色見本の活用、色彩品質管理などについて学ぶ。 |
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文化産業経営論 【Study of Art Business】 |
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科目の記号/番号:MGMT205 単位:2 |
| 【キーワード】 文化産業、経営、ビジネス、プロモーション、マネジメント |
【科目の概要】 文化・芸術が産業化される現代、そして未来において、ソフトパワー産業を支える人材、文化産業経営の専門家となるための基礎的な知識を学ぶ。これからの文化産業の発展のためには、芸術家の創作活動を支援し、作品のプロモーションを手がけるマネジメントのヴィジョンと力量が問われることになる。本講座では映画やテレビドラマ、アニメを中心に、音楽や舞台、ファッションなどの様々な文化産業のビジネスのスキームを理解する。さらに、日本の魅力として文化産業を発信し、ビジネスや観光客誘致に結び付けている事例を取り上げ検討する。この講座を通して、受講者は日本の文化産業立国に必要な視野を確立することが期待される。 |
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ピッチクラス集合論 【Pitch-Class Set Theory】 |
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科目の記号/番号:MUS219 単位:2 |
| 【キーワード】 現代音楽、無調音楽、12音音楽、音楽理論、作曲理論 |
【科目の概要】 20世紀非調性音楽(調性以外の音楽)の分析方法を論考し、現代音楽の知識を学ぶ。代表的な作品の分析を通じて、西洋調性音楽・前調性音楽・非西洋音楽の慣習が現代音楽に与えた影響について触れる。多様な旋法の特徴を検討し、この特徴と、旋律構造及び和音構造との因果関係を考察する。ピッチ(音符)と音程の数値表現及び旋律の数値計算のためのツールとして、ピッチクラス集合論を紹介する。このツールを通じて、コンピュータ支援作曲の方法について触れる。 |
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シェンカー理論 【Schenkerian Theory】 |
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科目の記号/番号:MUS212 単位:2 |
| 【キーワード】 音楽分析、調性音楽、調性理論、和声学、対位法、楽式 |
【科目の概要】 18~19世紀の調性音楽の分析方法を紹介し、西洋音楽の知識を学ぶ。代表的な作品の分析を通じて、動機の展開と和音進行及び音楽形式の相互作用について触れる。変奏曲・ソナタ形式等の伝統的な音楽形式の特徴を検討し、これらの含んでいる作曲技術を考察する。和声における声部進行という対位法的な背景を考察しながら、西洋音楽の伝統的な通奏低音理論に基づくシェンカー理論とその分析技法を紹介する。このツールを用いて、一見複雑な作曲構造の基礎的な構造論理を明らかにしていく。 |
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現代音楽史 【History of Modern Music】 |
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科目の記号/番号:MUS207 単位:2 |
| 【キーワード】 無調音楽、モダニズム、セリエル音楽、ポストモダニズム、電子音楽 |
【科目の概要】 現代音楽の歴史は、広義には第一次世界大戦後の芸術音楽を指すが、鋭い時代批判や体制批判を投げかけながら、他方では音楽の可能性を多方面から追求してきた運動の歴史である。政治体制と経済体制の変化、科学とテクノロジーの進化、及び美学や哲学的な時代精神などの社会的な要素が現代音楽に与えた影響について考察する。ここではその前史に当たる20世紀初頭から話題をはじめ、代表的な作曲家と作品に触れながら21世紀までの芸術音楽史を概観する。 |
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アーツ・イン・コミュニティ 【Arts in Community】 |
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科目の記号/番号:ART202 単位:2 |
| 【キーワード】 コミュニティ、芸術文化交流、文化活動 |
【科目の概要】 コミュニティへの芸術文化交流活動について理解を深めること通して、社会性を持った人材の育成を行うことを目的とし、コミュニティにおける様々な芸術の役割と実態について概観することにより、芸術を軸とした文化活動の現状と可能性や問題点を明らかにする。コミュニティを、人と人、地域社会、組織、何らかのネットワークで繋がる人々、時間と空間を共有する対面からメディアを介した非対面の共同体まで広義でとらえ、課題に沿った資料収集、分析、報告、意見交換の他、場合によっては実践や検討を繰り返しながら、学生個人の成長と同時に個を超えた社会の成長に責任を持つ意識を養っていく。 |
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ディスプレイデザイン 【Display Design】 |
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科目の記号/番号:MART215 単位:2 |
| 【キーワード】 空間、環境、コミュニケーション、ウィンドウディスプレイ |
【科目の概要】 ディスプレイデザインの領域が、つねに風土を意識しつつ、時代の需要とともに新たな空間系コミュニケーションとしての環境機能を生み出していることを、実例を通して理解させる。さらに生活や時代を共有するライブな空間や環境づくりが、コンテンポラリーな意味を持つコミュニケーションメディアとして位置づけられ、発展している事のプロセスについて理解を深める。とりわけウィンドウディスプレイについては、具体的な企画遂行上の実践的な指導を行う。 |
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構成学演習 【Supervised Projects in Spatial Composition】 |
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科目の記号/番号:ART216 単位:2 |
| 【キーワード】 構成学、造形美、造形原理、造形秩序 |
【科目の概要】 アートやデザインなどの造形表現における、美しさとは何かという永遠の課題に意識を置き、構成学の視座から造形美の原理を理解し、実際の制作を演習する。造形要素である形・色・材料・テクスチュアを中心とした造形要素、黄金比やシンメトリーなどの造形原理、またリズムやプログレッシブなどの造形秩序を学び、それらの組み合わせからなる造形表現の鑑賞を行うことによってその理解を深める。また構成学的アプローチにより抽象的図形を使った作品制作を行うことによって、造形美への意識を強化し、造形技能を高める。 |
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フラワーデザイン 【Flower Design】 |
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科目の記号/番号:ART245 単位:2 |
| 【キーワード】 花、フラワーアレンジメント、基礎、空間演出 |
【科目の概要】 この授業では、主として「花」を用いたデザイン、いわゆるフラワーアレンジメントの基礎知識と基礎技法を学ぶ。冠婚葬祭やその他のイベントにおいて、花をデザイン要素として用いた空間演出の基礎技法について、写真資料などを用いて具体的に説明する。また、花の種類や扱い方の基礎知識を身につけ、自宅学習の際、実際に小規模なフラワーデザイン作品の制作を試みられるようにする。各自の作品を写真撮影し、課題として提出することで、メディアアート、デザイン作品に植物を構成要素として用いるための発想力を養う。 |
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タイポグラフィー基礎演習 【Basics of Typography】 |
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科目の記号/番号:ART229 単位:2 |
| 【キーワード】 文字、書体、カリグラフィ、レタリング、書 |
【科目の概要】 歴史的、実践的考察をふまえた書体に関する演習を通して、文字についての基礎知識を修得するとともに、オリジナルの新書体を設計するための構想力を身につけることを目標とする。古今東西の文字文化の変遷をたどりながら、カリグラフィ、レタリング、書などの技術を演習し、和文書体と欧文書体の文字の成り立ち、文字組、可読性と表情、文字表現の可能性、デザインにおける役割など、タイポグラフィーに関する知識と考察を深める。それらの知識の集約として、独自の書体の作成に取り組む。 |
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デジタルタイポグラフィー 【Digital Typography】 |
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科目の記号/番号:MART216 単位:2 |
| 【キーワード】 文字、書体、デジタル |
【科目の概要】 デジタル環境での文字に関して、歴史的適合性、情報伝達性、美的造形性、表現性など、タイポグラフィーに関わる多面的な視点から知識と感性を培い、その技能を深めることを目的とする。具体的な演習内容として、まず、グラフィックデザインやWEBデザインに対応するデジタルタイポグラフィーの活用を、デザインアプリケーションにおいて知識と技能の両面から習得する。次に、オリジナルデジタル書体の制作とその印字展開見本のデザイン制作を演習する。 |
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インターンシップ 【Internship】 |
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科目の記号/番号:COPR207 単位:2 |
| 【キーワード】 実社会、就業体験、キャリアデザイン |
【科目の概要】 講義やケーススタディ等で習得した理論をもとに、企業等において就業体験を積むことにより、実社会への適応能力のより高い実践的な人材を養成することを目的とする。アカデミックな教育研究と社会での実地の体験を結びつけることが可能となり、学生の新たな学習意欲を喚起する契機となる。また、自己の職業適性や将来設計について考える機会となり、主体的な職業選択や、高い職業意識の育成を図る。企業の現場において就業体験を積み、専門分野における高度な知識・技術に触れながら実務能力を高め、自主的に考え行動できる人材育成を行う。 |
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メディア・デザイン・プロジェクト C 【Projects in Media Design C】 |
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科目の記号/番号:ART318 単位:2 |
| 【キーワード】 実社会、グループワーク、マネジメント、コミュニケーション |
【科目の概要】 社会との接点を意図して、提示される目標課題の達成に向けて、プロジェクト・チームの編成を行ない、企画立案、実行、検証、改善などのプロセスをとおして、プロジェクト・ワークの自立的なマネジメント方法を学ぶことを目指す。プロジェクトの実行にあたっては、組織運営の効率化、バジェット、人材配置、スケジュール管理など様々な検討課題を同時進行で処理していくことが要求されるため、実社会での実務に近い体験をする事が出来、将来の進路決定の際の、有効な経験として活用することができる。プロジェクトC:メディアアートの表現を活かした番組制作による地域振興 |
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メディア・デザイン・プロジェクト D 【Projects in Media Design D】 |
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科目の記号/番号:ART319 単位:2 |
| 【キーワード】 実社会、グループワーク、マネジメント、コミュニケーション |
【科目の概要】 社会との接点を意図して、提示される目標課題の達成に向けて、プロジェクト・チームの編成を行ない、企画立案、実行、検証、改善などのプロセスをとおして、プロジェクト・ワークの自立的なマネジメント方法を学ぶことを目指す。プロジェクトの実行にあたっては、組織運営の効率化、バジェット、人材配置、スケジュール管理など様々な検討課題を同時進行で処理していくことが要求されるため、実社会での実務に近い体験をする事が出来、将来の進路決定の際の、有効な経験として活用することができる。プロジェクトD:博物館や美術館と学校をつなぐメディアアート表現 |
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Arts in English I 【Arts in English I】 |
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科目の記号/番号:ART300 単位:2 |
| 【キーワード】 英語、芸術用語、鑑賞、英語の読解力、ヒアリング力 |
【科目の概要】 この科目では、英語によって芸術に関する種々のテーマを論じる。履修者は、芸術に関する新聞記事、短いエッセイ、ドキュメンタリーのビデオなどを英語で読み、鑑賞し、英語の読解力とヒアリング力を向上させる。英文資料を読み、その内容について、履修者は各自評価と意見を英語で表現する訓練を行なう。こうした学習を行なうことによって、履修者は広範な観点から芸術に関する理解を深め、芸術に関する様々な問題を批判的に検討し,分析する技能を習得する。 |
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Arts in English II 【Arts in English II】 |
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科目の記号/番号:ART301 単位:2 |
| 【キーワード】 英語、芸術用語、鑑賞、英語の読解力、ヒアリング力 |
【科目の概要】 この科目では、『Arts in English I』で習得した技能をさらに向上させ、芸術のさらに専門的なテーマをより深く検討する。美学上の問題、種々の技法、特定の芸術家の創作の背景と作品、様々な芸術様式や潮流など、より理論的な内容を扱う。履修者は、様々な一次資料と二次資料を検討することによって、多様な英文のスタイルと文化および芸術に対する理解を深める。履修者は、課題を英語で書く訓練を継続して行なうことによって、芸術に関する多様な考察を可能にする技能を習得する |
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芸術表現学 【Studies of Representation】 |
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科目の記号/番号:ART311 単位:2 |
| 【キーワード】 芸術表現、総合的、卒業研究の構想 |
【科目の概要】 『メディア・デザイン研究Ⅰ・Ⅱ』および『芸術理論研究Ⅰ・Ⅱ』の授業は分野別に専門的な内容を扱うゼミナールであるが、この授業は全員必修の総合的な授業である。卒業研究において、どのようなテーマを扱い、どのような表現手段を用いるかについて、第5セメスターの段階で熟考する。授業は講義形式で行い、多様な芸術表現の方法について具体例を示しながら論じる。授業を通して得られた芸術表現の視野と基礎知識をもとに、それぞれが課題として卒業制作・卒業論文の構想をまとめる。 |
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芸術コミュニケーション演習 【Art Administration】 |
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科目の記号/番号:COMM306 単位:2 |
| 【キーワード】 コミュニケーション、言語化、プレゼンテーション |
【科目の概要】 芸術を企画するプロデュース、芸術を広く社会に伝えるアートマネジメント、共同で芸術作品を創るコラボレーションやパフォーマンスの活動、作品展示の方法、クライアントと関わるデザインの仕事など、いずれをとっても、人との関わりの中で自分の考えやイメージを的確に伝える能力が不可欠であることがわかる。この授業では、そうした人とのコミュニケーションに欠かせないプレゼンテーション能力の基礎を養う。つまり、思考やイメージをどのように言語化するか、それをどのような形にまとめ、的確に伝達するか、その基礎を学ぶ。 |
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メディア・デザイン研究 I 【Research in Media Design I】 |
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科目の記号/番号:ART320 単位:2 |
| 【キーワード】 演習、専門性、研究・制作テーマ、プレゼンテーション |
【科目の概要】 『芸術理論研究Ⅰ』と連動する演習系のゼミナールである。各専門分野に分かれ、それぞれの指導教員の下に専門性を高めていく。各自の研究及び制作テーマの方向性を模索し、ゼミナール内での議論や情報交換を通じて知識や技術の向上に努める。そして、研究報告書や作品の形で成果をまとめる。又、研究・作品資料を作成し、プレゼンテーションを行う。 |
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メディア・デザイン研究 II 【Research in Media Design II】 |
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科目の記号/番号:ART321 単位:2 |
| 【キーワード】 演習、専門性、研究・制作テーマ、プレゼンテーション |
【科目の概要】 『芸術理論研究Ⅱ』と連動する演習系のゼミナールである。各専門分野に分かれ、それぞれの指導教員の下に専門性を高めていく。『メディア・デザイン研究Ⅰ』の成果に基づき、自身の研究及び制作テーマの方向性を定める。4年次開講のゼミナールである『卒業プロジェクト演習Ⅰ、Ⅱ』に向けて、研究報告書や作品の形で成果をまとめる。又、研究・作品資料を作成し、プレゼンテーションを行う。 |
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芸術理論研究 I 【Theoretical Research in the Arts I】 |
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科目の記号/番号:ART314 単位:2 |
| 【キーワード】 理論、作品研究、文献資料 |
【科目の概要】 この授業は『メディア・デザイン研究Ⅰ』と連動する理論系のゼミナールである。春学期の段階では、個別にテーマ設定し、それぞれの問題意識に沿った表現方法を選択できるよう、発想や技法のヒントを掴むため、過去の芸術家の作品研究に取り組む。専門的な文献を入手し、解読しながら、作品の様式や主題について深く掘り下げる。 |
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芸術理論研究 II 【Theoretical Research in the Arts II】 |
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科目の記号/番号:ART315 単位:2 |
| 【キーワード】 理論、作品研究、文献資料 |
【科目の概要】 この授業は『メディア・デザイン研究Ⅱ』と連動する理論系のゼミナールである。制作系と理論系の演習授業を同時受講することによって、理論と実践を両輪とした制作活動、研究を各自で進めていく。それぞれの関心、問題意識にしたがって進める芸術研究の口頭発表と講評を主とする。 |
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メディア・デザイン専門研究 I 【Advanced Research in Media Design I】 |
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科目の記号/番号:ART322 単位:2 |
| 【キーワード】 専門性、社会的価値、スキル |
【科目の概要】 メディア・デザインの研究・制作の各分野における専門的な内容を深く取り扱う。導入、発展科目群の授業での基本的な知識や技術の理解を生かして、本授業ではより専門性を高め、社会的な価値を得られるレベルの成果を目指す。専門分野における現在必要な知識や問題を取り上げ、その学修を通して専門家として必要なスキルを養う。 |
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メディア・デザイン専門研究 II 【Advanced Research in Media Design II】 |
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科目の記号/番号:ART323 単位:2 |
| 【キーワード】 専門性、社会的価値、スキル |
【科目の概要】 メディア・デザインの研究・制作の各分野における専門的な内容を深く取り扱う。『メディア・デザイン専門研究Ⅰ』で得た専門知識や技術を生かして、文章や作品化によって具体的な成果として形にする。専門分野におけるタイムリーなトピックを取り上げ、社会とその分野とがどのように関わりを持っているのかを意識し、問題解決のための方法を見出す。 |
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Arts in English III 【Arts in English III】 |
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科目の記号/番号:ART400 単位:2 |
| 【キーワード】 英語、芸術用語、鑑賞、英語の読解力、ヒアリング力 |
【科目の概要】 この科目では、『Arts in English Ⅰ、II』で習得した英文読解と英作文の技能をさらに発展させ、履修者は英会話力と英語で論議に参加する能力を身につける。履修者は、コンピュータを用いて英語で研究を行なう方法を習得し、芸術に関するテーマについて英語で短いエッセイを書く技能を身につける。様々な研究方法を学び、検討しながら、履修者は、芸術に関連する分野についてさらに理解を深め、批判的な考察と分析の技能を向上させる。 |
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Arts in English IV 【Arts in English IV】 |
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科目の記号/番号:ART401 単位:2 |
| 【キーワード】 英語、芸術用語、鑑賞、英語の読解力、ヒアリング力 |
【科目の概要】 この科目では、『Arts in English Ⅰ、II、III』で習得した英文 読解と英作文の技能をさらに発展させ、履修者は英語によるプリゼンテーションの技能を向上させる。履修者は、ポートフォリオとプロジェクトを充実させるため、自身の創造的行為を様々な観点から、文化的な要因を考慮しつつ英語によって批判的に検討する。さらに、履修者のプロジェクトとポートフォリオを英語で準備し、提示する方法を学ぶ。芸術の専門的な知識を持った聴衆や観客を対象とした有効なプリゼンテーションを行なう方策を検討する。また、メディアアートやデザインに関する論議に英語で参加できる技能を習得する。 |
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卒業プロジェクト演習 I 【Graduation Projects I】 |
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科目の記号/番号:ART411 単位:2 |
| 【キーワード】 演習、専門性、卒業研究・制作 |
【科目の概要】 メディア・デザイン学科での研究・制作の集大成として成果をまとめるゼミナールの授業である。それぞれの専門分野に基づき、担当教員の指導の下、各自の研究・制作を進める。秋セメスター開講の『卒業プロジェクト演習Ⅱ』において論文もしくは作品を完成させるため、関係資料の収集や必要な技術の開発などの準備を行う。 |
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卒業プロジェクト演習 II 【Graduation Projects II】 |
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科目の記号/番号:ART412 単位:2 |
| 【キーワード】 演習、専門性、卒業研究・制作 |
【科目の概要】 メディア・デザイン学科での研究・制作の集大成として成果をまとめるゼミナールの授業である。それぞれの専門分野に基づき、担当教員の指導の下、各自の研究・制作を進める。『卒業プロジェクト演習Ⅰ』から進めてきた研究・制作を論文もしくは作品として完成させる。 |
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卒業研究 【Graduation Research Projects】 |
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科目の記号/番号:ART408 単位:2 |
| 【キーワード】 卒業研究・制作、展示、プレゼンテーション |
【科目の概要】 本授業は『卒業プロジェクトⅠ』『卒業プロジェクトⅡ』で得られた各自の成果を、対外的な発表を行うことを目標として進行する。研究論文発表においては、自身の研究の主旨を正確に伝えるため、論文の要約をポスター形式等にまとめ、発表会としてプレゼンテーションを行う。作品発表の場合は、展示スペースにおいて作品を他者に理解してもらうための空間設計として捉え、展示を行う。こうした対外的な発信により、社会と自分の成果の関係性を認識する。 |
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