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フィールド実習I

科目
フィールド実習I
区分
生物資源学科科目群
授業コード
53017
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 木/123秋 水/123
単位数
2単位
担当者名
飛田 有支、山﨑 旬、宮田 徹
授業の概要
フィールド実習Ⅰは,基本的な農作業技術の修得を目標として,春・秋セメスター通して,以下に示す内容を実施する.これにより植物栽培を中心とした生物の育成時における環境設定の方法(実践)と理論の習得を目指す.学生の実習への参加形態は,15人前後の班を編成し,この班ごとの参加とする.また,学生各自に圃場を与え,園芸作物(ミニトマト,秋野菜)を一作通して栽培することを課す.1,2セメスター全期間(4月~翌年1月)を通して行う.
到達目標
生物は周囲の環境に応じた反応や成長を示す.この実習では,環境設定に応じた作物の成長をつぶさに観察し、植物や動物との「対話」や「対処」を身につけることを到達目標と捉えている.また,栽培環境の設定を自ら考えて行い,日々の管理,調査を行うことで,管理技術の向上はもとより,設定環境に対する生物の反応を客観的に見る目を養うことも目標とする. 
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス 実習の進め方の説明.諸注意.担当教職員の紹介.実習エリアの案内および農場実習の進め方と諸注意の伝達を行う.圃場を見学するので畑や林を歩ける靴(スニーカーなど)で参加すること.場所は掲示にて連絡する.
第2回目
雑草防除(鎌の使用方法) 農業における雑草防除の重要性について説明した後,鎌を用いて圃場周辺の草刈り作業を行う.また,作業後はメンテナンス作業(鎌研ぎ,油引き等)を行い,農具の使用方法や管理方法を習得する.野外で使いやすい筆記具を準備のこと.また,安全のため,しっかりとした作業着(長袖,長ズボン帽子,軍手,作業に適した靴を着用)に着替えて参加すること.雨天でも決行するので丈夫な雨具(上下セパレート式が良い)を準備すること.服装不備の場合は参加を認めない.
第3回目
雑草防除(草刈り機の操作方法) 草刈り機(刈り払い機)による草刈り,および農業機械の使用前後のメンテナンスについて学ぶ.野外で使いやすい筆記具を準備のこと.また,安全のため,しっかりとした作業着(長袖,長ズボン帽子,軍手,作業に適した靴を着用)に着替えて参加すること.雨天でも決行するので丈夫な雨具(上下セパレート式が良い)を準備すること.服装不備の場合は参加を認めない.
第4回目
ミニトマトの圃場準備,植え付け作業 栽培課題作物(ミニトマト)用の圃場準備と植付け作業を行う.野外で使いやすい筆記具を準備のこと.また,安全のため,しっかりとした作業着(長袖,長ズボン帽子,軍手,作業に適した靴を着用)に着替えて参加すること.雨天でも決行するので丈夫な雨具(上下セパレート式が良い)を準備すること.服装不備の場合は参加を認めない.
第5回目
ミニトマトの日常管理① 毎週始めに提示される課題の基づいて、ミニトマト栽培における日常管理を行う.生育状況に応じて,誘引,腋芽取り,収穫,雑草・病害虫防除の他に,生育調査,収量調査,品質調査などを行う.課題は毎週始めにBbにアップする.各自がダウンロードして用いること.課題の提出は金曜日.なお,作業に適した服装で行うこと.
第6回目
ミニトマトの日常管理② 毎週始めに提示される課題の基づいて、ミニトマト栽培における日常管理を行う.生育状況に応じて,誘引,腋芽取り,収穫,雑草・病害虫防除の他に,生育調査,収量調査,品質調査などを行う.課題は毎週始めにBbにアップする.各自がダウンロードして用いること.課題の提出は金曜日.なお,作業に適した服装で行うこと.
第7回目
ミニトマトの日常管理③ 毎週始めに提示される課題の基づいて、ミニトマト栽培における日常管理を行う.生育状況に応じて,誘引,腋芽取り,収穫,雑草・病害虫防除の他に,生育調査,収量調査,品質調査などを行う.課題は毎週始めにBbにアップする.各自がダウンロードして用いること.課題の提出は金曜日.なお,作業に適した服装で行うこと.
第8回目
ミニトマトの日常管理④毎週始めに提示される課題の基づいて、ミニトマト栽培における日常管理を行う.生育状況に応じて,誘引,腋芽取り,収穫,雑草・病害虫防除の他に,生育調査,収量調査,品質調査などを行う.課題は毎週始めにBbにアップする.各自がダウンロードして用いること.課題の提出は金曜日.なお,作業に適した服装で行うこと.
第9回目
ミニトマトの日常管理⑤毎週始めに提示される課題の基づいて、ミニトマト栽培における日常管理を行う.生育状況に応じて,誘引,腋芽取り,収穫,雑草・病害虫防除の他に,生育調査,収量調査,品質調査などを行う.課題は毎週始めにBbにアップする.各自がダウンロードして用いること.課題の提出は金曜日.なお,作業に適した服装で行うこと.
第10回目
ミニトマト栽培中間報告各自のミニトマト栽培について,現場で発表を行う.栽培方針と調査結果をまとめた発表用シートを作成し,これに基づいて各自5分程度の発表を行う.自分の発表だけでなく,仲間の発表に対して質問や意見を述べて,活発に意見交換を行うことがとても重要.
第11回目
ミニトマト栽培の片付け夏期休暇前にミニトマトの株を撤去する.健全な圃場を維持するため、植物残渣を畑に残さないこと.
第12回目
圃場管理・夏①圃場周辺の整備を中心とした管理作業を行う.実習時の服装(暑い時期は帽子着用必須)と水分供給に充分気をつけること。
第13回目
圃場管理・夏②圃場周辺の整備を中心とした管理作業を行う実習時の服装(暑い時期は帽子着用必須)と水分供給に充分気をつけること。
第14回目
家畜管理家畜(豚、山羊など)の飼養管理について学ぶ.牧場の畜舎で作業を行うので,服装(靴も含めて)特に注意すること.
第15回目
春セメ総括,秋セメ栽培実習の説明ミニトマト栽培の講評,および春セメの理解度チェック,および秋セメの栽培実習(秋野菜の圃場/プランター栽培)の説明を行う。春セメに行った実習内容を理解・整理して臨むこと.

第16回目

秋野菜の播種コマツナ,チンゲンサイ,カブ,ダイコン,ホウレンソウなど葉菜類、根菜類を中心としたプランター栽培用の培養土の調製,露地圃場の耕耘および播種を行う.各自栽培試験計画をしっかり立てて臨むこと.
第17回目
秋野菜の日常管理①毎週始めに提示される課題の基づいて、秋野菜栽培の日常管理を行う.生育状況と各自の栽培計画に応じて,間引き,追肥,収穫,雑草・病害虫防除の他に,生育調査,収量調査,品質調査などを行う.課題は毎週始めにBbにアップする.各自がダウンロードして用いること.課題の提出は金曜日.なお,作業に適した服装で行うこと.
第18回目
秋野菜の日常管理②毎週始めに提示される課題の基づいて、秋野菜栽培の日常管理を行う.生育状況と各自の栽培計画に応じて,間引き,追肥,収穫,雑草・病害虫防除の他に,生育調査,収量調査,品質調査などを行う.課題は毎週始めにBbにアップする.各自がダウンロードして用いること.課題の提出は金曜日.なお,作業に適した服装で行うこと.
第19回目
秋野菜の日常管理③毎週始めに提示される課題の基づいて、秋野菜栽培の日常管理を行う.生育状況と各自の栽培計画に応じて,間引き,追肥,収穫,雑草・病害虫防除の他に,生育調査,収量調査,品質調査などを行う.課題は毎週始めにBbにアップする.各自がダウンロードして用いること.課題の提出は金曜日.なお,作業に適した服装で行うこと.
第20回目
秋野菜の日常管理④毎週始めに提示される課題の基づいて、秋野菜栽培の日常管理を行う.生育状況と各自の栽培計画に応じて,間引き,追肥,収穫,雑草・病害虫防除の他に,生育調査,収量調査,品質調査などを行う.課題は毎週始めにBbにアップする.各自がダウンロードして用いること.課題の提出は金曜日.なお,作業に適した服装で行うこと.
第21回目
秋野菜の日常管理⑤毎週始めに提示される課題の基づいて、秋野菜栽培の日常管理を行う.生育状況と各自の栽培計画に応じて,間引き,追肥,収穫,雑草・病害虫防除の他に,生育調査,収量調査,品質調査などを行う.課題は毎週始めにBbにアップする.各自がダウンロードして用いること.課題の提出は金曜日.なお,作業に適した服装で行うこと.
第22回目
秋野菜の日常管理⑥毎週始めに提示される課題の基づいて、秋野菜栽培の日常管理を行う.生育状況と各自の栽培計画に応じて,間引き,追肥,収穫,雑草・病害虫防除の他に,生育調査,収量調査,品質調査などを行う.課題は毎週始めにBbにアップする.各自がダウンロードして用いること.課題の提出は金曜日.なお,作業に適した服装で行うこと.
第23回目
秋野菜中間報告各自が栽培中の秋野菜の栽培状況について発表を行う.各自の栽培方針と調査結果をまとめた発表用シートを作成し,これに基づいて各自5分程度の発表を行う.自分の発表だけでなく,仲間の発表に対して質問や意見を述べて,活発に意見交換を行うことがとても重要.
第24回目
圃場管理秋①圃場内および周辺の管理作業を行う.野外で使いやすい筆記具を準備のこと.また,安全のため,しっかりとした作業着(長袖,長ズボン帽子,軍手,作業に適した靴を着用)に着替えて参加すること.雨天でも決行するので丈夫な雨具(上下セパレート式が良い)を準備すること.服装不備の場合は参加を認めない.
第25回目
圃場管理秋②圃場内および周辺の管理作業を行う.野外で使いやすい筆記具を準備のこと.また,安全のため,しっかりとした作業着(長袖,長ズボン帽子,軍手,作業に適した靴を着用)に着替えて参加すること.雨天でも決行するので丈夫な雨具(上下セパレート式が良い)を準備すること.服装不備の場合は参加を認めない.
第26回目
圃場管理秋③圃場内および周辺の管理作業を行う.野外で使いやすい筆記具を準備のこと.また,安全のため,しっかりとした作業着(長袖,長ズボン帽子,軍手,作業に適した靴を着用)に着替えて参加すること.雨天でも決行するので丈夫な雨具(上下セパレート式が良い)を準備すること.服装不備の場合は参加を認めない.
第27回目
圃場管理秋④圃場内および周辺の管理作業を行う.野外で使いやすい筆記具を準備のこと.また,安全のため,しっかりとした作業着(長袖,長ズボン帽子,軍手,作業に適した靴を着用)に着替えて参加すること.雨天でも決行するので丈夫な雨具(上下セパレート式が良い)を準備すること.服装不備の場合は参加を認めない.
第28回目
フィールド実習①の総括秋野菜栽培の講評,およびフィールド実習Ⅰ全体を通した理解度チェックを行う.また,2年次のフィールド実習Ⅱ、学外実習の説明を行う.場所は掲示にて指示する.
第29回目
農家訪問①農家訪問(2回分として考慮する).各自が生産・販売を行っている農家に了解をとりつけ,訪問して農家の実情、栽培(飼養)のポイントなどを聞き取り調査し,レポートにまとめる。
第30回目
農家訪問②同上同上

教科書
なし
参考文献
実習ノート/玉川大学農学部web上で配布
http://www.tamagawa.ac.jp/gakubu/nougaku/farm/notice/sub7.htm
野菜栽培の基礎/鈴木芳夫・他著/農文協
成績評価方法
1.出席
2.実習課題への取り組み態度・技術習得の度合い
3.レポート
上記3項目の総合評価.
この科目の単位認定時期は3セメスター末です.各科目,成績評価が出されるまで再度の履修登録はできないので,この科目については,特に充分に注意すること.
そのほか受講者への指示/メッセージ
実習は,栽培や実物に触れること(体験)を通じて理解を深める授業です.心と体を研ぎ澄まし,姿勢を正して臨むようにして下さい.また,機械や刃物も扱いますので,必ず服装を整えて来て下さい.筆記用具を必ず準備してくること。

更新日:01/15/2008
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