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民俗学入門

科目
民俗学入門
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
24010
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 月/34
単位数
2単位
担当者名
八木橋 伸浩
授業の概要
狭い島国とされる日本ではあるが、異なる環境や風土のもとで育まれてきた社会や文化は決して画一的なものではない。近代化の波をくぐり、都市化の影響を受けることで、ともすれば均質的な社会や文化を安易に想定しがちであるが、現実はそれほど単純ではない。本講義では民俗学的な側面を中心とする社会科学・人文科学的アプローチから、「都市」「ムラ」の各社会の構造と機能について具体的な事例を中心に講述する。
到達目標
日本の「都市」「ムラ」の各社会とそこで育まれてきた諸文化を、民俗学的な立場から理解するうえで必要な基本的思考方法を習得する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス 講義の進め方と全体の概要配布プリントおよび講義後のノートの見直し、理解不足箇所の確認を常に心掛けること
第2回目
民俗学という学問 民俗学とは  同 上
第3回目
(第2回目に同じ) 柳田民俗学の学問的特質1 -連ねる論理、他-  同 上
第4回目
(第2回目に同じ) 柳田民俗学の学問的特質2 -都鄙連続体論-  同 上
第5回目
ハレ・ケ・ケガレにみる都市と農村 文化概念としてのハレ・ケ・ケガレ①  同 上
第6回目
(第5回目に同じ) 文化概念としてのハレ・ケ・ケガレ②  同 上
第7回目
(第5回目に同じ) 文化概念としてのハレ・ケ・ケガレ③  同 上
第8回目
都市とムラの文化的関連都市とムラの歳時記① -歳時記の意味-  同 上
第9回目
(第8回目に同じ)都市とムラの歳時記② -閻魔参り-  同 上
第10回目
(第8回目に同じ)都市とムラの歳時記③ -コトヨウカ-  同 上
第11回目
(第8回目に同じ)都市(江戸・東京)の祭礼①  同 上
第12回目
(第8回目に同じ)都市(江戸・東京)の祭礼②  同 上
第13回目
(第8回目に同じ)都市とムラの祭礼-ビデオによる検証-①  同 上
第14回目
(第8回目に同じ)都市とムラの祭礼-ビデオによる検証-②  同 上
第15回目
全体のまとめ学期末試験自筆ノート、配布プリントに限り持込可能とする

教科書
特に使用しない(必要に応じてプリントを配布する)
参考文献
八木橋伸浩『都市周縁の考現学』言叢社、宮田登『江戸歳時記』吉川弘文館、柳田国男『都市と農村』(定本柳田国男集16)筑摩書房、江都天下祭研究会・神田倶楽部編『四00年目の江戸祭礼』武蔵野書院 ※その他、必要に応じて講義時に随時指示する
成績評価方法
学期末試験(受講者数によっては学期末の論述試験を課題レポート提出に変える場合もある)に授業参加度・貢献度を加味して評価する
そのほか受講者への指示/メッセージ
講義を受講する際に必要なことは板書をノートに写し取るだけではない。必要な情報は常に耳からも仕入れ、これをメモする集中力が不可欠である。この点を常に留意し講義に臨んで欲しい

更新日:01/08/2008
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