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プロジェクト演習IB

科目
プロジェクト演習IB
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
64018
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 月/78
単位数
2単位
担当者名
渡邉 正彦
授業の概要
明治以降の日本の近代文学作品について学生自らがリサーチの上、発表を行い、その内容について全員で討議していく。今回の演習では芥川龍之介の作品を取り上げる。発表者は必ずレジュメ(発表用の資料)を作成する必要がある。また必要に応じて、学外でフィールドワークを行う。
到達目標
小説の作られ方を念頭に置きながら、文学作品の解釈のポイントをおさえ、具体的にアプローチしていく方法を身につける。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
文学作品の解釈の方法 作家論・作品論・状況論について以前に読んで印象に残った日本近代の文学作品について、解説できるようにしておくこと。
第2回目
芥川龍之介について 芥川の生涯・作品・思想以前に読んだ芥川の作品の印象について、まとめておくこと。
第3回目
下人の行方―「羅生門」(1) 「羅生門」についての発表、その内容に関する質疑応答。発表者以外の学生も、テキストを必ず読んで、授業にのぞむこと。
第4回目
下人の行方―「羅生門」(2) 前回の発表を受けて、さらに作品について全員で読みを深めていく。前回授業で提出された問題点について、各自が考えてくること。
第5回目
傍観者の利己主義―「鼻」(1) 「鼻」についての発表、その内容に関する質疑応答。発表者以外の学生も、テキストを必ず読んで、授業にのぞむこと。
第6回目
傍観者の利己主義―「鼻」(2) 前回の発表を受けて、さらに作品について全員で読みを深めていく。前回授業で提出された問題点について、各自が考えてくること。
第7回目
観念化された理想―「芋粥」(1) 「芋粥」についての発表、その内容に関する質疑応答。発表者以外の学生も、テキストを必ず読んで、授業にのぞむこと。
第8回目
観念化された理想―「芋粥」(2)前回の発表を受けて、さらに作品について全員で読みを深めていく。前回授業で提出された問題点について、各自が考えてくること。
第9回目
生活と芸術―「戯作三昧」(1)「戯作三昧」についての発表、その内容に関する質疑応答。発表者以外の学生も、テキストを必ず読んで、授業にのぞむこと。
第10回目
生活と芸術―「戯作三昧」(2)「戯作三昧」についての発表、その内容に関する質疑応答。前回授業で提出された問題点について、各自が考えてくること。
第11回目
生活と芸術―「戯作三昧」(3)これまでの発表を受けて、さらに作品について全員で読みを深めていく。前回授業で提出された問題点について、各自が考えてくること。
第12回目
芸術至上主義の本質―「地獄変」(1)「地獄変」についての発表、その内容に関する質疑応答。発表者以外の学生も、テキストを必ず読んで、授業にのぞむこと。
第13回目
芸術至上主義の本質―「地獄変」(2)「地獄変」についての発表、その内容に関する質疑応答。前回授業で提出された問題点について、各自が考えてくること。期末レポート課題提出
第14回目
芸術至上主義の本質―「地獄変」(3)これまでの発表を受けて、さらに作品について全員で読みを深めていく。前回授業で提出された問題点について、各自が考えてくること。
第15回目
作家とは何か作家芥川龍之介の像の再検討期末レポート回収

教科書
『芥川龍之介全集 Ⅰ』・『芥川龍之介全集 Ⅱ』ちくま文庫
参考文献
三好行雄『三好行雄著作集 第3巻 芥川龍之介論』 筑摩書房
その他、授業中に必要に応じて支持する
成績評価方法
発表の内容、授業への参加度、および期末のレポートを総合して判断する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
発表は一回で終了するとは限らず、担当した部分の問題が整理されるまで行うのでそのつもりで。

更新日:01/22/2008
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