検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

漢文学

科目
漢文学
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
24020
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 月/56
単位数
2単位
担当者名
中村 聡
授業の概要
中国古典語(所謂漢文)の基礎的な読解力の養成と、中国の文化的背景に一定の理解を得ることを目的とする。具体的には訓読法を用いての中国古典文解釈に主眼を置くが、どうしてそのような訓読が成立し得るかということを考えていきたい。
到達目標
テキスト進度分の中国古典文(漢文)を、①きちんと文型を把握したうえで、②正確に訓読し、③助字を正しく理解し、④書き下して、⑤現代日本語訳できるようにする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
概説 文言文とは何か。句読と訓読について 次回講義の指定箇所をノートに転写し、授業時に適宜添削する。
第2回目
語法解説① 基本句形①同上
第3回目
語法解説② 基本句形②同上
第4回目
語法解説③ 基本句形③・助字同上
第5回目
語法解説④ 助字同上
第6回目
応用演習① 史書類概説を読み、各類の特徴を知る。次回講義の指定箇所をノートに転写し、訓点をつけ、書き下し、現代日本語訳をしておき、授業時に適宜添削する。
第7回目
応用演習② 史書類同上
第8回目
応用演習③史書類同上
第9回目
応用演習④詩類同上
第10回目
応用演習⑤詩類同上
第11回目
応用演習⑥詩類同上
第12回目
応用演習⑦思想類同上
第13回目
応用演習⑧思想類同上
第14回目
応用演習⑨思想類同上
第15回目
期末試験

教科書
○『中国古典文学二十講-概説と作品選読』白帝社 八木章好 ○『社会人のための漢詩漢文小百科』大修館書店 田部井文雄 ○『新字源』 ○その他、「原稿用紙罫ノート」を必ず使用すること
参考文献
必要に応じて指示する。
成績評価方法
授業参加意欲を評価対象とする。(30%)中国古典文(漢文)を正確に訓読し、書き下し、現代日本語訳できる能力を評価する。(70%)
そのほか受講者への指示/メッセージ
○予習として、①各文をノートに転写し、②訓点(返点・送りがな)を施し、③書き下し文に直し、④現代日本語訳してくること。授業の際には、指定した漢和辞典『新字源』およびハンドブック『社会人のための漢詩漢文小百科』を必ず携帯すること。○漢字は漢民族の言語を表記するための文字である。日本人も漢字を借用しているが、同じ文字であっても日中両国の間に概念の差があること忘れてはならない。「国語古典の中の漢文」ではあるが、外国の文字である漢字で綴られた中国古典文(漢文)はあくまでも外国語であるという認識に立って、中国古典文(漢文)を読み解く方法を練習してほしい。

更新日:01/12/2008
検索トップページ担当別50音一覧